悔いはないが
Be The Oneを聞くのが日課になってる今日この頃
本編ビルドの合間に読んでくれたら嬉しい!
ではどうぞ!
マスターと篠ノ之束が帰宅してきて数時間後、今俺は夕飯を作っていた。
料理下手なマスターに変わって俺が代わりにやっている。
前世でも俺は料理好きだったし、独身だったからよく作ってた。
そうそう、2人は今奥の部屋で2人きりで何かしら話し込んでいる。
マスターによると今日束さんと知り合い、2人で話がしたいらしい
恐らく今日はあの論文の発表が行われた日だったんだろう。
篠ノ之束は高校生の頃に既にISを完成させ、論文も作成していた。
しかし、大人達は彼女やISの事を認めず笑い、罵り、まるで相手にしなかった。
話だけ聞くととても不憫に思う
マスターも俺と同じ気持ちなのだろう
それに、マスターは元々宇宙に行きたいと願い、それが科学者になったきっかけだとも言っていた。つまり、単なる優しさや憐れみで声をかけた訳では無い。
マスターも力になりたい、そう願ってのことだと思う。
「すまないな、建兎。束ちゃんを送っていくよ。」
「え、ご飯はいいの?」
「ああ、束ちゃんも今は食欲が無いらしいしな。じゃあ行ってくる」
...3人分作っちゃったんだが。 絶対余るだろこれ。
やれやれとため息をつきながら片付けをしていると
「...ねぇ」
不意に声をかけられた。マスターと違い高く綺麗な女性の声。
主は言わずもがな篠ノ之束その人である。
「君は、名前なんて言うの?」
「え? えっと...」
まさか声をかけられるとは思わずどもってしまう。
「建兎... 桐生 建兎です。 建築の建に、兎」
「へー、じゃあけんくんだねー。 いくつ?」
「けんくん!? あ、あーっと10歳です。」
この人は気に入った相手をニックネームで呼んでいる。
気に入った相手といっても数えるほどしかいないのだが。
「そっかー、てことはいっくんやほーきちゃんと同い年だね。」
「は、はぁ」
ここでの『いっくん』は 主人公の織斑一夏、『ほーきちゃん』は束博士の妹の篠ノ之箒のことである。
初対面でここまで気に入られるとは、本当に予想外だ。
「ふんふんふん、はーん、ふむふむ」
「え? あのちょっと、ち、近いんですけど」
何故か束博士は俺の顔のすぐ近くをじーっと見ていた。
「うん、なるほど。 君は興味深いね。 束さんのお気に入りに入れてあげよう!」
「え? え!?」
「実は嘘なんじゃ」とも考えたが、本当に気に入られたようだ。
しかしまだ事実であるというのに理解が追い付かない。
「んー、うまく言えないけど君は少なくともそこらの凡人とは違うね
君からは私と同じような感じがする。
え...?
「束ちゃーん? どーしたー?忘れ物したかー? 」
「あ、ごめん。そーさん。ちょっとけんくんとお話してた!」
「何!? もう仲良くなったのか!? 俺が親として認められるようになるまでどれだけ―」
まじ...かよ。 そんなことまで分かるのかよ!?
あまりの衝撃に俺は呆然としていた。彼女と特に話した訳でもなく、マスターもそういうことは話してないだろうし、特に何かがおかしかったとは思えないんだが...
少ししてからマスターが帰宅。 2人で三人分のご飯を消費することになったがなんとか平らげた。
食事中マスターが何か言ってたが頭に入らず、その日は寝られなかった。
学校でもボーッとする日が増え、先生に注意を受けて指される事も多かった。(まあ問題なく答えられるんだが)
その数日後、遂に白騎士事件が起きた。
日本に約2300ものミサイルが撃ち込まれ、それを白騎士こと織斑一夏の姉、織斑千冬がどんどん撃墜していく。
ミサイルを落としきった後、戦車やら爆撃機やらが出撃していくがそれも難なくしかも1人の犠牲者を出すこともなく機能停止させて行った。
原作を知ってるとは言え、凄まじい光景だった。
高校生2人が世界を揺るがす大事件を引き起こしていたのだから。
俺と一緒にテレビを見ていたマスターは
「束ちゃん...」
と、心底悲しそうに呟いていた。
自分も束博士に賛成していた手前、こうなってしまったらもう軍事利用されてしまうと目に見えたのだろう。時折俺の方を見ては何かを決意した様な表情をしていた。
こうして白騎士が圧倒的な力の差を見せつけ、白騎士事件は終わりを迎えた...。
そしてその後、束さんが再び家にやってきた。
「やっほー! けんくん! 元気してた!? 愛しの愛しの束さんだよー!」
「分かった! 分かりましたから! 頬ずりしてくるのは辞めてください!」
「...束ちゃん、悪いが少し建兎と話したいんだ。君も一緒に居てくれ」
あれ? おかしいな? いつもなら
「あ、束ちゃんだけずるいぞ! 俺だって建兎としてやるー!」
とか言って混ざってくるのに。
凄い真面目な表情で俺を見ていた。怒ってるとも、悲しんでるともとれる目をしていた。
「うん! りょーかい!」
そういって束さんは俺から離れ、椅子を取り出し座る。
なんだこれ、俺尋問されてるみたいじゃん
そんな事思ってたらマスターがおもむろに口を開き、
「建兎、単刀直入に言う。
作者はビルドの小説を書いていながらエグゼイドロスになっている。
今年は平成ジェネレーションズやトゥルーエンディングなど見たかったが受験で見られなかったのもあって少し物足りない気分だ。
ただ、それだけ
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