雄英でピエロは嗤う   作:ヨシフ書記長

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USJ事件を起こす前に少し伏線を…


USJ襲撃事件前(Side ヴィラン)

ヴィラン連合の隠れ家で死柄木とジョーカーは顔を合わせていた。

 

「ヒヒヒヒヒ!お前がMr.死柄木か?いい目をしてるぜ!それにその顔を覆ってる手はいいジョークだ!ヒャー!HAHAHAHAHA!」

 

ジョーカーは死柄木を見るとそう言った。ジョーカーの反応に死柄木はムカつきながら言った。

 

「てめぇ…バカにしてるのか?今すぐにでも殺してやろうか?」

 

手をジョーカーに向けながらそう言った。その様子に慌てて黒霧は言った。

 

「落ち着いて下さい!死柄木弔!バットマンを倒すには彼との協力が何よりも必要なんですよ!」

「黙れ!黒霧ぃ…!父さんを馬鹿にされて黙ってられるかよォ…。」

「ヒヒヒヒヒ!若いってのはいいねぇ!殺る気に満ち溢れてやがるなぁ!」

 

黒霧に止められている死柄木を見て、ジョーカーは笑っていた。

そんな様子にペンギンはジョーカーに言った。

 

「おい!いい加減にしねぇか!クラウン!こいつは俺らと同盟を組む奴だ!こいつをおちょくるんなら、今ここでお前を殺してやろうか?」

 

ペンギンはジョーカーに傘を向けながらそう言った。ジョーカーはその様子に笑いながらこう言った。

 

「ヒヒヒヒヒ!ただのジョークさ!オズワルド!俺は人見知りだからなぁ?少しでも和やかなムードにするにはジョークの1つや2ついるもんだ!」

 

ジョーカーはそう言って笑うと死柄木を見て言った。

 

「さっきのジョークが気に入らないんなら謝るぜ!Mr.死柄木!ヒヒヒヒヒ!」

 

ジョーカーはお辞儀を深々とするとそう言った。

黒霧は死柄木をなだめながらこう言った。

 

「では、我々の目的を明確にしましょうか。私達の目的はオールマイトの抹殺、そしてあなた達はバットマンを殺す事…。それでいいですね?」

 

黒霧の言葉にジョーカー達は頷きながら答えた。ペンギンは黒霧を見ながらこういった。

 

「少しいいか?」

「何でしょう?」

「あの平和の象徴(オールマイト)とやらだ!あいつの個性の威力が尋常では無いのはあのテレビ局のガラスを吹き飛ばしたのを見たのでわかった!俺もアレを見て、アイツへの対策はゴッサムから連れてきた!お前らもそんな対策をしているのか?」

 

ペンギンの言葉に黒霧はこう言った。

 

「オールマイトへの対策ですか…。そうですねぇ…お見せいたしましょう…。」

 

黒霧は黒いモヤになるとモヤの中から脳無が出てきた。

 

「なんだ?こいつは?」

 

トゥーフェイスは脳無を見ながらそう言った。黒霧は脳無を見ながらこう言った。

 

「彼は対オールマイト用の改造人間。オールマイトの一撃にも耐えれて個性を複数を持つ(・・・・・・・・)"改人"です。」

「ありえん…。そんな事をするとは…。」

「…!複数の個性だと?そんな事が可能なのか?」

 

黒霧の言葉にトゥーフェイスは絶句した表情で脳無を見た。ペンギンは目をキラキラさせながらそう言った。ジョーカーは脳無を見ながらこう言った。

 

「ヒヒヒヒヒ!これがお前らの切り札ってとこか!これをドールメーカーやピッグの奴に見せたらアイツら喜びまくるだろうなぁ?HAHAHAHAHA!」

「ドールメーカーとは?」

 

ジョーカーの言葉に黒霧は反応した。ジョーカーはその様子に笑いながらこう言った。

 

「俺様が襲ったテレビ局の連中を化物に変えた奴らさ!ヒヒヒヒヒ!

アイツらならもっとコイツを化物に出来るぜ?ヒャーッ!AHAHAHAHA!」

「ほう…。それは…」

 

ジョーカーの言葉に黒霧は少し考えこんだ。ジョーカーは脳無を見ながらまたこう言った。

 

「それにしたって!コレがお前らの対オールマイトの策か!なら、俺様の対平和の象徴を見せてやるぜ!」

 

ジョーカーの言葉に黒霧はハッとしてこう言った。

 

「対オールマイト…?」

「おぅい!入ってこいよ!ヒヒヒヒヒ!」

 

ジョーカーの言葉に入口のドアがガチャっと開いた。

入口から入ってきたのは何かのタンクを担いだプロレスラーのような男だった。男はジョーカーにこう言った。

 

「俺を待たせるとはいい度胸だな?ピエロ野郎…?」

「ヒヒヒヒヒ!そう言うなよ!ベイン!少し会議が白熱していたからさ!サプライズは一番最後の方がいいだろう?」

 

このヴィランの名はベイン!

個性はジャンキー・マッスル!

薬物を体に入れると体がムキムキなるぞ!特にベイン専用に開発された違法薬物を体に入れると尋常ではない力が手に入る!バットマンを一度再起不能にした事があるぞ!

