『織斑秋、シャルロット・デュノア組は第二アリーナの第一ピットまでお越しください。繰り返します……』
アナウンスに呼ばれ、次の試合が行われるアリーナを目指していると前方からうなだれた銀髪とそれを宥めているブロンドのツインテールが見えた。
「ラウラとアリス?」
「・・・・・・秋か?」
「あ、秋君」
いつもの勝気な様子が見られないラウラに少し意外なものを見たような気がして声をかけてみる。
「フフフ・・・・・・笑いたければ笑うがいい・・・・・・惨めな私など・・・・・・」
「いや、笑いはしないけど・・・本当にどうした?」
虚ろな笑みを浮かべるラウラが恐い。もしかして箒に負けたのがよっぽど堪えたのだろうか?
「どしたん?こいつ?」
「あ~やっぱりショックだったみたいだね。箒ちゃんに負けたのが」
乾いた笑みを浮かべるアリス。
「いや箒は見事だった・・・・・・ISの性能はこちらが上。経験も上のはずだった。なのに負けた…」
「だから、ラウラちゃんは気にしすぎだよ?反省するなら私もだよ。一夏君相手に少し余裕を見せすぎちゃったし…」
「つまり、二人そろって慢心したな?」
「「うっ!?」」
そろって胸を抑える二人に俺は半眼になる。
「一夏も箒もお前たちからすればまだまだだろうしな…でもそれって理由になんねぇぞ?俺が言うのもなんだけど、戦いで油断、慢心は持った瞬間に敗北へと繋がる。真の勝者っていう奴はそういうのに敏感だからな。相手の喉笛をいつでも食い破るつもりでチャンスを狙ってるもんだ。特に俺たちは相手が量産機ならばシールドエネルギーは半減してるんだ。一瞬の隙が命取りだぜ?」
「おっしゃる通りです」
「そういえば相棒に負けたのも慢心からだったな…」
いかん。なんか二人そろってさらに落ち込んでしまった。
「まぁ、なんだ。二人の分まで俺が戦ってくるわ。だから応援よろしく」
二人の肩を軽く叩き俺は歩き出す。
「試合頑張ってね。秋君」
「そこまで言ったんだ。無様な姿を見せるなよ?相棒」
背中からかけられた声に俺は軽く腕を上げてこたえる。
「おう。行ってくる」
ピットに入るとヴァイスリッターを部分展開した状態のシャルがいた。
「遅かったね?」
「途中でラウラ達にあってね」
「そっか…」
シャルはそれ以上何も言わない。ラウラとは同室だから何か思うとこがあるんだろ。俺も孤狼を展開し試合に備える。
《マスター。漸く出番ですね》
「ああ、いくぜ。アルト!」
《いつでも》
「気合入ってるね!秋!僕たちも行こうか!アシェン」
《了解した。マスター。暴れまくる幽霊を見せる時だ》
孤狼とヴァイスリッターがアリーナへ飛び出すと反対側のピットゲートから青と赤のISが飛び出してくる。
「よく来た」
グルンガスト弐式を纏った更識がこちらを見据える。
「あっきーとしゃるっちが相手か~かんちゃん張り切んないとね!」
布仏が纏っているISは一見すると弐式の色違いに見えるが背中から二つのドリルが見え、頭部も形状が変わっている。
「うん。これに勝てば一夏をボコるチャンスが回ってくる。全力で叩き潰そう」
「言ってくれるじゃねぇか。そう簡単に事が運ぶと思うなよ」
「思ってないよ~でも私たちもあっきー達のことはよく知ってるからね~」
「なら僕たちはそれを上回って簪たちを下してみせるよ!」
バンカーを構え、試合開始の合図がなるのを待つ。そしてその時がやってきた。
『試合開始!』
「「「「!!!」」」」
合図と共に互いに飛び出すと俺には布仏が、シャルには更識が向かってきた。
「いっくよ~あっきー!」
「上等!」
《本音、貴方には私たちの人機一体お見せしましょう!》
「シャル。貴方を残すと厄介そうだから先に叩く。悪く思わないで」
「全然かまわないよ。だけど特機だからって簡単に落とせると思わないでよね!」
《あざとい。かまわん。ボテくりかましてやれ》
「まずはこれだ~!」
