シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」   作:久保サカナ

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シュウばかり出て来るけれど実際の所、シュウが滅茶苦茶頼りになるからしょうがないですね。

そろそろ魔装機神第一部を終わらせてOGに入ります


味方になったシュウの頼もしさは異常

 

 

あれから数日が経って、魔装機操者がフェイル殿下に招集される日の朝、俺は朝のルーチンワークをこなしている最中の事であった。

 

俺がヤンロンとのジョギングを終えて帰って来たら、シュウが家に上がり込んでプレシアの淹れた茶を啜っているではないか。

 

 

 

「お邪魔していますよ、マサキ」

 

「邪魔するなら帰れよ」

 

「相変わらずつれないですねぇ………フェイルロードの呼び出しは昼からだったでしょう、その前に伝えておきたいことがあります」

 

「なるほど。プレシア、悪りぃが席を外してくれ」

 

「はーい!今日はお父さんも警邏任務で留守だし朝ご飯はブランチにするね」

 

 

 

そうしてプレシアが自室に戻ったのを確認してから防音の結界を張ってシュウと密談と行くのだった。

 

シュウは湯気の立つカップを置くと、一言、「エルシーネの暗殺に成功しました」と言ったのだ。

 

 

 

「良いニュースじゃねぇか!いや、人の死を喜びたくはねぇが邪神教徒だからなぁ………」

 

「私も人の死には慣れたくは無いのですがね、あいにく改心出来ない邪神教徒に人権は無いのですよ」

 

 

 

そうして、2人でしみじみと茶を啜りながら「邪神教徒死すべし慈悲はない」という決意を固める俺たち(ガエンは改心したため例外)………シュウ曰く「エルシーネの死は事故死に隠蔽して来たのでしばらくは陰謀論者が騒ぐくらいでしょうねぇ」と言うのだ。

 

 

 

「テメェにしては意外だな、てっきり罪を邪神教徒に擦り付けるくらいはすると思ってたぜ」

 

「それも考えたのですがね………貴女ならばご存知だとは思いますが私も母の件があるのでね」

 

 

 

シュウにも探られたくない腹もあるって事か、まぁミサキ・シラカワはシュウの地雷でありウィークポイントだしな。

 

更にシュウは「地上に出る前に後顧の憂いを絶っておきたいのですよ、だからゼツも殺してガッツォーの製造法もブラックホールクラスターしておきました」と言うのだ。

 

俺は思わず「マジか!?」と声を挙げてしまう、確かにゼツもラ・ギアスの生きてちゃいけない生き物だからそのうち俺が殺ろうと思っていたのだが………流石の俺でもここまでシュウに動いてもらうと申し訳無さも湧くし、後でどんな要求されるのか怖くてしょうがねぇよ。

 

 

 

「ククク………私とて錬金学を学んだ身であり人並みの道徳心くらいあります、個人的にもゼツは許せなかったのですよ。まぁ、貴女の好感度稼ぎというのもあります」

 

「お前………本当に邪神の呪縛から解き放たれてからマイティーストライクフリーダムだな。だが、俺としてはそっちの方が好感持てるのは確かだけどなー」

 

「(照)」

 

「無言で頰を赤らめるな気持ち悪りぃ」

 

 

 

そうこうしていると、プレシアの声で「お姉ちゃんそろそろいーいー!?」と結界の外から声がしたので俺たちは話を切り上げるのである、なおシュウも図々しく俺とプレシアと帰って来たおっさんとブランチを食べて行くのであった………プレシアもお客さんが来て嬉しいといつもより沢山作ったらしい、本当に良い妹を持ったぜ。

 

 

そして、今回は情報局に集まった俺たち魔装機操者。

 

フェイル殿下が話を早速切り出した、シュテドニアスのラングラン侵攻計画についてだ。

 

 

 

「先日、マサキが捕虜から情報を抜き出してくれた件を更に情報局で精査した結果、シュテドニアスは大量の新型魔装機を製造して転移術にて直接ラングラン王都を襲撃する計画を立てているようだ」

 

「調和の結界があるから無理なのでは?」

 

「いや、これはクリストフ………シュウが意見をくれたのだが、結界は、何も破壊する必要はない。結界を維持する魔力を、供給できなくなれば、自然と結界は消滅する……」

 

「つまり、王都やアルザール陛下を直接魔力弾や魔装機で狙うということですか!?」

 

「その通りです、現在の大統領であるゾラウシャルドはラセツに命じて侵攻計画を進めていた模様………ククク、ラセツが死人に口なしをされた以上計画も滞ってはいるでしょうが諦めてはいないでしょうね」

 

「そのため、しばらくの間、魔装機操者達には王都での待機を要請する事となる。皆には迷惑をかけて済まない…」

 

 

 

フェイル殿下は話をそこで切り上げた、そーだよなぁ。

 

ラセツが死んでからシュテドニアス関係は完全に原作知識の役にたたねぇ状況になっちまったもんなぁ。

 

 

そして、会議の終わった後。

 

俺とシュウはシュテドニアスのラングラン侵攻用の新型魔装機がある軍事施設に潜入しているのであった。

 

どういうわけかって?

 

いや、そろそろシュウも地上に出るし俺もそれを追わないといけないため、後顧の憂いを完全に絶っておこうという話になったのだ。

 

自慢になるがシュウのグランゾンの転移能力、俺の圏境の術、そしてラプラスデモンコンピューターによる位置予測をフルに使えば誰にも気取られる事なく潜入が可能なのだ。

 

一度潜入しちまえば「グラビトロンカノン、発射ァ!!」「行くぜ!!サァァイフラァァァァァッシュ!!!」で新型魔装機たちをボボパン、そして圏境の術と転移で脱出、以上!ラングラン侵攻計画をおじゃんにしたのである。

 

ラングラン王都にこっそり戻って来た俺たち………シュウには世話になったな、伝えると「それではキスの一つでも貰いましょうか」と冗談めかして言うので、思いっきり背伸びをして(シュウとの身長差)本気のキスをくれてやった。

 

 

 

次の日、シュウは置き手紙を残して失踪した。

 

 

 

『そろそろ宇宙人とかその他諸々が攻めて来て地球がヤバいので手始めに世界征服でもして来ます、お土産は東京ばな◯を買って帰ります』

 

 

 

あまりの乱心っぷりに陛下たちはひっくり返り、1番身軽な俺にシュウを追いかけるように指令が降るのだった。

 

 

 

 

 

シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」 第一部 完

 

 

 





シュウ「私はね、尽くすタイプなんですよ」

マサキ「悪行の限りをか?」

シュウ「貴女にです」


これで第一部(魔装機神第一部編)は完結になります、ここまで読んで頂きありがとうございました!!!


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