シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」   作:久保サカナ

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リュウセイが彼女2人を連れてお母さんのお見舞いに行く回です。




お袋!俺、彼女が2人も出来たんだ!

 

 

 

「ライ、運転やってくれてありがとうな」

 

「気にするな、私とお前の仲だろう」

 

「帰りは私が代わる…」

 

 

離脱したイングラムに代わりSRXチームの面倒も一旦見てくれているクォヴレーの厚意で軍病院に入院している母親であるユキコに会いに行く時間が取れたリュウセイ、軍用車をレンタルして一般車両運転免許を取得していたライディが運転をしてくれているのだ。

 

帰りは同じく免許を持つラトゥーニが運転をしてくれるという………普段、己の手足の様にPTを操縦しているのに一般車両運転免許は高校生であったが故に持ってなかったリュウセイ、なんともチグハグな話だ。

 

 

(これは、15歳でいきなりラ・ギアスに召喚されたマサキにも言える事だが)

 

 

それに、リュウセイの母親であるユキコが元は軍の施設である特脳研に所属していた事を教えてくれたのもクォヴレーである、彼女は「イングラムから伝える様に頼まれていた、お前も己のルーツを確かめる…ついでに彼女2人を紹介して来るんだな」とイングラムからSRXチームの面倒も引き継いで焼いてくれていたのだ、元教皇は伊達ではない。

 

ちなみに、このフラスコの世界に於いては「イングラム・プリスケンはエアロゲイターの二重スパイである」という事が軍のお偉いさんの間では周知されてるためRシリーズの凍結はされていないし、関係者も拘束されていない。

 

現在はシュミレータでパターンOOCの練習をしている最中である、成功率は3人の努力の結果もあり8割を越えた………やっぱり戦場でいきなりぶっつけ本番でやれ!失敗したら裏切りの銃口!!な青ワカメは洗脳されてたとはいえ害悪である。

 

なお、OOC…オンリーワンクラッシュだと縁起が悪いからせっかくのスーパーロボットなんだしもっとカッコよく………ヴァリアブル・フォーメーションとかが良い!!というリュウセイの意見はメカニックのロブの後押しもあって通った、ゲン担ぎは軍人にとっても重要なのだ。

 

 

「ねぇ、リュウセイ。途中でお義母さんにお見舞いの品を買って行くべきだと思う」

 

「ラトゥーニの言う通りだな!やっぱり網目の入った高級メロンとか…?軍人になってからメロンどころかマンゴーも平気で買える様になったぜ」

 

「食べ物ならひとりで食べ切れる分量にしておけ、やはり無難に病室に飾る花とか、後は退屈を潰せる本やCDとかが良いんじゃないか?」

 

「そういやお袋の話じゃ部屋にBDプレイヤーがあるらしいぜ、せっかくだしバーンブレイドBD全巻プレゼントするか!」

 

「それじゃリュウセイの趣味じゃない…」

 

「ならば、ショッピングモールに寄るぞ」

 

 

そう、意見を出し合いながらまだ面会時刻まで時間があるので買い物にショッピングモールに寄る3人なのであった。

 

 

そして、軍病院にて。

 

軍病院の1番良い病室でリュウセイが面会に来てくれるのを楽しみに待っていたユキコ・ダテであったが、まず会いに来てくれた息子が軍服を着ている事に驚愕、更に同じく軍服を着用した金髪碧眼の美女と紫髪の美少女を連れている事に驚愕通り越してスペースキャットになってしまった。

 

リュウセイは椅子を出すとベッドにいるユキコの横に座った、ライディとラトゥーニは更にその後ろに椅子を出して座る。

 

 

「お袋、久しぶり。色々あったけどさ………俺、元気だから」

 

「リュウ…大学に行かないで働きに出るって言ってたけれど軍に入ったのね…」

 

 

そもそも、高卒の稼ぎで軍病院の1番良い病室に自分が移れる筈が無い、ユキコは自分の抱いていた嫌な予感が当たってしまった。

 

そして、リュウセイが軍に入る事になったのは恐らく自分が特脳研にいたからだろう…という事に考えが至った、その事をリュウセイに話すと「お袋…やっぱり俺の念動力はお袋から遺伝したものなんだな」と尋ねて来るのだ。

 

 

「ええ、私は昔…特脳研に居たわ。でも、私の念の力は全てあなたが生まれた時に無くなってしまったの…本当にごめんなさい!リュウに負担を背負わせてしまって…!」

 

「謝らないでくれよ、俺は俺の意思で軍に入ったんだ。お袋から受け継いだ念の力で戦えてるし、皆と地球を守れてる。むしろ感謝したいくらいだぜ!」

 

「リュウ…」

 

 

そう言いながらリュウセイが浮かべるのは亡き父親にそっくりの………ユキコが大好きな微笑みなのだ、これには思わず涙がこぼれるユキコ、リュウセイはすかさずライディが差し出して来たハンカチでその涙を拭ってやった。

 

そして、ユキコは落ち着くと「そういえばリュウ、後ろの2人は一体…?」と空気に徹していたライディとラトゥーニに視線を向けた。

 

 

「お袋…怒らないで聞いてくれよ?俺さ、今この2人とお付き合いしてるんだわ。俗に言う彼女って奴だよ」

 

「あら…そうなの、良かったわね。母さんにも紹介してくれるかしら」

 

 

意外!それは微笑み!!

 

母はやはり強しなのだろうか、さっきは宇宙猫になったユキコは立ち直ったのかむしろ2人の名前を尋ねて来るのである。

 

 

「ライディです、ライディ・V・ブランシュタイン」

 

「ラトゥーニ、ラトゥーニ・スゥボータです…」

 

「ウフフ、こんな美人さんと可愛い子に好かれるなんてリュウってばプレイボーイね」

 

「いやぁ、俺もまだまだよく分かってないんだけどな〜」

 

 

ユキコは「不束者ですがリュウをどうかよろしくお願いします」と深々と2人に向けて頭を下げるのであった、ライディとラトゥーニも「いえいえ、リュウセイにはいつもお世話になっているし同じくらい世話を焼いています」と深々と頭を下げ返した。

 

なんか気恥ずかしくなって来たリュウセイはユキコに「これ!退屈していると思って色々と買って来たぜ!!」と差し入れの品を渡すのであった。

 

 

なお、差し入れの品であるが…

 

・高級アートフラワーのアレンジメント(ライディのセンス)

 

・日持ちがする個包装のお菓子(ラトゥーニのセンス)

 

・バーンブレイドBD全巻セット(リュウセイのセンス)

 

 

とそれぞれのセンスや好みがハッキリと出ているのであった………これにはユキコママも苦笑した。

 

 

そして、面会時間も終わり、帰路に着く一向………リュウセイはユキコと「必ず無事で帰って来る事、約束よ」と帰る前に指切りをしたのである。

 

更にユキコに「それに、今度、帰って来たら2人を家に連れて来てね。母さん是非ともおもてなししたいわ」と言われたため、3人は何が何でも生きて帰る覚悟を決めたのであった。

 

 

 





なお、OG2が終わったらもう1人増える模様。

ユキコママ「お布団を人数分買わなくちゃ…」


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