シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」 作:久保サカナ
これまでのあらすじ
イングラム「こうなってしまったのは俺の責任だ、だが俺は謝らない」
クォヴレー「良いからクスハ汁だ!」
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イングラムのせいで、本来ならばクスハ(とエクセレン)が攫われてゴタゴタしてたところが恋愛リレーションの生えるギャグ展開で終わったハガネ・ヒリュウ改一行、実にさいこどらいばぁずしていた。
しかし、忘れてもらっては困るがエアロゲイターの脅威はすぐ上にまで迫って来ているのである。
「ダイテツ艦長!ジュネーブが消滅しました!!」
エアロゲイターの散発的な、しかしハガネとヒリュウ改を明確にターゲットにしている攻撃を凌いでいる一行は連邦議会中枢のあるジュネーブが攻撃された事に驚愕するのであった。
「ところがぎっちょん!有能過ぎて困っちゃうマイブラザーが予知で攻撃を予測していたため本物の議会中枢は既にパリに移されていたのでした!」
「というか、原作と呼ばれるフラスコででジュネーブが狙われたのだって降伏派の無能を消して俺たちをサンプルとして纏めて収穫する予定だったからだろ、イングラムの奴は何で無駄撃ちさせたんだ?」
「おそらくはオペレーションSRWを無理矢理にでも決行させる為だろう、これで漸く地球人類の尻に火がついた訳だ…」
慌てて伊豆基地に帰還したハガネ・ヒリュウ改一行………アビアノの哨戒からのライブ映像では、衛星軌道上への戦力の転移布陣、艦砲射撃で狙い撃ちという現在の地球では防ぐ手立ては無きに等しい無慈悲な光景が広がっているのであった。
その光景を眺めながらレイカー司令はノーマン・スレイ少将起案の反抗作戦が決行されるという事をダイテツとレフィーナ、そしてビアンの名代として伊豆基地にやって来たエルザムに告げるのだ。
その反抗作戦では地球連邦軍及びにDCの総戦力を絞り出し、エアロゲイターの本拠地と思われる「ホワイトスター」を攻略する。
しかし、主力艦隊はDCとも調整しつつ編成されているが、ハガネとヒリュウ改にはそこには加わらず、独立遊撃艦隊としてDCの派遣してくれたクロガネと共に動いて欲しいと言うのだ。
エアロゲイターは初動の世界同時侵攻は別………イングラムがレビを抑えているため原作のフラスコよりは小規模………にしても、それ以降の散発的な戦略拠点や都市部への示威行為以外で明確にターゲットにされているのはハガネ・ヒリュウ改の部隊のみである。
だからこそ、陽動部隊………そして場合によっては文字通り切り札として運用する、それがレイカーとノーマンの考えなのである。
「無論、DCの者達に命令出来る権限は我々には無いが…」
「あの決闘により、主導権を連邦軍に任せると決意したのはビアン総帥です。我らは影たれば、光との縁もまた強くありましょう」
『我々もまた地球を守りたい志は等しく出来よう、出来る事は全て全うするまでだ』
ビアンが多忙のため、名代を務めるエルザム、そして通信に出たビアンはクロガネ派遣を確かに承るのであった。
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伊豆基地、整備ドックにて。
「何故…俺とジガンだけいっつも自給自足なのか………」
「いつになったらアタシのヴァルシオンを赤く塗ってくれるんだよ!」
そうぼやくのは、オクト小隊…主にジガンの整備を自分でやる羽目になっているタスクと、専用機こそ手に入ったが「自分のパーソナルカラーに塗る」というオーダーが通らない事に口を出しに来たカチーナである。
「やらねえとは言ってねえよ、後回しってだけで。タスク、あんたは元々整備班勤務だったんだろ、自分で先回りして作業工程計画作っといてくれりゃ時間節約にもなるし頼むよ」
「トホホ、パイロットに転向してもコレかよ〜!」
