「う〜んもう朝か〜………ん?」
ベッドからむくりと体をおこすとそこにはいつも通りの自分の部屋が広がっている…はずだが所々おかしい事に気付く。
起き上がろうとすると、体に傷があるのか、痛くて起き上がる事が出来ない。
沈は起き上がる事を諦め、回りを見渡してみると、大きな鳥の巣のような物に寝転がっている事がわかった。
(ここ、どこだ?)
自分がいる場所に疑問を持ちつつ空を見てみると、そこには青々とした空が広がっていたが、20匹程のドラゴンらしき生き物が空を気持ちよさそうに泳いでいることが確認できた。
ドラゴンらしき生き物は、時々火をふいたり空中でじゃれあったりしていた、人間から見たら怖いでは済ませることの出来ない光景だった。
沈は目を閉じ考えた
(いやなんか飛んでるんだけど何あれ絶対ドラゴンだよねぜっったいにドラゴンだよねてかまずベッドで寝てるかと思ったらなんか固いし草っぽい感触するし、鳥の鳴き声が聞こえてくるかなと思ったけど何か隣から物凄くでかい鼻息が聞こえてくるんだけどうしよう絶対ドラゴンだよねうん)
沈は焦っているとすぐわかる顔で状況を必死に整理していた
(いやまあ確かに昨日最強にしてくださいとは言ったさ?、けどこんなファンタジー世界に飛ばせとは願ってないよね!?)
沈がずっと頭の中で独り言をしていると隣で眠っていた一匹のドラゴンが立ち上がった
「!?」
ドラゴン立ち上がると同時に大きな振動が沈に伝わり沈は再び目を開けてしまう
そこには美しい赤色の鱗をまとった巨大なドラゴンが沈の顔を覗き込んでいた
「うわぁ!!
沈は驚きのあまりマ●オ並のジャンプ力で飛び、全力でドラゴンとは反対側の方向に走っていった
「やべえって!やばいって!喰われるってマジで!まあけど俺50m6.9だから追いかけられてもワンチャンある!」
沈は走りながら後ろを2秒程見てみると、赤色のドラゴンが車より何十倍も速い速度で追って来ているのがわかった
「流石に速すぎだろおおおおお!」
沈は走る速度を人間じゃありえないようなスピードにまで上げたが、ドラゴンとの距離は離れるどころかさっきよりも縮んでいる。
そして10秒程巨大なドラゴンとの鬼ごっこをしていると、1kmほど先に崖があることに沈は気付いた。
(あんな馬鹿でかいドラゴンにパクッと喰われるより崖から飛び降りて一瞬で死んだ方がましだ!)
沈は飛んだ、そして普通の人間ならそこで落ちて死ぬはずだが沈は違った
「うおおおおおああああああええええええ!?」
彼は人間じゃありえないほどのジャンプをし、崖を飛び越すことはおろか、雲の上まで飛んでしまったのだ。
「てええええ!ここ雲の上えええ!?というかさっむ!」
雲の上はとてつもなく寒く、普通の人間なら特殊な服を着なければ凍え死んでしまうが、沈はすでに人間の域を越していたのでかなり寒いという感覚だけで済んだのだ。
「?」
彼が上を見てみると春香遠くに水色の光があるのが見えた
(あれはなんだ?、というかこの世界は一体どこなんだ?)
彼がそう考えていると、うちにいつのまにか雲を通り抜け地上が見えて来ていた
「て、考えてる場合じゃねえええ!、やばいどうしよ死ぬ!死ぬって!うわあああ!」
勢いよく沈は地面に叩きつけられ、ぐしゃりという音と共に、気を失った…
いかがでしたでしょうか?
駄文や誤字が多かったりしますがそこの所は申し訳ございません…
次の話では恐らく話がちゃんと進んで登場人物とかも増えたり戦闘があったりしますので「期待してるよ!」という凄い物好きの方は次の話も是非見てください!