学園都市
窓の無いビル
御剣「相変わらず居心地悪いところに住んでるよな。」
土御門「どういうつもりだ?御剣。」
御剣の必要の無い自発的な行動に土御門は苛立ちを隠せない
御剣「上条なら今頃部屋で・・・」
土御門「ふざけるのも大概にしろ。」
『彼の行動に問題は無い。』
土御門「・・・!!。お前まで出てくるとはな。」
培養機に入った逆さ向きの人間。
男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える――
御剣「学園都市統括理事長・・・アレイスター・クロウリー」
アレイスター「君も粋な計らいをしたものだ。」
御剣「見てたのか」
アレイスター「ああ。君と幻想殺しの監視も兼ねてね。」
土御門「まさかお前がこの件にかかわってくるとはな。結標淡希が接触してくる時点で何かあると踏んでいたが・・・まさか御坂美琴が行方不明になった経緯もお前の掌の上ということか?」
アレイスター「まさか。彼女の喪失は学園都市にとっても痛手だ。LEVEL5を自ら手放す愚か者などいないさ。」
御剣「とりあえずだが・・・俺は上条を探す。」
土御門「・・・!?御剣、お前は自覚してるのか!?自分が裏の人間だと言うことを!!」
御剣「解ってるさ。でも・・・」
土御門「でも?」
御剣「あいつを見てて思った。あいつは本当は一つ通したいものを持ってる。それ以上にあいつを手助けする理由がいるか?」
土御門「お前の過去はわかってる。かといって同情はしない。悪いが俺は止めるぞ。」
アレイスター「君は何もしなくて良い。」
土御門「・・・!?正気か!?普段暗躍し、学園都市の闇を受け持つ暗部を表で躍動させるなど!!」
アレイスター「幻想殺しを行かせたのは彼だろう?ならば責任を取るのは当然だろう?」
土御門「チッ・・・御託を・・・」
御剣「俺は行くぞ。土御門。」
土御門「・・・好きにしろ。」
御剣はその場を後にしようとした。
―――しかし
タァンッ!!
バガァン!!
土御門「!?」
御剣は、ビルの柱にどこから取り出したか解らない
神裂の七天七刀のような日本刀の峰を叩きつけた。
たちまち柱は崩れ、崩壊する
アレイスター「核兵器が命中しようが壊れないと言われるこのビルの柱を剣の一撃で破壊するとはな。荒いものだ。」
御剣「この一件の首謀者がもしお前なら・・・」
御剣「俺はお前をぶっ飛ばす。」
御剣は刀を鞘に納め、培養機の中の人間に言い放った。
アレイスター「・・・重々気をつけるとしよう。」
御剣は振り向くことなくその場を後にした――
第7学区 常盤台中学校学生寮前
一夜走り続けた上条は回りに回って常盤台中学の208号室のインターホンを押していた
上条「結局頼るのはここしかないんだよな。」
白井「はい?」
上条「白井か?上条だけど」
『上条』と聞いた瞬間、白井黒子の他所声は排除を意味する声へと変貌した
白井「る、類人猿ですの!?なんのようですの!?」
上条「御坂のこと何だけど。」
『御坂』と聞いた瞬間、白井黒子の声は、また変化する。
白井「お姉様は・・・戻っておられませんの。」
上条「知ってるよ。だから、お前と話に来た。」
ピー。ガチャ
白井「どうぞですの」
インターホンでの通話を終えると、上条は二度目の女子寮の階段を駆け上がった。
3話おわりましたですの!
黒子登場ですねww