シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」 作:久保サカナ
ちょっとオリジナル展開です
マサキの参戦が前倒しになります
UA26000突破ありがとうございます!!
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そして、ひとまずアイドネウス島に戻るシュウと別れた俺とサイバスターは南極からジョッシュとクリス&リアナ、そして彼らの搭乗機たるエール・シュヴァリアーとブランシュネージュを乗せたタウゼントフェスラーを護衛しながら伊豆基地を目指しているのである。
しかし、サイバスターのモニターの一つ・地上波チャンネルではビアン・ゾルダークによる演説と各地でDCが蜂起した事を告げるニュースがずっと映し出されている。
俺もかつて…ランドールであった頃は突如として圧倒的な兵力をもって侵略して来た隣国との戦争によって実の父親を失った。
住んでいた故郷も戦火で焼かれ、後の妻であるフェリーヌを隣国に攫われた。
そして、彼女を取り返すべく戦争の中を仲間達と地べたを這い蹲り泥水を啜ってでも生き延びて彼女を取り戻したのだ。
多くの悲しみを見た、犠牲を見た、そして戦火の中で暗躍するヴォルクルス教団を討った。
今世では突然のテロによって両親と妹を失った、今だから解るが俺は家族を失った悲しみのあまり「思い出したランドールという前世の自分とこれからやらなければならないこと」の事だけを考える様にして必死になって弱い心を守っていたのだ、なんて薄情者なんだろう………もう前世と合わせれば100年以上生きておきながら自分の弱さが嫌になる。
この戦いに一区切りついたら花を持って墓参りをしよう…きっと親父もお袋も妹…ミサキも許してくれるはずだ。
そう、今でこそ神話になったランドールの旅路は戦争から始まったのだ、そしてテロから始まった今世のマサキの戦いも。だからこそ「ランドール」としても「マサキ」としてもテロと戦争は決して許せないのだ。
「戦争が産み出すのは破壊と悲しみだけ、勝者なんて存在しない」………5000年前の俺が残した言葉だ、ちゃんと後世に伝わってるのか?
俺は何度でも言える。「テロと戦争を起こす者を許してはおけない」………ビアン、お前は自分の事を強くて賢いから「自分が動かなければいけない」そう思い込んでいるんだろう?
だが、テメェは「人間の事を数字でしか考えられない人でなし」だ、お前は知らないだけだ。
昨日まで当たり前の様に側にいてくれた大切な人を失う恐怖を。
もうこの世にいない大切な人に化けた邪神教徒に刺される痛みを。
やっとの事で帰り着いた我が家が大切な人と作った思い出と共に瓦礫と化していた悲しみを。
戦火に追い立てられながら、来るともわからない明日を待ち望みながら文字通り泥水を啜ってでも生きなければならない苦しみを。
あのご立派な演説席や「ぼくの かんがえた さいきょうの ロボット」の中じゃあ一生味わえないだろうよ。
責任を取って死にてぇんだろうが絶対に死なせてやらねぇ、お前も生きなきゃいけない人間だ。
せいぜい生き恥を晒してリューネにぶん殴られればいいさ、リューネのことは俺に任せておきな、ラ・ギアスに移住させてやる。
と、俺はここまで考えて改めて「ビアンとシュウをここまで追い詰めたEOTI特別審議会の連中の愚かさ」を再認識するのであった。
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タウゼントフェスラーに合わせて(サイバスターとしては)安全運転をしていると、サイフィスの声で「もうじき伊豆基地ですよ」と伝えられた。
俺はタウゼントフェスラー内のジュッシュ達に「レイカーには連絡を入れてあるんだろうな?このままじゃあDCの連中扱いされて撃墜されちまう」と確認を取る。
すると、クリフから「既に連絡はしてあるから問題無く入れるはずだ」と返答があった、なら良いんだけどな。
ちなみに伊豆基地の毒蛇こと裏切り者のハンスは既にギリアムのとっつぁんによってドナドナされたらしい、だが俺の勘だとフラスコの修正力だかでまだ裏切り者はいそうなんだよなぁ………
実際のところ、キョウスケはビルトラプターで墜落したらしく既に伊豆基地にはいない、ビルトラプターの件でハンスのドナドナに踏み切れたそうだからな、北米や宇宙でエクセレンとよろしくやってるだろう。
イングラム?アイツは二重スパイやってるらしいから問題は………無いはずだ、タブンネ。
そうして伊豆基地では普通に基地の管制の指示に従い着陸、どうやら今はハガネ内部に機体や物資を運び込む真っ最中だった様で俺たちは機体を預けようとしたところで基地内に警報が鳴り響いた。
間違いなくDCのハガネとSRX計画の機体を狙った襲撃だろう、俺はジョッシュとクリス&リアナに直ぐに機体に搭乗する様に指示を出した。
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『通達する。直ちに武装を解除し、ハガネとSRX計画の試作機を渡せ』
「断る」
『……では降伏か、死か……好きな方を選べ』
「そのどちらも選ぶつもりは無い」
『了解した。これより攻撃を開始する』
DCが指揮官の1人、エルザム・V・ブランシュタインによる降伏勧告、それを伊豆基地司令レイカー・ランドルフははっきりと断った。
ここに連邦軍とDCの戦端は開かれたのである、その中には………
「総員第二種戦闘配置!エンジンに火を入れろ!」
「りょ…了解!」
「副長!レイカーに伝えろ、ハガネを発進させるとな」
「なっ!?」
立派な髭を生やしパイプを咥えたいかにも歴戦の軍人と言う風貌の男…ダイテツ・ミナセ中佐は己の副官の茶髪に童顔の男…テツヤ・オノデラにスペースノア級万能戦闘母艦2番艦……「ハガネ」を発進させる様に命じるのであった。
あまりの無茶に返事を吃るテツヤに対してダイテツは、「敵の目的はハガネの拿捕と伊豆基地の制圧にある、我々が出れば基地への被害を抑えられる」と説きこう言い切るのだった。
「ここで沈むようなら…我々はDCには勝てん!!」
連邦軍…いや、やがて地球の希望となる鋼鉄の舟はここに産声を上げたのである。
作者の考える「マサキ・アンドー」というキャラクターは
「たとえ父親と故国の仇だったとしてもその死に涙を流せるほどの情の深さを持ち合わせている優しい人間」
だと考えています、実際シュウが死ぬと泣きますからね。
だからこれからこの小説では「情の深い」ところや、「今世の家族の死を受け入れられなかったあまりに前世の記憶やラ・ギアスに傾倒して行った」ところを描写して行きたいです。
作者の文章力で表現出来るかどうかはわかりませんが頑張ります。
なんか次回はめちゃくちゃ登場人物が増えそうです。
具体的に言うと
・原作ハガネメンバー
・クォヴレー率いるスクール組
・カイ率いるアルジャンクラス
・マサキと南極兄妹
回し切れるか不安です…会話だけで終わりそう(小並感)
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