シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」 作:久保サカナ
前倒しで原作ヒロインでフラッパーガールな彼女と地上まで追いかけて来たストーカーが出ます。
あるところにリューネ・ゾルダークという女の子がおりました。
リューネは容姿端麗、運動神経抜群、スタイルにも恵まれており、性格もお世辞には弱いところもありましたが明るく、真っ直ぐな性格の持ち主でお父さん………ビアン・ゾルダーク博士のまさしく自慢の娘でした。
このビアン博士、娘を愛するがあまりに幼い頃から厳しい英才教育をみっちり受けさせた俗に言う教育パパ………そのためリューネはハイスペックに育ちました。
まぁ、フラスコは違えどスパロボには息子を本人が知らないうちに勝手にサイボーグに改造する様なお父さんもいるのでビアン博士の教育方針はまだマシでしょう。
遠くのフラスコから破嵐万丈と碇シンジとルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとツナシ・タクトもそうだそうだと言っています。
リューネのハイスペックの一例)
・常に片方5kgのパワーリストを両腕に着けている。そのおかげで、リストバンドで銃弾を止める特技を持つなど、超人的な身体能力を持つ。
・その腕力は水泳メダリストをやっていた筋骨隆々な大男に腕相撲で将来あっさり勝てる
・岩をも握り潰し、握力計(一般的な握力計の限界は約100kg)を破壊する
・仕込み杖で銃弾を弾いた剣の達人のリシュウ・トウゴウをして「弾を跳ね返すぐらい、リューネの嬢ちゃんも朝飯前でやりおるわい」と言わしめるほど
・後にラ・ギアスの技術を用いてヴァルシオーネをヴァルシオーネRに改修出来る
・ヴォルクルス教団の暗殺者をリアルファイトで返り討ちにする
etc
ただ、ビアン博士の娘への愛情は本物でした。
それは「ヴァルシオンは可愛くないから乗りたくない!」と言うリューネの為にヴァルシオーネをわざわざ造ってプレゼントしたり、ヴァルシオーネの機密データのパスワードをリューネの好きな時代劇の台詞にしたりと、この親子には確かに愛情と絆があったのです。
これには碇シンジ君も「ウチのマダオと交換してくれませんか?」とコメントしそうですね。
そんなハイスペックなリューネですが、人並みに悩みがありました、むしろ人には言えない悩みがありました。
それは「恋愛対象として見るならば男の子よりも女の子の方が好き」………百合女子、ぶっちゃけるとレズビアンなのでした。
しかも、ただのレズビアンではありません。
「自分と同じくらい…いや、自分を真っ向勝負で負かせるくらい強くて尚且つ自分と同世代の美少女で性格も良く無きゃ嫌」と理想がものすごく高かったのです。
人生のパートナーにするんだからこれくらいなきゃ嫌、とはリューネ談、なかなかに重いですね!
ヴァルシオーネにはメガ・グラビトンウェーブは積んでいないのに!
まぁ、娘の悩みを実は見抜いていたビアン博士はそんな人間はグランゾン・エターナルのスパロボ実装よりもありえないと思っていたため、この調子ならリューネが変な男に引っかからないと安心していましたが。
なお、ビアン博士からこのことを聞いたシュウ・シラカワ博士は「ライバルが増えそうですねぇ…」と戦々恐々していました、どんだけマサキのことが好きなんでしょうか。
それから、ビアン博士が地球を愛するあまりにディバイン・クルセイダーズ…通称、DCを率いて決起したので父親の思想に賛同出来なかったリューネはヴァルシオーネに乗って自宅のあるアイドネウス島を出奔しようとしていました。
今まで過ごした部屋を名残惜しいと少しだけ思いながら見渡し、愛犬のラッシーを撫でてから、いざ出発しよう………と思ったところで「そうだ、DCのお世話になった人たちに挨拶して行こう」と思い立ち、DC本部に向かったリューネなのでした。
そうして、DC本部に向かうと見たことの無い機体が格納庫の入り口に立っており、何やら言い争い…というか押し問答?が起きているのでした。
気になったリューネは言い争いの中心に居たビアンの腹心…シュウ・シラカワ博士に何があったのか尋ねるのでした。
シラカワ博士曰く「私の恋人に横恋慕するストーカーがDCに入れろ、と五月蝿いので追い払おうとしていた」とのこと。
その言葉にストーカーと呼ばれた少年………全身黒ずくめで腰に剣を佩くというまるでラノベの主人公のコスプレのようです、は「誰がストーカーだ!マサキの恋人を気取ろうとか君こそストーカーじゃないか!!」と怒鳴るのです。
何やら複雑なものを感じ取ったリューネでした、しかし、マサキという響きに何処か懐かしいものを感じシラカワ博士に「マサキってどんな子?写真とか無いの?」と尋ねます。
するとシラカワ博士は少し思案すると胸に下げていたロケットペンダントを開くとリューネに見せて来ました、そこに写っていたのはまるで翡翠を思わせるような翠の髪と瞳を持つ美少女でした。
「ヤダ…!超タイプ!!!」リューネは思わず写真の美少女に見惚れてしまいます、これで後は強くて性格が良ければ言うことはありません。
ストーカーと呼ばれた少年………本名はエラン・ゼノサキスと後に判明、の言ですが彼女…マサキは滅法強く、なんと機体に乗らずに僕の機体………ゼルヴォイドの両腕を落として倒してしまうほどの「どこのマスターアジアでいらっしゃる?」みたいな実力を持つというのです。
シラカワ博士も「私が本気出しても勝率は3割行けば良い方」と彼らしくも無く謙虚にマサキを認めています。
あとは性格ですが………リューネはここまで想われるくらいの少女ならばきっと悪くは無い性格なんだろう、と不思議なことに思えてきたのでした。
何よりもさっきからこの少女に懐かしさ………デジャヴが止まりません、きっと生まれる前、いやこことは違う世界で出会った様な………そんな感じがするのです。
リューネは彼女と出会うのが楽しみになりました。
シラカワ博士に彼女は何処にいるのか?と聞くと単騎でDCを倒すべくアイドネウス島に向かう戦艦・ハガネに乗っていると言うのです。
エランはそれを踏まえてマサキと戦うべくDCに参加する様です、シラカワ博士の虫唾ダッシュ顔が印象的でした。
リューネはDC戦争に関わる気は無いのでこのまま出奔する予定は変えずにそのままアイドネウス島を出ました。
しかし、マサキ・アンドー………彼女ならば力に溺れた父親を止めてくれる、そんな予感がしたのです。
リューネはいつか彼女に会うことが楽しみでたまりませんでした。
はい、というわけでリューネ回でした。
エランさんがなんか地上まで追いかけて来たけどオーラ力ならぬストーカー力が高かったんだな、で納得して頂けると幸いです。
作者は原作ヒロイン×先天性女体化主人公のCPが性癖に来ます(正直)
ちょっと過去回を手直ししようと思います、読み返したらアラが目立ったのでちょこちょこ変えてこうと思います。
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