巻物語   作:一葉 さゑら

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022-B

 かつて僕は『忍野扇』を自責の念──臥煙さんがいうところの自己批判精神から作り出した。

 そのプロセスは、一を知って十を知るように概念を知って怪異を作り出した羽川翼とは『自意識を介さない』という点で、全くもって異にしていて、ほぼほぼ偶然、ともすれば行きすぎて最早『必然』や『運命』といった言葉で言い表せてしまうようなアクシデントに近いものだった。しかし、なんであれ僕は『忍野扇』──つまるところの『阿良々木暦』を作り出した。現実にいる、本人である『阿良々木暦』とは明確に異なる、別の『阿良々木暦』を作り出してしまったわけだった。

 そしてそれは、どんな界隈のどんな世界から見ても明らかな『違反行為』であり、また修正されるべき、されてしかるべき『くらやみ』案件だった。

 何に矛盾があって、どうすれば良かったのか。すとんと決着した今になっても考えることはあるけれど、僕は改めてそこになんの疑問も挟むつもりも異論を放つつもりもない。

 むしろ、粛々と受け入れる気さえある。

 『すみませんでした。一つの世界に自分が二人以上いるのはやってはいけないことでした』と殊更に頭を低くする覚悟がある。

 あの案件の条件については、誰がいつ何時何分地球が何回回った時に決めたものなのか、僕には皆目見当もつかないことだけど、僕は不思議とそのルールになんの違和感も抱くことはできなかった。それは羽川翼が、髪の毛が白黒斑らになることを受け入れたように、あるいは僕が吸血鬼としての後遺症を受け入れたように。

 僕は、白黒付けるが曖昧模糊とした、世界のルールを受け入れていた。

 かえって、この世界(便宜上、僕の世界にはなかった用語を取り出して『武偵世界』と呼称しようと思う)はどうだろうか。武偵世界に来て、僕は何人もの『僕』と出会っただろうか。

 ある時は見て、ある時は聞いて、ある時は口に出して。

 一体全体、何体の『阿良々木暦』の存在を感じただろうか。

 一人でないことは間違いない。二人でないことも異論ない。しかし、三人でないことも確かだった。もしも、四人の僕がこの武偵世界の東京という舞台に、一堂に会していたとするならば『世界に似た人が三人いる』という噂話のような俗説の真さに(ある意味では偽さに)拍車がかかるというものだけれど、しかし、それはないだろう。

 結局の所、僕という存在は僕しか存在しないし、僕以外の阿良々木暦も僕以外の阿良々木暦しか存在しない。一人でも二人でも三人でもない『阿良々木暦』はカウントの仕方によっては結局は一人でしかありえないのだ。

 合計N人の阿良々木暦ではなくて、1足す1足す1足す……、を繰り返した結果がN人の阿良々木暦になるだけなのである。

 当たり前の話『へえ、そう考えると今回の事件もたちまち解決だね!』とはならない。方程式を知ったところで微分積分が解けないように(いや、解ける人もいるかもしれないが、それは1を知って100を知るような人──羽川のような人だけだろう)、そんな解釈違いを知ったところで事件究明には至らない。

 それどころか、そうなってくると気になるのが、この世界に来たばかりの頃にも考えたことではあるのだが、『くらやみ』のことになる。

 世界の調停者にして帳尻合わせの超常現象である『くらやみ』。

 僕が作り出した忍野扇はなぜ裁かれたのか。これを再度考え直す必要が出てくるのだ。

 正直言って、いくらなんでも僕が作り出した僕の化身とも言える怪異だった(、、、)彼女が、それでも僕と同等であり、そのせいで『僕が同じ世界に二人いる』とみなされ『くらやみ』が出現したとは僕には思えないのだ。姿形が違う、性格も違う彼女が僕と同じだとみなされてしまうなら、無性生殖で分裂するような生物がウジャウジャいる海では日夜『くらやみ』が出動していなければおかしいという話になる。

 いやなに、確かに人間は雌雄同体ではないし、無性生殖で分裂するように増えるというわけではない。そういう意味で生み出された怪異が特異的であることは認めざるをえない。

 しかし、忍野扇の生まれ方は『くらやみ』に責め立てられるほどに特異的であっただろうか?