布仏の叫びと共に目から放たれるアイソリッド・レーザー。しかし孤狼にはビームコートが施されている。俺は右腕を振り抜きアイソリッド・レーザーを防ぐ。
《ビームコートのおかげでダメージゼロです》
「うわっ!?ホントに?!」
「ほら!お返しだ!」
驚く布仏に向けて五連チェーンガンを撃ちながら接近。
「まずは一発、ぶち込んでやる!」
「さっせるもんかー!」
振り抜くバンカーと弐式・改の鉄拳がぶつかり押し合いになる。
「撃ちこむ!」
「ナッコォ!」
ドガン!と轟音と共に俺たちの距離を開く。バンカーとブーストナックルの衝撃によって弾かれたのだ。しかし無傷というわけではなくシールドエネルギーは削られている。背中のスラスターを使って姿勢を整えると、俺は布仏を追いかける。布仏も姿勢を整えると俺に向かって突撃してくる。
「クレイモア!」
《ばら撒きます!》
「負けるか~!マキシ・ブラスター!」
両肩のハッチから放たれるクレイモア、弐式・改の胸部から放たれる熱線。二つの攻撃は互いにぶつかり合い爆散する。
「アルト!」
《了解!》
孤狼の全スラスターをフルブースト。体にかかるGが半端ないがその加速力を持って突撃する。
「え?」
「なっ?」
布仏の脇をすり抜け、更識に向かって。
「シャル!」
「オッケー!」
「くっ!」
三連ビームキャノンを撃ちながら瞬時加速で後退。更識は念動フィールドを左腕に集中することで防御力を上げシャルの攻撃を防ぐが、そこへバンカーを振りかぶり叩き込む。
「残りで悪いが全弾もってけ!」
「あああああっっっっ!!!」
五回の衝撃を持って更識の弐式のシールドエネルギーを大幅に削る。しかし、これでバンカーは弾切れ、すぐにスピードローダーで弾丸を装填し上空へと吹き飛ばされた更識を追いかける。
「秋!」
「おう!」
と見せかけて反転しブースト。今まで布仏を抑えていたシャルと入れ替わる。
「ちょこまかと~!!」
「俺の頭突きは触れると切れるぜ!」
布仏の鉄拳にプラズマホーンをぶつけ切り払うと出来た隙に五連チェーンガンを布仏へと向け。
「秋!よけて!!」
《マスター!?》
「っ!」
シャル、アルトの声に気が付けばミサイルと青い鉄塊が二つ。俺の左半身へと叩き込まれた。
「うがっ!」
「捕まえた!」
さらにその鉄塊、否、更識のブーストナックルは俺の左腕と左側頭部を抑え込んだまま地面へと叩き付けた。
「本音!リミッター解除!」
「よっしゃ~!」
は?リミッター?
更識が放った一言。そして、ハイパーセンサーが捉えたのは上空で胸部装甲が中央から左右に展開し、先ほどの一撃とは比べ物にならないほどの高エネルギーが胸部に集まっている弐式・改の姿。
「いっくよー!ハイパー・マキシ・ブラスタァァァァァァァー!!」
極大の熱線が俺に向かって発射される。
「くっそがぁぁぁぁぁ!」
右腕を無理やり動かし、左腕を拘束していた弐式の右腕をバンカーで吹き飛ばし、頭部を抑えている左腕を掴み引き剥がした所でハイパー・マキシ・ブラスターに飲み込まれるが俺は全スラスターを全開。ダメージを受けながらも強引に高熱線から脱出。ハイパーセンサーに表示されている機体コンディションは良くない。装甲表面に施されているビームコートは剥がれ、左側の装甲やスラスターは損傷度が高い。幸い絶対防御は働かなかったので戦闘は継続できるが大幅にシールドエネルギーは削られてしまった。
「秋!大丈夫!」
「なんとか…それにしてもリミッターなんか付けてたのかよ?」
傍に降り立ちこちらを気遣うシャルに答え、同じように反対側へ降り立つ更識と布仏へ問いかける。
「当然。だけど解除した以上、これ以上長引かせるわけにはいかない」
「かんちゃん。あと五分したら弐式は動けなくなっちゃうよ?」
「何故言った?!」
「えへへ~ごめ~ん」
そうか、あと五分したら布仏は動けなくなるのか……ざっけんな!
