ぼっちの俺と人気な彼女   作:鬱ケロ

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どうも、現在進行形で風邪ひいてます。鬱ケロです。

最近何故か神のみぞ知る世界ってアニメを一期からまた見始めました。
久しぶりに見ると面白いですね、あれ。

今回はちょっと短めですがよろしくお願いします!





ぼっちの俺とクラスの朝

 神無との秘密ができてから早くも数日が経過していた。……こう言うと恋人同士になったのかと思うから不思議だわ。そんなことは絶対ないんだけどな!あれ?目から汗が。

 しかし、そんな秘密ができても俺たちの生活は変わらない。俺はぼっちであいつは人気者。そこが変わることは絶対ないだろう。

 と、言うわけで俺は今日も楽しく朝読書に勤しんでおります!

 因みに最近は『万能鑑定士Qの事件簿』を改めて読んでいたりする。オススメは九巻目。小笠原がカッコいいと本気で思った。表紙は事件簿シリーズの最後のウェディングドレス姿一択です。映画も見たけどやっぱり原作だよ、これは。

 そんな誰に聞かせるでもないオススメの本紹介をしていると、気づけば授業開始まで一分を切っていた。そして教科は現文。あ、オワタ。

 そこで鳴り響く学校のチャイム。しかし、そこで遂に俺の力が覚醒した!

 

「と、言うわけで時止めたので教科書取ってきまーす」

「高校生にもなって厨二みたいなこと言ってんなよ。素直に用意し忘れましたとか言えねぇのかお前は」

 

 そう言って俺に呆れた目を向けてくる倉持先生。

 いや、だってねぇ?

 

「本を読んでたら用意し忘れました、とか恥ずかしいじゃないですか」

「それで言い訳として厨二発言する方が恥ずかしいわ」

「うわ、先生今世の厨二病達を敵にまわしましたよ。やっちまったなもう終わりだ。煉獄の炎に焼かれて地獄に落ちろ」

「てめぇ、評定落とされたいらしいな」

「ごめんなさい!謝りますから評定だけは勘弁してください!」

 

 ちくしょう!これが先生のやることかよ!いや、おふざけ無しで本当にいいのか、これ?

 そんなことを思っていると先生がため息を吐いた。

 

「さっさと教科書取ってこい。もう授業始まってんだから」

 

 とは言っても、と言いながら先生は俺の後ろ。教室全体を見回した。

 

「まだ来てない奴が数人いるんだがな」

 

 その言葉を聞いて俺も後ろを見る。確かにいくつかの席がまだ誰もいない状態だった。時計を見ると既に授業が始まって数分が経っている。

 

「……まぁ、いつもの光景ですけどね」

「……はぁ」

 

 俺の言葉に先生が再度ため息を吐く。

 そう。これがうちのクラスのいつもの光景なのだ。

 そんな話をしていると廊下の方から足音が聞こえてきた。

 

「来たか」

「来ましたね」

 

 その音を聞きながら俺と先生が教室の扉を見ているとその扉が音を立てて開かれた。

 

「セーフ!」

「アウトだ、バカ」

 

 当たり前だわ。あの男にはチャイムが聞こえていなかったのだろうか?

 そんな風に俺がツッコミをいれていると、後から数人が喋りながら入ってきた。

 

 今入ってきたのはクラスの中でもトップカーストに位置付けられているであろう集団だ。名前はわからないが普段騒がしい奴らなので顔は覚えていた。と言うかクラスの奴の名前は一人を除いて誰も知らん。

 え?クラスの奴の名前くらい覚えろ?……今はさ、そんなこと覚えるくらいなら英語の単語覚えた方が有意義だって思うんだ。

 

坂本(さかもと)くん。遅刻はよくないよ」

「あはは。ごめんね、清水さん」

「そこは先生である俺に謝るところだろうが」

 

 遅れてきた奴らに意識を戻すと、神無が初めにきた男に注意をしていた。

 あの男坂本っていうのか。……坂本っていうわりにはFクラスをまとめられそうな奴に見えないし、薩長同盟を組もうとするような男には見えない。かと言って秘技をたくさん使える何故かカッコよく見える男に見えないしなー。本当に坂本くんですか?あなた。……ごめんなさい偏見です。逆に現代にそんな奴が実在したらやばいです、はい。

 

「お前もぼうっとしてないでさっさと教科書取ってこい。あと座ってないのお前だけだぞ」

 

 先生のその声を聞いて教室を見てみると、いつの間にか遅れてきた奴らはみんな席に着いていた。

 うわ。みんなの視線が痛い。これはぼっちの俺にはこうかはばつぐんだ!俺はめのまえがまっくらに……なると大変なのでさっさとロッカーに取りに行く。

 席に戻る途中ふと神無と目が合う。すると神無は呆れたような視線をこちらに向けてくる。そんな視線を受けて、俺は苦笑いを浮かべながら席に着いた。

 そんな始まり方が、俺達のクラスの朝の風景だ。

 




毎日投稿してる人達が本当にすごいと思う今日この頃。

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