 調べてみれば、人の怨念から生じた怪談は無数にあるし、その念がが自身に向いていることだって往々にある。それに、同じ人間が二人以上いることだってドッペルゲンガーの都市伝説が認める通りだろう。

 

 なのに、なぜ、忍野扇の怪異譚だけが『くらやみ』に認められなかったのだろうか。

 

「お前様。それは違うぞ」

「違う?」

「忍野扇の怪異譚が『くらやみ』案件だったのではない。忍野扇の怪異譚も『くらやみ』案件じゃった、とは考えられないじゃろうか?」

「それは……いや、けど、そうなると……いや、そうか」

「そう、怪談、巷説、伝説。こう言った人の口から語られる物には欠かせないものがあるじゃろう。ほれ、お前様もよく締めに言うやつじゃ」

「──後日談」

「というか、今回の『オチ』じゃな」

 

 そして、ドッペルゲンガーのオチは、そう。

 主人公の『消滅』だ。

 あたかも、もとより人は一人で生きていて、二人もいなかったかのように日常は立ち返るあのオチに、あの物語の終わりの裏に『くらやみ』が介入していたという可能性はゼロではない。

 となると、くらやみは僕の青春であたかも主役級の扱いを受けていたが、実の所オチをつける役割を担っていたのかもしれない。

 

「噂のない所には煙は立たぬ。それはお前様がよく知っておることじゃろう」

 

 脳裏の裏に最悪の詐欺師が浮かぶ。

 僕がそれをよく知っているその原因だった。

 そして、僕以上にそれを熟知した、嫌な専門家(スペシャリスト)だった。

 

「じゃあ忍野扇──扇ちゃんがああやって裁かれることは世界から見たら当然のことだったっていうのかよ」

「さあ? しかし、ああやってお前様かあの娘かどちらかが消えることは物語としては良く出来ておったじゃろう? 結果、お前様は一人になったわけじゃし、あの娘も一人になったわけじゃし」

 

 雌雄同体、あるいは無性生殖のように、と忍は言った。

 

「なら、一人であることが大切なら、一人が集合した今の状況は『くらやみ』案件じゃない、ということか」

「いや、それも違うじゃろうな」

「じゃあ、どういうことだよ?」

世界観(ユニバース)が違うのじゃ。あのオチはお前様とあの娘の話が『怪異譚』じゃったからこそのものじゃろう? 郷に入っては郷に従え、じゃ」

「……つまり?」

「つまり、この世界のこの話はきっと、怪異譚ではなく『推理小説』じゃ。それもただの推理小説ではない、『バカミステリー』の類じゃな」

「バカミステリー……オチ……」

 

 なるほど。バカミステリー。

 世界線を飛び越えて始まり、学生が銃を持つ学校で事態が発生。完璧な変装術が存在して、小学生並みの体格である天然のピンク髪が武偵として天才少女の扱いを受けている。超能力者が平然と闊歩していて、ありえないような低身長の子供が僕よりも力が強かったりする。

 

 こんな世界で起こる超常現象が僕の知っている枠に当てはまるはずがない、というわけか。ならば、僕が考えるべきこともこの世界の重力がちゃんと月の重力の6倍であるかどうかとか、そんなバカらしいことなのだろう。

 

「なんだか、気が抜けるような話だぜ」

「気が抜けるほど殺伐とした世界ではないはずなんじゃがな……」

 

 ギャグミステリーでこんな世界観だと、死んでも生き返りそうな気がしてしまうが。そんなことはない。

 忍の言う通り、いつまでも漫画や小説の世界に入り込んでいた気分ではいけないのかもしれない。

 