「シャル!五分以内に二人を落とすぞ!」
「え?ええ!?」
《なるほど。SRポイントの取得条件は五ターン以内にドS眼鏡と駄狐を叩き潰す事。了解した》
《アシェンのいう事はよく分かりませんが…マスターの気持ちは理解しました》
受けたダメージは倍にして返してやらないと俺の気が済まない!
「五分もあれば十分。兄の前に弟を負かす」
予備パーツだろう両腕を装着した更識の弐式。
「あっきー?そう簡単にやられないのだ~!」
背中に装備されている大型のドリルを両腕に装備し構える布仏の弐式・改。
「ハン!ここからは俺たちのターンだ!」
バンカーを構える。
「そうだね。僕たちも負けないよ!」
オクスタンランチャーを構えるシャルのヴァイスリッター。
「「「「勝負!」」」」
飛び出す俺に向かって、弐式・改が両腕を飛ばす。
「ドリルブーストナックル!」
「オクスタンランチャー!」
しかし、上空からシャルが高威力のビームを連続で撃ち続けドリルブーストナックルを撃ち抜く。その隙に俺は五連チェーンガンを撃ちながら布仏へと迫るが。
「計都瞬獄剣!」
その手に持った特殊武装である計都瞬獄剣を振り下ろす弐式。流石にこれを受ける訳には行かない。
「クレイモア!」
「耐え抜く!」
全身にクレイモアを受けながらもその刃を振るう弐式。更識が言った通りに弐式は耐え抜き、計都瞬獄剣を振り抜いたがそこに俺はいない。
「な、に!?」
それに気が付いた更識の声が驚愕に染まる。
「くぅぅぅぅぅっっっ!!」
十分な出力が出せる右側のスラスターを使い、クレイモアを撃ちながらも無理矢理、自身を横移動させ、さらに次の一撃の為に腰をひねる。そして決める為に計都瞬獄剣を振り抜いてしまった更識は俺に対して大きすぎる隙を作ってしまった。
決めるなら今しかない!距離も俺向きだ。
「取ったぞ!更識ぃぃぃぃぃ!!!」
一歩踏み込みつつ今度は下から振り抜くようにバンカーを叩き込み撃ちこんだ。
「きゃあああああっっ?!」
「かんちゃん!」
吹き飛ばされる更識を受け止めようと布仏が動くがシャルがそれを許さない。オクスタンランチャーやスプリットミサイルで弾幕を張る。
「秋、行って!」
「任せた!」
俺はその隙に更識へ五連チェーンガンを撃ち続け追撃。蹴りを叩き込み、弐式のシールドエネルギーをゼロにした。
「本音!これで終わりだよ!オクスタンランチャー・Wモード!」
二つある銃口の一つから実弾を連続で撃ち、その後、チャージしたビームが放たれる。布仏はそれに対し反転すると天に向かって手を伸ばし。
「計都凶殺戟!」
背中から勢いよく射出された二つの部品を合わせると柄が伸び、計都瞬獄剣によく似た刃を持つ薙刀というか複数展開された刃から見るに、かの有名な武将“呂布”が使っていたと言われる戟に似ている。
「はあああああああ!」
それを回転させシャルの攻撃を防ぎきると布仏は戟を構え、シャルに向かっていく。
「決めるは八大凶殺が一つ。名付けて!」
「っ!」
連続の突きから手元で回転させ石突でシャルの腹を突くとそのまま持ち上げ、投げる。そしてそこへ追いかけるように飛び、上空で縦に斬ると戟を横に薙ぎ払うように振り抜き、相手に背を向け。
「計都凶殺戟・定位対冲!」
「うああああああっっっ!?!?」
布仏の必殺技が決まりヴァイスリッターのシールドエネルギーがゼロになる。幸い、装甲は解除されず、地面に着地するとその機能を停止した。布仏も着地すると戟を軽く払い。
