薄暗い雑居ビルのある一室…
そこは、ヴィラン連合の隠れ家だった
そこにはbarカウンターがあり、barの中では黒霧が
コップを吹きつつ…
目の前に座る死柄木弔を見ていた
「ハァ…。」
死柄木は大きなため息をつくと、グラスに入った酒を飲み干した…
そして、グラスをカウンターに置くとまた大きくため息ついた。
「どうしたんです?死柄木弔?なにか嫌なことでも?」
「あぁ?嫌なこと?これに決まってんだろ?」
死柄木はそう言うと、新聞を掴み黒霧の方に向けた。
そこには、ダークナイトの来日の記事とオールマイトとの会談について書かれていた。
「オールマイトみたいなやつがまた街に増える…。
それだけでもイライラする」
そう言うと、死柄木は首をガリガリとかき始めた
黒霧は少し困った表情を見せたあと、ため息を付き言った
「仕方ありませんよ…。死柄木弔…。
ダークナイトとオールマイトは旧知の仲…。
ましてや、あの治安の悪いゴッサム・シティの守護しているヒーローですから…。」
「嗚呼…。こいつも壊してぇなぁ…。無茶苦茶にぃ…!」
死柄木がそんな言葉をこぼした瞬間!
急に入口の扉が開かれた!
「そいつには、同感だな!小僧!グアー!グアッグクアグア!」
「おいおい…。勝手に入っていくなよぉ…。」
扉の所には、義爛と1人の小男が立っていた
その男は、シルクハットを被り
片眼鏡をかけ、片手には黒い傘を持ち
服は燕尾服を着ていた
「おい…!黒霧ィ…!なんだぁ?こいつぁ?」
その小男を見た死柄木が苛立たしく
言葉を荒らげながら黒霧の方を見た 。
「我々が計画している雄英襲撃計画…。
オールマイトだけなら、脳無だけでどうにかなったんですが…。
ダークナイトが来日した事により…少し計画が変更になりまして…。
ダークナイトと対峙した事ない我々よりも
普段戦っておられるヴィランを雇えば、確実性が増すかと思いまして
先日…彼らを脱獄させました」
黒霧の言葉に死柄木は黒霧を睨むと
手を大きく広げながら黒霧の方に向けて言った
「おい…!黒霧ィ!計画変更だと?誰が計画を変更したんだァ?
何で?俺に黙ってたんだぁ?」
死柄木の言葉に黒霧はすぐ言い返した
「全ては…先生の指示だからです…。」
「先生が…!チッ!」
すると、義爛が煙管をふかしながら言った
「話はまとまったかぃ?」
黒霧は義爛を見ると言った
「まずは、この紳士小男の名は…ペンギン。
ゴッサム・シティの武器ブローカーにして、ペンギンファミリーのボスだ…。」
「オズワルドだ!宜しくな!小僧!」
ペンギンはそう言うと、死柄木に近づき片手を突き出した
「あん?なんの真似だ?チビのおっさん?義爛から聞かされてねぇのか?」
「なんでェ?握手も知らねぇのか?最近の小僧は?」
「俺の個性は義爛から教えられてねぇのか?」
「まっ!いいじゃねぇか!
これからのパートナーとは握手しとくべきだぞ?小僧!」
ペンギンはそう言うと、死柄木の手と握手したその瞬間…!
ペンギンの片手の革手袋がボロボロに崩壊した
「おお!こいつぁ…!すげえ威力だ!」
ペンギンは面白げにボロボロになった革手袋を見ると、目を輝かせた
義爛は、さらに言った
「フゥーーッ。おぅい…。あんたも入ってくれ」
すると、入口の外から異様な男が入ってきた
その男は片方は白、片方は黒のスーツを着て
片手にはコインを大切そうに弄び
顔は片方はイケメンだが、もう一つの片方は焼け爛れて
見るに堪えない顔だった
「この二面男の名は…。トゥーフェイス…。
ゴッサム・シティでのトゥーフェイスファミリーのボスだ」
すると、トゥーフェイスは死柄木の前でコイントスをするといった
「こいつらと手を結ぶべきか…?いや、こいつらを殺すべきだ!
あの憎きコブルポットもいる…!さらにあのクラウンも!
しかし、こいつらと手を結ばなければ…ダークナイトを倒せない!」
トゥーフェイスの言葉にイラついたのか
ペンギンは憎まれ口を叩いた
「俺だって、お前とは手を結びたくは無いさ!ハービーィ!
そして、あのピエロともな!
だが!この絶好の機会だ!失敗はしたくねぇ!」
「うるさいぞ…!コブルポットォ!
このコインでお前の運命も占ってやってもいいんだぜ?」
「やって見ろ!この二つ顔野郎!」
「なんだと…このチビが!」
ペンギンとトゥーフェイスが喧嘩しそうになった瞬間
黒霧が黒いモヤでトゥーフェイス達を止めた
「いい加減にしてください…。二人共、これ以上は危険です…。」
「ふん!」
「けっ!」
死柄木はトゥーフェイスを見ると言った
「それで?あんた達は何が出来るんだ?」
「あぁ~っと、それ何だが…。その前に面白い物を見せてやるよ…」
義爛はそう言うと外から手で下げれるTVを持ってきた
そのTVには緑色の?が書いてあった
「よいしょっと…。実はな…この二人の他に
もう2人来る予定だったんだが…
少しアンタらに見せたいもんがあるってんで、1人は街に行っててな?
それに、この2人のファミリーの構成員の力をアンタらに見てもらう為に少し街で暴れるんだと…。
それでこいつで見せてやってくれって頼まれてんだ…」
義爛はTVに電源をつけた
さらに、死柄木は義爛の言葉に目を大きく開きながら
TV画面を見つめるのだった
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