その後色々と議員たちに話し込んだが正直な話・・・進展など無いに等しいであった。
多くの議員達は誰が責任を取るんだという責任転嫁か或いは一夏とマシュの持っている
ISや多くの技術を独占して自分達の利益にしたいという面々が多くあり其の為か話し合いは事務的なものと作戦における簡単な説明で終わらせて・・・残ったのは少数の議員と
自衛隊、そして伍箇伝の面々だけであった。
今彼らは別の部屋で作戦の打ち合わせをしていた。
「それではここからは私が作戦の説明を行うよ。」
フリードマンはそう言って明かりを消して・・・作戦会議を始めた。
「マシュ君から聞いたとおりだと思われるが折神家一帯は巨大な結界が
張り巡らされていて物理攻撃は不可だと言うのは知っているね。」
「ええ・・・ですが突破出来るとも言ってました。」
若い議員の一人が手を上げてそう言うとその通りとフリードマンはそう言って
こう続けた。
「突破するためには彼女のISの力が必要とするのだ、そして魔力炉の接続は精密且確実に行う必要がある。だが彼女と一夏君だけで突破させるのは戦力不足だし何よりも・・・例えシャルバが異世界から来たとしても我々と奴との関係は20年も続く因縁なんだ、
其れをここで断ち切り尚且つ我々全員でやらなければいけません!」
最後らへんフリードマンはそう言って・・・すみませんと言い終えてから座るが全員は辛い表情となっていた。
20年前と言えば伍箇伝の面々は刀使師の現役で若い議員たちは
まだ小学生くらいの年頃で可奈美達に至っては生まれてもいなかった
その当時を知る者としては辛い事であった。
すると朱音が立ち上がるとこう続けた。
「彼女の魔力炉は接続する事で結界を突破することが可能となっておりますが・・・
もしかしたらそれを巨大な輸送機にも接続する事は可能ですか?」
朱音がフリードマンに向かってそう聞くと・・・フリードマンはその通りですと
少し笑みを浮かべてこう答えた。
「その通りです、既に機体については・・・用意出来ていますよ。」
そう言うと恩田に何か操作を支持すると恩田は了解と答えて・・・その映像が出た。
「旧日本軍が使っていた『二式大型飛空艇』を使います、当時使われていた機体の
外装だけ似せたプロパガンダの機体を我々が改修している最中だ。最大積載重量2トンの爆弾をも搭載することが出来るこいつを稼働装甲兵装の降下システムとして
再調整する事で最大8機を格納することが可能となっているが後方の機関銃
装備ユニットの部分にマシュさんの機体を置くことで最大9機として入れることが可能となりました。コチラハこれで良いのですが・・・問題はこっちです。」
そう言って次の映像を見せるとそこに映っていたのは・・・既に幾つもの施設が崩壊しあちこちで火の気が上がっている鎌倉であった。
「問題は禁足地の場所から出てきた・・・この砲兵型ノロと騎兵型ノロです。」
そう言うと映像に映り出したのは・・・大量の騎兵型と砲兵型のノロである。
「又もや現れたこいつは大勢を殺しそして傷つけさせて鎌倉から人々を
追い出しました、目的が何なのか不明ですが一つ言えます・・・シャルバが今この時姿を現した事と今回の鎌倉での騒動は偶然とは私にはそう思えません。」
フリードマンがそう言うと若い議員は立ち上がってこう言った。
「ですが戦力は・・・どうするのですか!たった9人に日本の運命を託すのですか!」
「・・・そうです、ノロと同じ力を持っているであろうシャルバに対抗するためには
御刀を持つ彼女達と・・・奴との戦いを良く知る一夏君とマシュさんの力が
必要となります。」
「ですが未だ・・・子供に・・・自衛隊の援護は無いのですか!」
そう聞くと自衛隊の隊員がこう答えた。
「・・・其れも無論考えましたがあの結界のエネルギーを予測すると戦車の大砲では
びくともしない事が分かりました、今我々が出来る事と言えば・・・彼女たちが乗る
二式飛空艇を無事に折神家に着陸させる事だけです!その支援の為に我々は戦闘機部隊を配置させ護衛部隊として同行させるつもりです!!」
そう言うとでは次にと言って・・・折神家突入部隊の人選を朱音は告げた。
「突入部隊は以下の9名とします、『衛藤 可奈美』、『十条 姫和』、『益子 薫』『古波蔵 エレン』、『米村 孝子』、『小川 聡美』、『織斑 一夏』、
『マシュ・キリエライト』そして・・・『柳瀬 舞衣』さんです。」
「!待ってください朱音様!!私は稼働装甲兵装を持っておりません!?」
其れに私の実力ではと言うといいえと高津は舞衣に対してこう答えた。
「・・・貴方の稼働装甲兵装『オーディン』は紫様が運んできた際に予備パーツも
持ってきました、貴女が舞草に保護された際私たちが再調整しました・・・
今は舞草に預けて戦闘に備えて整備中です。」
「ですが私は・・・あれを使えたのはノロの力で」
そう言うといいえと江麻は舞衣に対してこう答えた。
「貴方の実力は既に稼働装甲兵装を持つに十分な実力があります、只貴方は自分に
自信が無かっただけ・・・自身を持ちなさい。」
それを聞くも舞衣は自分に対して自身が無い様な感じであったが為可奈美は
心配している中ある事を考えていた。
「(今度は私が誰かを導く番なんだ!)」
次回はその後。