とある科学の三位消失   作:railgunvs6

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9話です。

駄文ですがよろしくお願いします。


9th~電撃使い~

グループ。

 

土御門元春が所属する学園都市の闇。

 

――通称暗部だ。

 

行動方針は不明。ただ、『グループ』は「大切な人」を守るため

『上』の人間を出し抜くために有効価値の繋がりとして手を結んで行動している。そのため友情や仲間意識には非常に薄い集団である。

 

ここでいう『上』というのは、勿論アレイスター・クロウリー統括理事長を始めとする学園都市統括理事会である。

 

 

 

「知ってたのか土御門」

 

上条は振り向くことなくその数メートル後ろにいる土御門に問う。

 

 

 

 

「・・・ああ。」

 

「・・・!!。おまッ!」

「だが。」

 

 

土御門は上条の一言を遮る。

 

 

「あいつが超電磁砲を標的に能力を使っていた事は全く知らされていなかったさ。」

――友情や仲間意識には非常に薄い集団

 

グループ

 

――それ故の方向性の違いからくる創駆の暴走か

――はたまた、土御門には告げられていない『何か』があるのか。

 

いくら幻想殺しを持つといえどLEVEL0の彼には到底理解しえない事情があるのは彼にも見て取れた。

 

 

 

「御剣・・・」

御剣はその一言で彼の伝えたいことは一瞬で理解できた。

 

「上条・・・」

 

『代われ』とそう告げている。

戦いを譲れと。

 

御剣の答えは決まっていた。

 

否、決められたのだ。

 

上条当麻によって。

 

上条当麻の目元は影でよく見えない。

その眼に映るのは『怒り』か、『絶望』か。

 

――なんで

 

 

――何でいつも

 

 

 

”助けて・・・”

”助けてよ・・・”

 

 

 

「御坂の身体を返せ。」

 

静かに美琴に告げる。

 

しかし、それは勿論彼女に告げたものではない。

 

彼女の意志を彼女の奥底に押しやり、彼女の身体を支配する創駆に告げたのだ。

 

 

(・・・なんなの?この威圧感・・・。まるで・・・あの時の・・・)

 

美琴は恐れを為すかのようにジリジリと一歩・・・また一歩と下がる。

 

 

 

 

「か、返すわけないじゃーん!!この身体、すっごい気に入ってるしー!」

美琴はいつもの性格とは打って変わってキャピキャピした性格になっている。

 

実際上条ですら、外観ではわからない。

 

だが、その場にいる人間の中で唯一外観で見分けたものがいた。

 

 

 

毎日同じ部屋で寝て、共に笑い共に泣く。

 

 

「お姉さま・・・」

 

 

 

白井黒子。彼女は気づいていた。

 

最近帰ってくる美琴がおかしい事に。

 

ある日――

 

いつものように抱きつく黒子を追い払った美琴は

 

「アンタはいつもいつも鬱陶しいのよ!!二度としないでそれ!!」

 

 

――え?

 

 

――”二度と”?

 

 

 

彼女はそこに疑問を抱いたのである。

 

 

 

確かに薙ぎ払われるのはいつものことだ。

でも、彼女は今まで言わなかった。

 

 

いかに黒子が普通の人にすれば即刻嫌われるであろうことをしても

 

 

”拒絶”することは美琴は今まで一度もしたことがなかった。

 

 

 

こんな自分を慕ってくれる可愛い後輩。

それを失くしたくなかったのだ。

 

例えこんな過激な形のスキンシップだとしても。

 

 

 

 

 

 

気づけば美琴の数十センチ後ろにテレポートしていた黒子

 

美琴は目の前の上条に気を取られていて反応が1テンポ遅れた。

 

「・・・!!。いつのまに!!」

 

すぐさま電撃で対応しようとする美琴。

 

しかし、間に合わない。

 

「貴女がどんなに完璧にお姉さまの真似をしようとも・・・」

 

 

 

 

「感情や想いは真似できませんのぉ!!」

 

ドゴォ!!

 

「うッ!?」

 

回転を利用した蹴り。

 

 

そう、美琴流自動販売機ジュース取り出し蹴り。

 

”ちぇいさー”であった。

 

 

 

 




ちぇいさー炸裂です!
黒子にちぇいさー使わせてみたかったです(笑)
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