「緊張感を持ってバカミスを解こうことになるなんてな」

「まるで、ミスタードーナツを食べながら死ぬようなものじゃな」

 

 それはどうだろう。どちらがどちらに当てはまるかによってだいぶ意味合いが変わってくるだろうけど。いや、どちらにせよ、本来の意味からはずれているか。

 しかし、キュッと目を細める忍を目の前に、それを指摘するのは野暮な気がしてしまった。

 

「…して、バカミスの解き方の基本はなんじゃ?」

「うーん。やっぱり『ノックスの十戒』に反することじゃないか?」

 

 犯人と死体は物語のある程度の始めに登場していなければならなくて、探偵方法に超自然能力を用いてはならなくて、犯行現場に秘密の抜け穴・通路が2つ以上あってはならなくて、未発見の毒薬や難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならなくて、並外れた身体能力を持つ怪人を登場させてはならなくて、探偵は偶然や第六感によって事件を解決してはならなくて、変装して登場人物を騙す場合を除いて探偵自身が犯人であってはならなくて、探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならなくて、『ワトスン役』は自分の判断をすべて読者に知らせなくてはならなくて、双子や変装による一人二役はあらかじめ読者に知らせなければならない。

 僕がスマホで検索せしめた情報をひけらかせば、ふむ、と目の前の幼女は目をくるりと回した。

 

「ならば、考えることはそもそもの話なのじゃろう」

「そもそもの話?」

「基本のキ、と言うやつじゃ」

 

 ミステリーの基本。

 謎解きの見本、あるいは綻びの諮問。

 

「須らく定義されているもの、いわんや、まさかここを曖昧にしていては敵わんという肝じゃ。言ってしまえば一連の現象の『謎』じゃな」

「謎──それって、つまり。僕が二人も三人も同時多発的に現れたってことじゃないのか?」

「いやいや。そんなの謎として弱いじゃろう。メタ的に考えるなら、事件として弱い。探偵も刑事も出る幕がないじゃろう」

「メタ的にって……」

 

 ここが別世界にして別の世界線の話だとするならば、その思考はある意味正しいのかもしれないけれど、その視点から物事を考えるのは現実を生きる僕らからしたら大分そそっかしい人と変わりないのではないだろうか。忍が事あるごとに世界を滅ぼそうとしたり(実際滅ぼしたり)することを考えれば、十分そそっかしいという括りに入るのかもしれないが。そうではなくて。

 しかし、なんてこともないように忍がいうように、なんてことのないようにメタ視点で考えてみるなら、ばバカミステリーに入れどバカミステリーらしからぬ城跡を踏んだ謎を僕はすでに見ていたことに思い当たる。

 それも、序盤も序盤。最序盤に。

 忘れたかった記憶ではあるけれど、アレが確かに、もっともそれらしい謎であった。

 

「──阿良々木暦の死体」

 

 ずしん、とのしかかるような重みとシュールさに溢れるフレーズを口に出してみれば、案の定、忍は口が避けるほどに唇を引き上げた。

 

「……僕の死体。僕が、初めて見た僕の死体」

「そう。あの謎じゃ。読み返す必要も思い返す必要もないほどにお前様の記憶に刻まれた、お前様が制服を追い剥ぎして放置していった、あの死体の話じゃ」

「僕、あろうことか自分の死体に対してそんな雑な対応したっけ?」

 

 覚えてないしもう一回読み返さなきゃ。

 具体的には6話あたりを。

 言葉遣いも心も乱れている、006-Bを……!