「へへ、奥の手まで出しちゃったよ。強かったよ~あっきーもしゃるっちも」
奥の手とはその手に持った計都凶殺戟の事だろう。
「悠長に話していていいのかよ?」
「うん。だから決着つけるよ」
互いに武器を構え、突撃した。
「リボルビングバンカー!」
「計都凶殺戟!」
そして俺たちは正面からぶつかり、試合終了のブザーがなった。
『そこまで!勝者……』
「えへへへ~」
「……」
『織斑秋、シャルロット・デュノアペア!』
告げられた名は俺たち。そこで互いに離れ…
「あと一歩早く踏み込んでたらなぁ~」
「踏込みの良さが孤狼の売りなんでね」
結局、布仏の計都凶殺戟は振り切れず、俺の肩に。逆にバンカーは布仏の腹部へと当たっていた。
「この借りは必ず返す」
「じゃあまた後でね~」
更識、布仏は俺にそう言い出てきたピットへ戻っていく。その後、俺たちもピットに戻ってきた。着いてすぐ俺は孤狼を解除すると迷惑にならなそうな場所まで移動してから床に転がる。
「あ~~~~つっかれた~~~」
「お疲れ」
同じくヴァイスリッターを解除したシャルからドリンクをもらい一気に飲み干す。
「強かったね。簪たち」
「ああ、やっぱ特機二体、相手はきついわ」
今日のスケジュールでは一年の試合は二回戦まで、残りは二年と三年の試合がある。
端末で確認を終えた俺は体を起こすとISスーツの解除ボタンを押し緩めると前を開け空気を入れる。
いや、マジできつかった。
「よう!お前ら!」
「カチーナ先輩?」
赤を基調としたISスーツを纏ったカチーナ先輩がやってくる。
「なかなか熱い試合してたじゃねぇか?ええ?」
「正直、しんどかったですけどね」
「ハハッ!そーかそーか!さて、一年連中が熱い試合を見せたんだ。あたしも負けられねぇぜ」
そういって笑う先輩。そういえば…
「先輩もアルブレードは使えないんですか?」
「あん?ああ、専用機じゃないからな。でもゲシュペンストでも一向に構わねェよ。元よりアルブレードより慣れてるからな」
「そっすか」
「おう。じゃあな。あたしは行くぜ」
そこでカチーナ先輩と別れた。
「先輩、勝つよね?」
「あ~、相手をたこ殴りにしてそうだな」
「ふふ。確かに」
プラズマステークを構えながら「ぶん殴ってやるぜ!」と叫ぶ先輩の姿が目に浮かぶ。
「さて、戻るか」
「うん」
これ以上、ピットに居てもしょうがない。二人でピットを後にする。
「ごめんね?迷惑かけちゃった…」
「あ?何言ってんだよ?シャルが援護してくれたおかげで更識は仕留められたし、何度も助けられたぞ」
「でも、結局落ちちゃったし…」
「あの二人が相手だったんだし、勝ったから結果オーライだ」
「うん。ありがとう」
通路でのシャルとのやり取り。そこまで気にする事でもないと思うんだけどな……。俺は心の内でそう呟き。
「飯…食いに行くか?」
思わずそう聞いた。
「お腹すいた?」
「すごく」
「アハハハ。秋らしいね」
「ほれ、好きなもん奢ってやるよ」
「ホント!」
「嘘は言わねェ」
「ん~…何にしようかな?」
学食のメニューを思い浮かべならコロコロと表情を変えるシャルを見ながら、ひとまず、次の試合に向けてよく話し合っておくか……次は一夏たちが相手だしな。そう考えていた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
Sとウィンディは近くのファミレスへとやってきていた。