 

「クソッタレが!」

 

ベインはそう言うとジョーカー達の前にタンクを置いた。

黒霧はこれを見ると言った。

 

「これは?」

「ん?ただの身体能力活性剤さ!ヴェノムって言うんだぜ?ベイン!見せてやってくれ!」

 

ベインは手についたダイヤルを回した。すると、みるみるうちにベインの体が大きくなっていった。天井にベインの頭がつくかつかないかの所で大きくなるのが止まった。

 

「ガァァァ!」

 

ベインは雄叫びをあげながら黒霧達を見た。黒霧はベインを見上げながら言った。

 

「この薬品は…どれくらいあるんです?」

「これか?タンクローリーぐらいはあるぜ?ヒヒヒヒヒ!」

「少し分けては貰えませんか?」

「ああ!構わんぜ?何しろ…俺らは仲間だもんなぁ?ヒヒヒヒヒ!」

 

ベインは脳無を掴むと持ち上げた。

 

「おい!何をする気だ!おい!ピエロ!あの筋肉野郎を止めろ!」

 

死柄木はそう言ったがベインはもがく脳無の頭を握り潰して、背骨をボキボキに折ると叫んだ。

 

「こんな弱っちぃのでオールマイトってのは倒せるのか?安心しろ…オールマイトって奴は俺が殺してやる。そして、懸賞金も俺のモノだ!グワハハハハハ!」

 

ゴリラの様に胸を叩きながらベインはそう言った。黒霧は目の前でピクピクして倒れてる脳無を見ながらこう言った。

 

「まだまだ…改良の余地はありますね…。」

「すまねぇな!ヒヒヒヒヒ!あいつは脳筋だからよ!」

 

ジョーカーはおどけながらそう言った。少し時間が経つと脳無は復活した。

 

「…!!回復の個性か!」

 

その様子にペンギンは驚きの声をあげていた。黒霧は少し間を起きながらこう言った。

 

「さて、話を戻しましょう。今日から二日後にオールマイトが教鞭を持っている雄英高校である授業があります。」

 

黒霧はテーブルに雄英高校のカリキュラムを置いた。

 

「その授業は校舎から離れた所で行われるのでこの時を狙います。」

「ほう…。ファイヤーフライを邪魔したヒーローも先生なのか…。」

 

トゥーフェイスをカリキュラムを見ながらそう言った。

 

「成程な!他のヒーロー共が少ない時にオールマイトだけを狙うのか!グワーッ!グワッグワッグワッ!」

「その通りです。しかし、この雄英高校に侵入するには高度な防犯設備をどうにかするしかありません。」

「流石はヒーローを夢見るガキの通う学校だな…。」

 

トゥーフェイスはそう言いながらコイントスをした。

 

「そこで私の出番だろう?」

 

急に声が響いた!ペンギン達はギョッとしながら辺りを見渡した。

ジョーカーはその様子を笑いながら壁に備え付けられた画面を見て言った。

 

「ヒヒヒヒヒ!おやぁ?エディ君じゃねぇか!俺らの会話を盗み聞きかい?」

「煩いぞ!ピエロ!この天才の私にかかれば他人の会話を盗み聞きするなど簡単な事だ!」

「…。Mr.リドラー…本当に雄英バリアを取り除けるのですか?」

 

黒霧は画面に映るリドラーにそう言った。リドラはこう言った。

 

「ふん!あんな防犯設備なんぞ。天才の私にかかれば簡単な事だ!

クロスワードを解くぐらいにな!どうせなら、今スグにでもあの学校のコンピューターを乗っ取てやろうか?」

「それは結構ですとも。しかし、雄英バリアを取り除いてくれるのは有難いです。」

 

黒霧はそう言うとペンギン達を見た。

 

「雄英高校襲撃作戦は以上です。他に何か?」

「これならよォ…?二つのチームに分けるか?オールマイト抹殺チームとバットマンを足止めするチームだ。」

 

ペンギンの言葉に黒霧はうなづいた。それを見てジョーカーは言った!

 

「これで決まったな!ヒヒヒヒヒ!バッツがどう動くかが楽しみだぜ!HAHAHAHAHA!」

 

ジョーカーは笑っていたが壁にあった時計を見ると言った。

 

「ウップス!おやおや…もうショーの時間だぜ!人気者は辛いなぁ?ヒヒヒヒヒ!」

 

ジョーカーの言葉に黒霧はモヤを発生させたジョーカー達はそのモヤに消え行った。

 

ある暗い地下の地下…。

そこにはたくさんのヴィラン達が集まっていた。

 

「「「ジョーカー!ジョーカー!」」」

「「「ペンギン!ペンギン!」」」

 

ヴィラン達は思い思いに声を張り上げながら、ジョーカー達を待った。

すると、黒いモヤと共に死柄木とジョーカー達が現れた!ジョーカーはヴィラン達を見て、笑い声をあげながら言った。

 

「Hello!日本のファンの皆さん!!クフッ!俺様の放送を見てくれたみたいだな!俺様のショーは楽しんでくれたか?ヒヒヒッ!」

 

