あの後一夏と刃更は別れると刃更はある所へと向かう。
それは楯無の情報から簪が足蹴に通う整備へと向かった。
しばらく歩いていると確かにそこにいた。
刃更は彼女を少し見張っていると刃更はこう思った。
「(確かに似ているなあ、楯無さんに。それでも何か何処かで諦めみたいなものが漂っているっていうか・・・昔の俺みたいだな・・・あそこから追放されたときの俺みたいに・・・何とかするか。)」
同族嫌悪というか、何かしらのシンパシーを感じ取ったのか刃更は彼女のいる整備室に入った。
「おおい、ちょっといいか?」
「!!」
刃更の声に簪はキーボードを打っている手を止めて後ろを振り返るとこう言った。
「・・・東城 刃更。」
「俺の事知っているのか?」
「知らないほうが不思議。世界で2人しかいない男性IS操縦者、代表候補生を倒した1人にして副生徒会長になった人でしょ。」
「そうか?俺よりも一夏の方が話題性があるだろう?」
簪の言ったことに対し刃更は一夏の方が強いということを話すと
簪は俯いてこう続けた。
「・・・彼は凄いよ・・・お姉ちゃんみたいに・・・」
「はあ、何言って・・・」
「だって彼は他の専用機乗りよりも強いし代表候補生を2,3分足らずで
倒すほどだし、この間のクラス対抗戦なんて私何もできなかったし・・・」
「おいおいその時あんたは部屋に閉じ込められてたんだろ?それにあの時俺も
何もできなかったんだぞ。」
「それでも!!私はあの時何かできた!!あの人だったら絶対出来てた!あの人なら・・・!???」
刃更の言葉に簪は興奮しながら答えると足元がおぼつかなくなり倒れるところで刃更は一足早く抱えると簪にこう聞いた。
「お前飯とかどうかしてるか!?」
すると簪がある方向を指さすので見てみると・・・
大量のカロリーメイトとゼリー飲料があった。
「・・・あれじゃあそうなるな。」
刃更が呆れるよう言うと簪をお姫様抱っこしてそのまま整備室へ出ようとした。
「!!離して!!」
「お前離すとまた整備室に入り浸るだろ。IS操縦者ってのはな何があってもいいように最善のコンディションを保たなければならないって織斑先生が言っていたぞ。・・・
それにたまには外の空気を吸わなきゃいい考えなんて1つも出ねえよ。」
刃更はそのまま簪を抱えたまま食堂へと向かうがその間簪は暴れているが刃更は当たらないように躱しながら向かい着いたときには簪はと言うと・・・「許さない・・・許さない・・・許さない・・・。」と顔を赤くして唇を噛みしめながらそう言った。
そしてそのまま刃更と簪はカウンターに入ると刃更は簪にこう聞いた。
「簪、カレーと今日の定食のチキン南蛮どっちがいい?」
「私、肉嫌い・・・。」
「じゃあ、海鮮丼にするか?」
「・・・うどんがいい。かき揚げ付きの。」
「んじゃ俺はラーメンにするか。」
その後刃更と簪は席を探そうとすると言うと一夏達が刃更達を見つけたため2人を
同じ席に呼んだ。
その後一夏達は簪に自己紹介した後簪が一夏にこう聞いた。
「ねえ聞きたいの・・・あなたはどうして強いの?どうしてあんなに強い人の姉だって言われても悔しくないの・・・?」
「俺は・・・強くないよ。」
「え?」
「俺が強いって見えるならそれは多分・・・俺自身がなりたい自分を
想像できるからって思うんだ。それに姉についてだが俺からすれば世間じゃ知られてない千冬姉を知っているからなんだと思うんだ。だから俺はそう言うことを知っているからこそ支えてやりたいって思うし、それに超える相手が目の前にいるなら目指す価値があるってもんだろ。」
「誰も知らない・・・姉。」
「それに私も兄がいるがどちらかと言えば兄弟子ってところだし私からすれば一夏と同じ意見だ。」
「私は姉がいるが誰これこれ構わず迷惑かけるから溜まったものじゃない。お前の姉がうらやましいよ。」
一夏の言葉に続くように唯依と箒もそれぞれの意見を述べた後簪にこう言った。
「なあ簪、こう言っちゃなんだけどもよ・・・お前はお前何だ。更識 楯無じゃない、更識 簪なんだ、堂々としろよ、それにお前の姉期のせいで俺がどれだけ迷惑だったかわかるか?あの人のファーストコンタクトなんて裸・・・」
刃更の言葉を遮るように携帯電話からメールが届いたので
見てみるとこう書いていた。
『刃更君へ・・・訓練3倍ね♡ 更識 楯無』
「何でだよ!!」
どこかで聞いてたのかよというくらいの内容だった。
2年の食堂
楯無が携帯電話の操作を終えると傍にいたフォルテがシチューを
食べながらこう聞いた。
「何があったんすか楯無?」
「ちょーーっと警告をね・・・ウフフフフフフフ。」
「??」
楯無の不穏な笑い声が響く中彼女は野菜炒めを食べていた。
戸に口あり
壁に耳あり