「シャルバ・・・手前今・・・なんて言った?!」
一夏は可奈美を抱きしめながらそう言うと紫・・・いや、シャルバは一夏に対して
こう答えた。
「貴様の耳は飾りか?私は言ったはずだ、只の実験動物だと。」
それを聞いて一夏は・・・ぶちっと切れてスラスターを全開にしてシャルバ目がけて
飛び上がった。
「シャルバーー!!」
「喧しいぞ織斑一夏、今は貴様と遊ぶ時間が惜しい。」
そう言うとシャルバは御刀を腰から1本抜くと・・・ズバッとクロー目がけて
叩きつけると火花が散りガキがキと激突していた。
「お前ーー!!」
「言ったはずだ、貴様とは遊んでいる時間など無いし何よりも私は・・・下にいる
実験動物を回収しに来たんだ。」
シャルバはそう言うともう1本の御刀を抜くと刀身の切っ先から魔法陣らしき
其れが出てきて展開していった。
ーーな・・・何あれ?
ーー折神 紫の背中に羽があってそしたら何だかアニメとかで出てくる魔法陣が出てきてそんで・・・ああもう訳わからないよおおおおお!!
ーー私達一体・・・何見ていてッて・・・ちょっと待って・・・親衛隊とか
あの鎌符女学院の子の様子・・・可笑しくない?
ーーあれ・・・本当だ、何か苦しんでって・・・胸から魔法陣が出てきた!
ーーちょっと待って!あの子達から・・・ノロの気配を感じるんだけどって・・・
スペクトラムファインダーに反応が出てるんだけど!?
「が・・・・あああ・・・!」
「うぐう・・・何ですの・・・これは。」
真希は苦しみながら何が起きているんだ思って居ると寿々花は自身の胸元にシャルバが出した魔法陣と同じものが出て来たのに気づいて何なんだと思った瞬間に・・・全身からノロの力が溢れ出し始めたのだ。」
「うう・・・・ああああああああああああああ!」
「何・・・これ・・・がああああああああああああああああああああああ!」
夜見と沙耶香はその溢れ出すノロの力に圧倒されてしまい体の言う事が
効かなくなっていくのを感じると一体何でと考えていると・・・溢れ出したノロの力から巨大な目が出てくるとそれらが彼女たち全員を飲み込んでその体が変わり始めたのだ。
稼働装甲兵装の装甲と自身の体が溶けて一つになるような感覚に襲われるような
感じの中更にその肉体も変わり始めたのだ。
真希の持っていたロボット・アーム・メイスが右腕に、そして左腕に
巨大なキャノン砲が出てきて顔面がロボットのバイザーの様に変わって行き頭部には
甲虫のような角が生えてきたのだ。
寿々花は頭部のロケットの様な丸みの有った場所に幾つもの鋭い剣山の様に出てきて
それが全身に行き届くだけではなく脚部のブースターが融合して巨大な
ロケットエンジンに変わったのだ。
夜見は右肩部にあった放水ユニットが蛇の様にうねり始めると今度は腕部にあった
伸縮式レイピア迄もが同じ様に蛇になっていきまるで・・・ノロの様な化け物にへと
姿を変えた。
沙耶香の場合は両腕にキャノン砲が付属され更にキャタピラーも踝ら辺に増設され
頭部の機関銃は更に大型になり装甲は更に強く重くなっていた。
最後に尻尾にはミサイル発射菅が更に強く・・・協力になっていた。
それぞれがまるで化け物の様な風体になり最早人と言う形状ですら無かった。
それを見たマシュはこれは一体と呟くと・・・シャルバは紫の見た目でこう言った。
「よく見るが良い下等な猿共よ、これこそが哀れにも身の程にも知らずに力を
追い求めた者達の末路だ!だが我々悪魔はそれ程悪魔でもない。我らの軍門に降れ!!
真なる魔王である我らと共に世界をこの手にしようではないか!?」
そう言うと一夏がシャルバに対してこう言った。
「誰が・・・誰が御前みたいな屑に誓うかよ!」
「成程な、まあ元から舞草には仲間になってくれるとは思ってなかったが・・・
貴様らはどうだ?私に降れば今以上の力が手に入るぞ?」
シャルバは鎌符女学院の生徒達に向けてそう言うとざわざわと少女達は何やら
どうするべきかと言っている中・・・高津はシャルバに対してこう聞いた。
「紫様・・・一体何を言っているのですか?・・・・私たちの・・・刀使師である
目的を棄てて迄何をなさるべきなのですか!」
そう聞くとシャルバはこう答えた。
「聞いてなかったか?先ずはこの世界を我々の支配下に置くことだ。」
「支配ではありません!私たちはこの国を嘗ての・・・私たちが受けた
あの時の無力感を今の世代に味合わせないためにノロの力を研究し投薬し
生き残らせるために今迄頑張ったのに・・・そのような事をして何の得になるのですか!沙耶香!こちらに戻って来なさい!!命令ヨ沙耶香!?戻りなさい!」
そう言うが沙耶香は身動ぎもせずに立ったままでいると無駄だとシャルバは
高津に対してこう言った。
「今こいつらは私の操り人形だ、その程度で私の支配に抗えるわけではない。」
「支配・・・そんなの・・・私は只・・・私の様な不幸を沙耶香に・・・!」
高津の現状を見てシャルバはふんと鼻息荒らすと一夏を一瞥してこう言った。
「織斑一夏、貴様との雌雄は何れ付けよう。だが私にはやる事があってな・・・ここで失礼させて貰うぞ。」
「逃げるのか!」
「逃げんさ、私には色々とやらなければならない事がある物でな・・・1週間やろう。その時まで力を万全にすることだな。」
シャルバがそう言うと朱音が出てくるとこう言った。
「姉さん・・・紫姉さん!」
そう言うとシャルバは・・・こう言った。
「紫。ああこの体の名前か・・・今やこの体はこの私・・・
・・・・・真なる魔王『シャルバ・ベルゼブブ』の物だ!
今この映像を見ている者達よ・・・1週間後にまた会おう。」
シャルバガそう言うと同時に転移魔法で全員が・・・消えて行った。
そして相模湾では・・・ある事件が起きていた。
『こちら相模湾警察!ノロが・・・ノロが突如として大量に現れた!!
救援を乞う!救援を!』
相模湾一帯が・・・ノロによって制圧されたのだ。
次回はその後。