 ……。

 

「しかし、あれから程よい日数が経過している以上、儂らはいくつかの疑問を持たざるを得ない筈じゃ」

「それは死体が腐り始めているはず……とかいう話じゃないよな」

「うむ」

 

 老倉の一件を思い出しだが、直ぐに自ら否定する。

 惚けたことを言い連なるような猶予はない、と責め立てるような目で見てくる忍。

 

「そうじゃないなら、論じるべき話は、あの死体が『死んでいなかった』っていう話……であってるよな?」

「正確には、あの死体の存在が亡くなった、という話じゃな」

 

 死体がもう一回死ぬなんて、ややこしい言い回しをするまでもなく、その事実は単純明快で。

 そして、思い返せば妙な話でもあった。

 僕がこの世界に妙に迎合されきったことがどれだけおかしいことだったのか。今になって分かるその奇々怪々さ。

 僕の体つきや髪の毛の変化が受け入れられたは、まあ分かる。武偵という存在は、教科書によれば1日にして大人と子供、男と女の間を行き来するのが当たり前の職業らしい。それに比べたら、体つきや髪の毛が少しの間で多少変わるくらい、なんてことない変化だ。そもそも僕の場合、カツラや矯正器具でいくらでも誤魔化せる範囲の変貌だし。

 それよりも、もっと、根幹の鈍感にあるおかしい事実。

『阿良々木暦』がのこのこと出歩いている、という事実。

 死んだはずの僕が、のうのうと跋扈しているという怪異現象が野放しにされているという現状のおかしさ、ってのが今になって浮上してきた。それとも、まだあの死体が見つかっていないとでもいうのか?

 

「……待て。そもそもあの死体って放置していったっけ? 忍が食べたりしなかったっけ」

「じゃとしたら、お前様の目の前でお前様をたべたとしたら、儂、性格悪すぎじゃろ」

「見えないところで、とか」

「否。そもそも儂は早い所、この世界から退散するつもりでおったからの。多少の死体荒らし程度、逃げ切る算段がある以上、効率を求めるならしないわけがないと思っておったわけじゃが……なんだ、お前様は違ったのか?」

「いや、そんな気軽に同意を求められてもそれに『勿論さ』なんて応えられるほど僕は人間性を失ってないよ」

 

 ナチュラルに死体荒らしとかいうな。

 それが許されるのは未開社会か終末世界かのどっちかだけだ。

 

「そうか。では、なぜあの死体を放置したのじゃ?」

「それは……気が、動転していたから、とか?」

 

 思わず他人事のように疑問形で答えてしまう。けれど、実際、今の今まで忘れていた以上、僕の脳みそはあの時の出来事を思い出したくない物として見ていたワケだし、事実、僕は天地がひっくり返るほど動揺していた。『ほげええええ』なんていってしまうくらいには気が動転していた。

 

「それよりも忍。なんでここにいる奴らは僕が生きている事について驚かないんだ? あの時、阿良々木暦の死体から発見した電話では適当に弁明したけれど、こうも日数がたってしまえば、あの死体だって見つかるだろうし、何よりここは武偵高校だ。在籍生徒である阿良々木暦の死が通知されないはずがないだろ」

 

 もし武偵高校が隠匿していたとしても、次の日の朝に僕の名前の呼び出しが行われていたのはおかしな話だし、先生の対応も演技だったという事になる。

 演技にしては真に迫り過ぎていた気もするけれど、ここであれらが全て誰かに向けたブラフだとしたら、それは武偵高校が僕の置かれている状況をある程度把握していてなおかつ武偵高校が演技を打って出る必要があると判断したという事になる。

 ……なぜ?

