護りたいもの   作:ZENGI

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ALO編です
今回はシノンさん出てきません(白目)
そして投稿が遅れてしまい申し訳ございませんm(_ _)m
ではごゆっくりどうぞ!


第3話

あれから数年が立ち、俺はALOの世界にいた

アミュスフィア?うん高かったよあれ

お陰様で小遣いが吹っ飛びましたよ…orz

 

 

 

「うっひゃ〜やっぱり空を飛ぶのって楽しいね〜」

 

随意飛行を行いつつ空に漂っていた

 

飛行制限ありだけど、これが楽しいのである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背後に気配を感じた

 

俺は未来視(サイドエフェクト)を使い誰が来るかを見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キンと甲高い金属音が響く

 

 

「まったく…君らは正々堂々と来ることが出来ないのかな?なぁ、サラマンダーさんよ」

 

背後に感じた気配はサラマンダーである。名前は知らないが

 

「へん!運悪く俺の近くにいた事を後悔するんだな!!これも上からの命令だ、悪く思うなよ!!」

 

空中戦闘が始まった

 

サラマンダーは俺に攻撃をしかけてくる。時折魔法も混ぜて

だがそれは俺には当たらない。理由は俺が未来を見ているからである。

まぁ、いいや。とっとと倒すか

 

俺は剣を抜くとサラマンダーの攻撃を避けながら、間合いを詰めバーチカルスクエアを放つ

案の定サラマンダーは攻撃をした後の硬直によって俺が放ったバーチカルスクエアを受けた

そしてリメンリライトを残してサラマンダーは消滅する

 

「ったく、俺を襲うならもっと鍛えてこいっての…」

 

片手剣を鞘にしまった

まぁ、鍛えても未来が見えちゃうから関係ないんだけど

あ、ちなみに種族はスプリガンである

そりゃ黒ってカッコイイ(ry

 

「さて、飛行制限もあるからそろそろ降りるk「ぅぁぁああああああああああ」ほげぶっ!?」

 

情けない声をあげて落ちる

 

 

ドガァン!

 

きっとその時の俺の顔は\(^o^)/だっただろう

 

 

 

 

起き上がって前を見てみるとツンツンヘアーのスプリガンの少年だった

 

地面に刺さってたので抜く

 

「ぷはっ!ありがとう」

 

「いいさ。んで、なんでこんなところに同種族がいるんだ?」

 

スプリガンの少年に聞く

 

「いやぁ、ALO(ここに)来るのが初めてでさ。まさか空から落ちるなんて思いもよらないだろ?」

 

まぁ、確かに

 

「君、名前は?」

 

名前を問う

 

「ん?あぁ、俺はキリトだ。よろしくな」

 

「俺はDeino(ディーノ)だ。同じスプリガン同士、何かの縁だ。よろしく」

 

軽く握手を交わす俺たち

 

というかこの少年キリトだったのかよ…

このハーレム野郎が(嫉妬)

早くアスナとくっつけ

 

とまぁ、俺が思ってるとなにやらキリトが操作している。さすがに覗き見るのはマナー違反だから見ないが

操作がし終わったと思うと女の子が出てきた

 

ユイだな絶対

 

「パパ!お久しぶりです!!」

 

案の定キリトのことをパパって呼んでたよorz

 

まぁ、いいや

 

ユイがなんか妖精に変わった

 

「へぇ、それプライベートピクシーってやつか?運が良いんだな〜」

 

キリトがなにやら戸惑っているが、大丈夫だ俺はもう知ってるから安心しろ

 

で、その後はユイの紹介やらなんやらで長話をしていた

っていうか時間軸、いつの間にそこまで進んでたのか

 

 

 

 

 

ということはそろそr「パパ!プレイヤーがこの近くに4人います!」

やっぱりなぁ…

 

さてどうすっかな〜

このままハーレム野郎と別れてもいいんだが、面白くない

 

…やるか

 

「行くのか?キリト」

 

「そりゃ行くさ、行かないと人には会えないし。もしかしたら道を教えてもらえるかもしれない」

 

「そんじゃ、俺も同行させてもらうわ。よろしくな」

 

「え、あ、あぁ。よろしく」

 

内心ため息を付きつつキリトに同行にすることにした

何故かって?

俺も原作に関わりたいんだよぉぉぉおおぉおお!

