シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」   作:久保サカナ

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お久しぶりです。






ファミリアと操者の義務

 

 

 

ラセツから情報を引っこ抜き、セニアにランドールだって事を話した俺はやるべきことは早めに済ませておこうと思い立ち………なんか嫌な予感がするので次の日、イブン婆さんのところファミリアを創りに行ったのだ。

 

そこではアンティラス隊の飲兵衛担当こと魔装機ラ・ウェンターの操者、レベッカ=ターナー通称ベッキーと出会ったのだ。

 

インディアンの美女で、開けっぴろげで豪快な性格をしている気の良い姉御肌で確かネズミがめちゃくちゃ苦手だったっけ、アクセサリーを作るのが得意なんだよな。

 

あと、魔操機操者最年長のマドック・マコーネル爺さんも一緒だった。

 

コイツは分かりやすく言うと「常に酒と女のことを考えていそうなエロジジイ」、女性の守備範囲も幼女のプレシアから下手すれば米寿にすら達していそうな年上のイブン大神官までと、恐ろしく広いという筋金入りだ。

 

若い頃はテロリストをやってたらしくそれを心から悔いているから魔操機操者をやってるんだったよな。

 

そうして挨拶して話していると「アンタも女の子なんだからオシャレしなよ〜?よろしい、お姉さんが今度アクセサリーを作ってあげようじゃない!アンタは天然石系似合うよ!!」と言われた、良い奴じゃねぇか。

 

マドック爺さんは初対面なのにも関わらず口説いて来た、悪りぃな、俺は前世妻子持ちの男なんだわ。

 

「今までアクセサリーとかとは無縁でね、ラ・ギアス人は結構つけてる人間多いよな」

「そうそう!文化の違いって奴だね!!ラ・ギアスはお酒も美味しいし役得だね」

「綺麗な女性もたくさんおるしな!召喚されて良かったわい」

「ところでお前さんたち、仲良くなったのは良いがファミリア創りはどうなったんじゃ」

 

そうイブン婆さんが急かして来たので慌ててファミリア創りに向かう、イメージはちゃんとしている。

 

というかイブン婆さんが居なくても神殿の施設さえ貸してくれれば自力で創れなくもない、剣神ランドールとはそのくらいチートなのだ。

 

時間があるなら失伝した魔術の勉強会とかイブン婆さんとやりてぇなぁ………魔術の素養があると原作で言われていたデメクサやシュウあたりも誘いたい。

 

 

 

閑話休題(実際ランドールはスパロボでドラクエやってるような感じ)

 

 

 

そして完成したのがこちらの黒猫・クロと白猫・シロだ。

 

えっお前にネーミングセンスは無いのかって?分かりやすさ重視だよ、戦闘中とかあんまり長い名前だとこんがらがっちまうだろ。

 

その後は特に襲撃なども無く家まで真っ直ぐ帰れた、「ファミリアは猫にする」とプレシアには伝えてあったのでペットショップで赤いリボンと鈴を買っておくように頼んでおいたのだ。

 

「ハイ、つけてあげる」

「「ありがとうニャ!」」

 

妹が猫とワイワイしている姿を心と映像媒体のカメラで連写撮影する、マジで癒しやでぇ………

 

そして自室に戻り、思いっきり猫吸い&肉球タイムを終えた俺は(シロクロからは嫌がられた、でもまたやる)ファミリア持つ「主人が知り得る情報しか反映されない」という点を確認することにした。

 

「俺の前世分かるか?」

「ランドール・ザン・ゼノサキスだニャ」

「まさかの偉人TS転生ニャンね」

 

よし、ちゃんと共有はされてるみてぇだな。

 

「創って早速になるが明日、サイバスターで地上に向かうぞ。さっき予知したんだが明日じゃねぇと駄目だ」

「地上………まさか、シュウ・シラカワと接触する気ニャ!?」

「ああ、アイツの洗脳を解くのがワンチャンあるかもしれねぇ。そうじゃなくてもアイツとは会っておかなきゃいけねぇんだ」

「まぁ、ゼオルート師範の生死とラングランの行く末に関わるけれど賭けにも程があるニャ」

「知らねぇのか?分の悪い賭けほど燃えるもんなんだぜ?」

「「まさかのキョウスケ・ナンブ!?」」

「それにベッキーから酒を頼まれちまってな………」

 

 

 

そして、眠りに着いた俺たちだったが、フェイル殿下のおっしゃられた事を夢で見た。

 

 

 

「マサキ、君に伝えておかねばならない事がある。魔装機神操者の権利と義務についてだ」

 

「言葉で説明する分には、別段難しい事ではない。よく聞いて、忘れないようにしてくれ。魔装機神操者の権利とは、あらゆる権力に従わなくていい権利だ」

 

「まあ、実際魔装機神を止める事ができるのは、魔装機神だけだという事実もあるが」

 

「何?俺が罪を犯したらどうなるか?そんな事はあり得ない。なぜなら、魔装機神に選ばれた操者は、正しき心を持っているからだ」

 

「魔装機神と契約を結んだ精霊は、高位……つまり、限りなく純粋に近い存在だ。操者の邪心が大きくなれば、精霊が操者を拒否するようになる」

 

「そして、魔装機神操者に唯一かせられた義務とは、世界存続の危機に際しては、すべてを捨てて立ち向かう事」

 

「君にとっては当たり前のことかもしれないな、『ランドール』だが、君が思っているより、この義務は過酷だぞ」

 

 

 

セニアが伝えたのだろう、フェイル殿下は「ランドール」を強調して来た。

 

大丈夫だよ、殿下。だって俺にとっては「今更」で「当たり前」のことなんだから。

 

ずっと前…いや、昔からそうして来た、「今回」もそう生きるってだけじゃねぇか。

 

それが「ランドール・ザン・ゼノサキス」の在り方であり「マサキ・アンドー」の生き方だ、何も変わりはしねぇさ。

 

 

 

そう殿下に伝えると「頼もしいな」とおっしゃられたがその表情は優れなかった、自惚れでなければ俺のことを「正しさの奴隷」に追いやらなければならないという苦味が見える。

 

アンタが少しでもそう思ってくれれば「俺たち」も報われるってもんさ、アンタは自分の命を大事にしてくれ、と伝えると「かなわないな」と苦笑された。

 

 

 

フェイル殿下を死なせはしねぇ…それがユーゼス曰く「誰よりも数多の世界を駆けるにも関わらず虚億を持たねぇ俺という存在」が今回は「記憶」を持って生まれた意味だと思うから。

 

 

 





ホントはね、シュウと出会うまでやりたかったんですよ?

スパロボをプレイしているとマサキ・アンドーという存在はつくづく便利に使われすぎだと思います。

虚億が無いから良いけどあったらエミヤみたいになるぞ…
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