「何がそんなに手間取っていやがるんだ?せめてタコさんエムブレムくらいは付けてくれよ」
「あんまりガタガタ言うならそのエムブレムもくちぱっちに変えちまうぞ、いやな?ゲシュペンスト系のパーツ消耗がキツいんだよ、なまじ他の機体にも流用が効くから喰われまくりだ………特に毎回無茶苦茶するアルトアイゼンのせいだが」
「ここの所、特にちまちま襲撃があってじわじわ損耗してるんだよ。伊豆基地に戻って来れたから例の作戦にはメカニックの意地と誇りに懸けて間に合わせて見せるが下手すれば共喰いも視野に入れてたぜ」
メカニックのあんちゃんおっちゃん達のぼやきに「げー!」となる2人、兵站はガチで戦争の行方に関わって来るのはスーパーロボット大戦になっても同じなのだ。
しかし、そこにツナギ姿で長髪を括ったイルムが現れて「そんな貴兄らに朗報だ、月から追加生産文の資材回したってさ。今日明日の便である着くはずだからまあ安心しな」と告げた。
「月ってマオ社とアルテミス社のファクトリーからっすか」
「そうだ、あの二重スパイ様のおかげかまだ物流を抑えられちゃいねぇからな。ランドセルことXANユニットもバンバン量産されてるってよ」
「二重スパイ様ねぇ、アイツは何がしたいんだ?こないだだってやってる事がラブコメのテコ入れ回だったじゃねぇか」
「アイツにも考えがあるんだろ。まぁ、巻き込まれた側はご愁傷様だったがな。あれから初々しいラブコメが始まって甘酸っぱいのなんの」
「あー分かる、見ていてにっがいコーヒーが欲しくなるよな」
そう言いながら、初々しいカップル達のラブコメっぷりを思い出して胸焼けする大人組なのであった。
肝心のカップル達が何をしているかと言うと………
「キョウスケ中尉!エクセレン少尉との対高機動戦闘戦ステージ10本終了しました!!」
「よし、休憩を入れたらブリットとの同機種対戦10本だ」
「はいっ!」
ATXチームと共にひたすらシュミレータで汗を流すのはクスハ、高機動戦闘戦ステージで相手分かるしていたエクセレンは「クスハちゃん〜?あんまり無理しちゃダメよ?」とスポーツドリンクを自分とクスハの分を取りつつ声をかけるのだった。
「無理なんてしてません…!この間、皆に迷惑をかけたぶんは取り戻さないと!ひゃっ」
「クスハちゃん焦るのは無しよ、貴女の彼ぴっぴのラブラブブリット君も黙っちゃいないわよ〜?」
熱くなっているクスハの頰に冷たいスポーツドリンクを当てて(物理的に)冷やすエクセレン、ブリットも彼ぴっぴ云々の事には顔を赤くしながらもクスハに「迷惑なんて思っちゃいないさ!でも、クスハが無理をしたり辛そうにしていると俺も辛いんだ…」と素直に思いを吐露するのである。
「ブリット君…こないだ良いようにされた私が言うのもなんだけど守られるだけじゃなくて守る側に立ちたいの…ブリット君や皆の背中を守れるくらいに!!」
「クスハ…嬉しいけれど、でもそう簡単に強くはなれないし、強くなったからって全部守れるわけじゃないんだよ…」
「じゃあ!どうすれば…!」
「全員で強くなれば良い」
クスハとブリットの会話に口を挟んだのは意外にもキョウスケであった、イングラムが離脱した後、前線指揮官に任命された彼なりに思うところはあるのだ。
(クォヴレーも少佐だが辞退した)
「そうよ、クスハちゃん。ひとりでは駄目よ、ひとりじゃ限界があるわ。だ・か・ら!皆で強くなりましょ」
「キョウスケ中尉…エクセレン少尉…!はい!!」
「休憩は終わりだ、ブリット相手をしてやれ」
「はい!」
「よろしくねブリット君!」
そうしてシュミレータに戻る2人、たとえ戦争中であっても恋の花は咲くし、生きようと2人がもがき続ける限りこの花は散る事も無いだろう。
鬼灯様「日本地獄でも魔装機神原作好きの亡者にアニバスターを見せる呵責を導入しました」
亡者達「人の心ないんか?」
鬼灯様「鬼神ですので」
真面目な話、アニバスターで杉田智和以外に得した人間っているんですか…?
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