ジョーカーがそう言うと、ヴィラン達から歓声が上がった。

ペンギンはその光景を笑いながら口にくわえた葉巻を吸いながら言った。

 

「ガハハハ!こんなにも集まるとはな!おい!例のモノを出せ!」

 

ペンギンは黒霧のモヤの方見て、そう言うとモヤからクロックがコンテナを担いで現れた。

 

「おっと!オズワルドおじさんがいい子のお前らにプレゼントがあるそうだ!どんなプレゼントだろうなぁ?ヌハハハハ!」

 

ジョーカーはペンギンを見ながらそう言った。

 

「全員に配るわけじゃねぇぞ?クラウン!俺様は強いヤツにしか興味がねぇ!弱いかもしれん奴に武器を配れると思ってるのか?」

 

ペンギンはジョーカーを睨みながらそう言った。

トゥーフェイスはコイントスをしながら苦々しい表情でそれを見ていた。ジョーカーはそれに気づくと言った。

 

「おやぁ?ハービー?火傷顔をしかめてどうしたんだ?ああ!そうかァ!お前はまだ何もしていなかったもんなぁ?デント検事様は一体これから何をするのかなぁ?ヒヒヒヒヒ!」

 

ジョーカーは挑発するようにトゥーフェイスに言った。

トゥーフェイスはその言葉にコイントスをやめると銃を取り出しジョーカーに向けて言った。

 

「よほど死にたいらしいな?ピエロ?このコインでお前の運命を占ってやろうかァ?」

 

トゥーフェイスとジョーカーの間に険悪な雰囲気が流れたが…

トゥーフェイス達の間にペンギンの傘が割って入ると言った。

 

「おい!ジェントルマン共!俺達は戦争をしにこの国にわざわざ呼び出されたんじゃねぇだろが!この同盟関係もこの国から出たら終わりだが俺達には共通の目標があるだろ?」

 

「おお!そうだったな!ペンギー?すっかり忘れちまってたよ!ヒヒヒヒヒ!ヒャー!HAHAHAHAHA!!」

 

ジョーカーは高笑いしながらそう言った。

すると、ヴィラン達から怒号が聞こえてきた

 

「おい!いつまで続ける気だ?さっさと用件を話せよ!」

 

ジョーカーは笑うのをピタッと止めるとその愚痴を言ったヴィランを見た。

トゥーフェイスはその男を睨みながら、コイントスをするとコインは宙を舞って手の甲に落ちた。ゆっくりと手を開けるとコインの柄を見た…。その瞬間!躊躇なくピストルを抜くとその男に向かって発砲した!しかし、男は笑って言った!

 

「ああ?ピストルで俺を殺そうってのか?無駄だ!俺の個性は頑…え…?」

 

男がそう言い終わる前に弾丸が男の頭を撃ち抜いた!

周りのヴィランはざわついた。

 

「残念だったな?コインはお前が有罪だと言っている…。」

 

トゥーフェイスの個性はコイントス!

相手にコイントスをする事で裏が出れば、個性が2時間の間使用不能になる。表が出れば何も無い。自分に使用すると表だと、身体能力がUpする。裏だと自分も同じく個性が使用不能になる。

 

「さぁて…?他には文句のある奴はいねぇか?いるんだったら…前に出てくるといいぞぉ?ヒヒヒヒヒッ!ただし?出た瞬間!顔にスマイルをうかべる事になるがな?ヒャーッ!HAHAHAHAHA!」

 

ジョーカーは狂気じみた笑い声をあげるとそう言った。

 

「はぁ…あんまり殺すなよ…。さて、お前ら?」

 

死柄木は目の前にいるヴィラン達に向かって話し始めた。

 

「個性を自由に使えず、社会の日陰者になったお前らをこんな事にしたのは誰だ?この間違った世の中か?いいや?違うな?全ての元凶はオールマイトだ…!あいつがこんな世の中にした!しかし、それも二日後には終わる。俺達は雄英高校を襲撃し、オールマイトを殺す!そして、俺達…ヴィランが自由に大手を振って歩ける時代がやって来る!

今の世の中が嫌だと思うのなら俺達に付いて来い!一緒に変えようじゃねぇか…!ヒーローの時代は今日から終わりを告げる…今日からは俺たち(ヴィラン)の時代だ!」

 

死柄木の言葉にヴィラン達は歓声を上げた!

ジョーカーはそれを笑いながら言った!

 

「ヒヒヒヒヒ!お前ら!二日後のパーティーには遅れるなよォ?

最高に笑えるジョークがお前らを待ってるぜ?HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」

 

ジョーカーの言葉にヴィラン達は大きな声で歓声を上げた!

 




USJ編は長くなりそうだ。
次は少し緑谷達にバットマンが体術指南をするよ!
なんと!駒鳥と世界最速さんが登場かもね(未定)
トゥーフェイスの個性はこれになりました!
ありがとうございます!
ベインさん初登場…ゴッサムヴィランの中で最もオールマイトと戦わせたいヴィランNO.1なんだよなぁ…。

感想をお待ちしております。マジで下さい!何でもしますから!(何でもするとはry)
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