GGOでのシノンの下着をキリトに見られてしまう事故をなんとしても阻止するのだ!!(死銃?適当に相手してアボンしてもらいましょう)

 

「さて、行くか」

 

俺は翅を出して飛ぼうとすると

 

「それってどうやってやるんだ?」

 

キリトが聞いてきた。そうだった始めたばかりだったんだっけな

 

「ん〜俺は感覚でやったからなんとも言えね」

 

キリトが( ´・ω・`)という顔をした。そしたらユイがなんやかんやとキリトに説明して翅を出させた

 

空を飛び、その4人がいる地点を目指す

 

「あそこです!」

 

ユイが言った

見てみると確かに4人

 

「あれは…サラマンダーとシルフか?相変わらずだな〜サラマンダーは。うん?あいつは確か…」

 

呆れ混じりに言葉をこぼし、シルフを見る。あ、あいつだ

サラマンダーにも1人見知ってる奴いるし

 

 

「なんか策はあるのか?」

 

ぎこちなく空を飛んでいるキリトに聞かれた

 

「とりあえず、あの赤い3人に突撃するぞ」

 

ある訳がなかろう

突撃あるのみ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???said

 

 

 

本当に今日は最悪だ

ダンジョンに行って、金やアイテムを入手したあとにサラマンダーのパーティに遭遇してしまうとは。

油断大敵とはまさにこの事である

 

2度の空中戦闘で人数を減らしたが、やはり人数はあっちの方が多い。

レコンは逃がしたから良いものの…

 

 

私は樹海に逃げ込み、隠行魔法の詠唱を開始した

システムに認識される最低限の音量と早さで詠唱する

そして薄緑色の大気の流れが足元から湧き上がり、私の周りを覆う

これで索敵スキルが高いプレイヤーか看破魔法を使われなければ見つかることは無い

息を潜め、身をかがめる

 

やがてサラマンダー特有の飛翔音が複数聞こえてきた

 

 

ガチャガチャと鳴る鎧と共に低い話し声が聞こえた

 

「この辺にいるはずだ!探せ!」

 

「いや、シルフは隠れるのが上手いからな。魔法を使おう」

 

これはもう運に任せるしかないと覚悟を決める私

数秒後、数十匹のサーチャーのトカゲが放たれる

あっち行けと願うが、それは叶わなかった

 

1匹が魔法の膜に触れ、居場所を伝える

 

「いたぞ!追え!!」

 

クソッと心の中で毒づき、木の陰から飛び出して抜剣して構える

 

「手こずらせてくれるじゃねーの」

 

サラマンダーの1人が言う

 

「悪いがこれも任務なんでな。金とアイテムを置いていくなら見逃してやる」

 

リーダー格の男が落ち着いた声で言う

 

「なんだよ殺そうぜ!女相手なんて久しぶりだし!」

 

私は剣を大上段に構える

 

「あと1人は道連れにする。デスペナルティが惜しくない奴はかかってきなさい」

 

サラマンダーを睨みつけて言う

 

「諦めろ。もう翅が限界だろう」

 

確かにそうだ。だが私は命乞いはしない

ましてや1対3だ、絶対にしたくない

そんな私の意志を悟ったのか、リーダー格の男が「気の強い子だな」と言い、ランスを構えて翅を使い飛翔した

他の2人も飛翔した

 

敵は私を三方から取り囲んだ

ランスに突き刺されようとも最初の敵に一太刀を浴びせるつもりで構える

 

 

 

その時、黒い閃光が2つサラマンダー()に突っ込んだ

 

 

 

 

リーダー格の男は驚いた表情だった。多分私も同じ顔だろう

一瞬のうちにサラマンダーが2人消えてしまったのだから

そして、人影が2つ立ち上がった

1人が「よう、久しぶりだな。リーファ」と言った

それは良く知っている人だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディーノ&キリトsaid

 

俺達は物凄いスピードでサラマンダーに突っ込んだ

突っ込んだ拍子に斬ってしまったが、別に良いだろう

まずはリーファに挨拶しなければな

 

「よう、久しぶりだな。リーファ」

 

驚いた顔のリーファに言う

 

数秒固まっていたリーファだが、ようやく我に返ったように「久しぶりねディーノ」と返してくれた

 

 

「そして久しぶりだな、カゲムネ」

 

残っているサラマンダーにも挨拶をする

 

「…なぜ君がここにいる」

 

 

カゲムネが言う

 

「偶然さ、先程空を漂ってたら君達の種族の1人に襲われたもんでね。んで降りようとしたら横にいるツンツンヘアーの黒づくめハーレム野rゲフン!に空から突撃されたのさ」

 

「黒づくめで悪かったな。それを言うならディーノのもだろう」

 

キリトが軽い調子で言う

 

「さて、これで形勢逆転だな。どうする?このまま俺達と戦ってデスペナを食らうか、ここから立ち去るか。それとも…」

 

俺は笑って

 

「俺1人とデュエルで戦うか。3つに1つだ」

 

カゲムネは少し悩んだように

 

「いやここは立ち去らせてもらう。正直言って君達には勝てそうにない。特にディーノ、君とは1番やりたくないな。そこにいるお嬢さんとも一人ではお手合わせもデュエル以外ではしたくない。もう少しで魔法スキルが900行くんだ。デスペナは惜しい」

 

そう言って、リーダー格の男は飛翔し飛び去っていった

間際に「今度は違う所で逢おう【死神】」と言った

 

 

 

 

 

 

 

 

俺その名前嫌なんだよなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次の話と噛み合うようにするためにところどころ修正を入れました

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