「で?何の用だ?」
ウェイトレスが持ってきたコーヒーを一口のみそう切り出すS。
「何って…ソウルゲインを奪取するための作戦会議?」
ショートケーキを食べながらそう返すウィンディにSは頭を押さえ。
「それならいつもの場所でいいだろうに……」
「今日はお客さんが来るんだよ」
「……客?」
Sの目がサングラスの奥で細まる。
「待たせてしまったかしら?」
そういって現れたのは長身に豊かで美しい金髪を持った美女。
「ウチらは別に」
「そう?隣良いかしら?」
「……ああ」
美女にそう言われ席をずらし礼をいいながら美女が横に座る。
「で?スコールさん、協力してくれる?」
ウィンディが告げた名にSの目が驚愕に開かれる。自身の記憶が間違っていなければスコールとは亡国機業の実働部隊を率いている大物だ。亡国機業に雇われる形で実働部隊と何度か仕事をしたことがあるSだがスコールと会うのは初めてだった。
「ええ。貴方から前払いで貰ったバルトールとミロンガ。この二体のおかげでうちもだいぶ助かったわ。だから今回はそのお礼として協力しましょう」
「いいね。成功したら今度はこいつでどう?」
ウィンディがスコールへ渡した端末。それをスコールが受け取り、添付されていたデータを開示するとそこにはいくつかのISらしい設計図が表示された。
「これは?」
尋ねるスコールにレモンティーを飲んでいたウィンディはあっさりと答える。
「ウチのスポンサーの一つに作らせているガ―リオンっていう機体。テスラドライブ搭載型で両肩にはフィールド発生器を搭載。高機動性を持ちながら汎用性もあり、一部機能を無くせば量産も安易。おたくらにとっても良い物だと思うけど?後は無人機だけど量産がしやすいリオンやバレリオンとかの設計図だね」
「十分よ。で何時?」
「詳しいことはその端末に入れておいたから見といてよ」
ウィンディにそう言われ、スコールが端末を弄っているのを見たSは席を立つ。
「ん?どうしたの?」
「野暮用が出来た」
「そ、気を付けてね」
ひらひらと手を振るウィンディにSはコーヒー代だけテーブルに置くとファミレスを後にした。
バイクで走る事、一時間。人気のない所まで来るとSはバイクを止め。
「で?一体何の用だ?」
返事はない。しかし、あのファミレスで感じた視線は今もまだ感じる。Sは静かに呟く。
「起きろ。ゲシュテルベン」
展開されたのはダークブルーの全身装甲。胸部と頭部以外は孤狼に似た装備になっている。これがSの専用機であるゲシュテルベン・改。そしてSがISを起動させると現れたのは。
「S。私と戦え」
「Mか…まあいい。相手してやる!」
そう言って構えるSに対しMが纏ったのは以前、Sが協力し強奪したサイレント・ゼフィルスではなく、アシュセイヴァーに似た外見を持つ機体。
「このISはサイレント・ゼフィルスを元に私専用に改良した機体。ヴァイスセイヴァ―だ。さあ!踊れ!」
そう言って右手に持つ大型のライフルを撃つM。
「踊れ?バカ言え、踊るのはお前だ!M」
地面を滑る様に移動するSはステークを構えるとフルフェイスの奥で獰猛な笑みを浮かべながらMが操るヴァイスセイヴァーへと襲い掛った。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
本音が乗る弐式・改はぶっちゃけ参式のテスト機みたいなものです。
では、ご意見、ご感想をお待ちしております。