 

「おいっ! まだ入ってるのか!?」

「──ああ、今出るよ」

 

 脳味噌の隅がチリッと何かの閃きを示唆した所で一枚扉を隔てた先からどやる声がした。

 タイムリミットはそろそろ近いようだ。

 

「……落ち着け、お前様。事件に関するカードは確実に儂らのほうが多く持っているはずじゃ。反面、この世界における身の回りのカードは一般人より少ない」

「だから、会話を事件から離れないようにする」

「──そうじゃ」

「……あれ? ちょっと待ってくれよ」

 

 忍の言う『事件に関するカード』を頭の中で整理していると、ふとこれまた忍の言った『事件の基本のキ』というワードが思い起こした。そして、連鎖的にあの死体よりもっともっともっと重要で根幹的で当たり前な大前提(、、、)が浮かび上がってきた。

 

「そうだよ、忍。そもそも、僕らは何をゴールに話を進めればいいんだ? 一連のバカミステリーを解く。これはまあ、今を凌ぐ方策として有効だから良いけれど、だけど、だからなんなんだ(、、、、、、、、、)? 今を凌いでどうするんだその先に僕らが帰るような展開があるとは思えないし、だとしたら、僕は何を彼らと話せば良いんだよ」

 

 そもそも今という状況は、僕を偽物だと嘯く阿良々木少年共々神崎一派に連行されている状況だ。遠山の寮室のトイレにすかさず逃げ込んだものの、一歩外に出れば神崎達による詰問が待っていることだろう。それはもう、事件究明に燃えた裁判のような詰問が。また、ここで全てを喋ってしまうこともまた1つの道ではあったが、あまりにも先が見えない展開になりそうなので、僕らとしてはそれは遠慮したいところであった。

 そろそろトイレにこもって5分も経ち、尻も痛み始め(というのも、便器に座った僕の膝に、更に僕と向かい合うように忍が座っているせいである)たため、一度ガタンと座り直す。その音に反応したのか、扉の先にある遠山は胡乱げに再度、僕の所在を確認してくる。

 忍は鬱陶しそうに、扉に目配せすると「それは知らん」とバッサリと僕の疑問を切り捨てた。

 

「……じゃが、一つ儂がいるのはあの阿良々木暦と名乗る男が『阿良々木暦』であることは間違いないということじゃ。これに関しては儂の吸血鬼としての血と、お前様とあいつの血に誓っても良い」

「となると、あの阿良々木暦くんが、この世界の阿良々木暦って事になるのか」

 

 ふうむ、そう考えるとかの少年は無性にムカつく顔をしていた気がしてくる。基本的に今の自分より昔の自分が嫌いな僕だけど、昔の自分だが別の世界の自分である自分に対してすら腹が立つとは新しい発見だな。

 

「ならこの場はとりあえず、誤魔化し誤魔化し凌いで、それでここにきて初めに言っていた『僕の地元に行く』ってやつをゴールとして目指すのはどうだ?」

「まあ、それしかないじゃろうな」

 

 もとより儂はお前様がそれで行くと決めた道ならば、それに付き従うまでじゃ。などと僕にミスドを買うことを強要した者と同一人物には見えないような奴隷根性を見せた忍は、話は終わりじゃ、とでもいうかのように僕の影へと沈み込んでいった。僕はそんな殊勝にもみえる心がけに対して、面倒ごとから逃げたな、と元従僕らしく元主人に対して深い理解を示して便座から立ち上がった。

 わざとらしくトイレットペーパーを引っ張りトイレに流し、扉をあける。

 

「……もう腹の調子はいいのか?」

「調子に乗りそうな位には」

「いい加減な返しだな」

 

 もう、良い頃合いだしな。

 そんな返しを口内で噛み砕き、そうして僕は遠山の背中についていくのだった。

 武偵による私的裁判が始まる三分前。

 真っ赤な瞳が僕を見抜く、射的裁判は判決がそのまま逮捕につながる点において所謂私的裁判とは一線を画すらしかった。

 隠し事が多い僕からしたら、勘弁極まりない価値観の押し付けだけれど、まあ、なるようになるのだろう。と、どうやらここまできて僕はまだゲーム感覚であったことを、自覚していなかった。






裁判長……神崎アリア
裁判官……遠山キンジ、星伽白雪
被告人……阿良々木暦
容疑者……阿良々木暦
参考人……ジャンヌダルク、峰理子


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