シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」   作:久保サカナ

61 / 70

タイトルで何が起きたか分かりますね。


レッドマンタグ追加しました、皆もルールとマナーを守って楽しくレッドファイッ!!

あと、過ちファミリーが浄化された訳ですが外伝どうしよう…

とりあえず、OG1を完結させてから考えます。


サフィーネ「シュウ様とXXXXしたのね!?」

 

 

 

連綿と紡がれる鋼の救世主達の物語、フラスコの観測者達がより良い世界を望んだ優しい夢。

 

 

それは 白と黒、 正負の相剋からなる太極図に見えたかもしれない。

 

 

それは 宙天に輝く、太陽より生まれ出る十二の星座に見えたかもしれない。

 

 

それは あらゆる色彩を内包する、万華鏡に見えたかもしれない。

 

 

(フラスコの世界の在り方は観測する者によってその姿を変えるのだ)

 

 

マサキの意識はフラスコの宇宙の外、フラスコとフラスコとを遮断し包み込む清きエーテルの中を浮遊していた。

 

彼女のアストラル体…心は翠色の風…サイフィスの揺籠の中で微睡んでいたのだ。

 

マサキは己の辿って来た運命を、そしてこれから辿るべき運命を夢現のままに視るのである。

 

 

「これで仕舞いだ!!コスモノヴァ!!!」

 

「見事です………これで私も……すべての鎖から解き放たれる事が……でき……まし……た……」

 

 

視界が暗転する。

 

 

「俺たちの背負った全ての想いと!!魔装機神操者の誇りに賭けて!!!」

 

「アァカシック!ノヴァァァァァ!!!」

 

 

視界が暗転する。

 

 

「ありゃ、ここは何処だ?」

 

 

視界が暗転する。

 

 

そこからはずっと同じ光景の繰り返しであった、永劫の好敵手にして仇敵・シュウを斃し、あらゆるフラスコにおいて助っ人として振る舞い、己の半身にして魂の伴侶・サイフィスを喪う。

 

同じ映画を見続ける様に、同じ本を読み続ける様に、変わらぬ場面ばかりが映し出される。

 

 

俺は魔装機神操者としての誇りに賭けて使命を全うしているまでだ。

 

ー本当に?

 

 

全ては『マサキ・アンドー』になった者としての義務だ。

 

ーそれは幼い憧憬からくるものなのかい?

 

 

今を生きる人間に明日の平和を届けられれば良い。

 

ー巨人による教化による平和と何が違うんだい?

 

 

俺は愛するものの為に戦い、生きている

 

ーそれで愛するものを失ってちゃ世話ないだろう?

 

 

繰り返し見続ける光景に黒い影が入る、流れ続ける声に耳障りなノイズが走る。

 

マサキの眼前には黒い影………肌らしき部分は死人の様に白い………が現れてその血の様に紅い唇に嘲笑を乗せていた。

 

 

次の瞬間、微睡んでいたマサキの神域に至る感覚全てが警鐘を鳴らした、目の前の存在を決して許してはいけない!危険!危険!危険!

 

アストラル体であるというのに嫌悪感でどうにかなってしまいそうだ…生身の肉体であったなら鳥肌が立っていただろう。

 

 

「目の前の存在を認めてはいけない」………マサキの思考は其処に帰結する、それこそ三邪神よりも忌々しい。

 

マサキの『フラスコの外の住人』であった知識は「目の前の存在の正体はZシリーズに於けるマサキ・アンドーの悪質なパロディでありミスリード要員にして状況を引っ掻き回す悪役、アサキム・ドーウィン」だろうと見当をつけた。

 

だが、解せないのはマサキとアサキムは無関係……他人の空似の筈なのに、眼前の存在はマサキの心をかき乱してしょうがない。

 

 

「君はただ走り続けるしかない、勝利からは逃れられない、その果てに何を取りこぼし犠牲にしてもだ………」

 

「俺の模倣品の分際で意味不明で不愉快なベラを回してんじゃねぇよ!とっとと消え失せろ!!」

 

「ふふふ、君は僕、僕は君。逃れられぬ運命の果てにある者………今はシュウに愛され、サイフィスに護られていればいい………だが、物事に永遠は存在しない。それだけは忘れるな」

 

 

瞬間、マサキの意識は再び暗転した。

 

 

「…サキ、マサキ!」

 

「――ッッ!!」

 

 

エーテルの大海より意識を帰還させたマサキは、声にならぬ絶叫を上げて眼を開き、暗い夜更けのベッドに一糸纏わぬ姿で横になっていた。

 

マサキを揺り起こしたのは、同じく一糸纏わぬ姿でマサキの横にいたシュウだ、彼は魘されているマサキを見て酷く心配しているというのがその表情から見てとれる。

 

ここは、伊豆基地の一室、マサキに貸し与えられた部屋である。

 

そこでマサキとシュウは想いを告げ合い、身体を交わし、長い夜を過ごした。

 

 

………軍の基地の借りた部屋で何ヤッてるんだよ、という尤もな意見もあるだろうが、デキ婚からの寿退職したジャーダとガーネットという前例も公式であるのでオフィスラブならぬ基地ラブは多分、この世界ではありふれているのだ。

 

 

閑話休題(というか、鋼龍戦隊はカズマが血涙を流して悔しがりそうなくらいカップルまみれだ)

 

 

シュウは腕を伸ばしてマサキの身体を深く胸に包み込み、彼女の全身が示す震えを宥めようとするかの如く、優しく首筋にあてた指で翠の髪を梳いた。

 

 

「震えていますよ………こんなに汗を掻いて。厭な夢を見ていたのでしょう?」

 

 

マサキはその言葉には応えず、先程まで幾度も命を奪ってしまった眼前の男の胸に頭を寄せて耳朶を胸に当てて、その心音を直に聴き、シュウをこの世界では斃さずに済んだという事実を実感するのである。

 

そんなシュウの胸に頭を寄せるマサキの目には彼が人前では決して衣服を脱がない理由…サフィーネ程に信頼していないと見せはしない忌々しいトラウマ、唯一の味方であった母ミサキ・シラカワに邪神への生贄として捧げられた時に刺された際の傷痕が映った。

 

マサキは思わず傷痕に口づけを落とすと強く吸い、紅い印を落とす………それはマサキなりの独占欲、二度とシュウを邪神に渡しはしないという切ないまでの祈りと誓約であった。

 

これにはシュウも紫の双眸を瞠ると再びマサキを抱きしめる………暫くそうしていただろうか、彼はふと、マサキから離れると先程脱いだ紫のストラが印象的な白いコートから何かを取り出した。

 

それは指輪を納めた箱………シュウが開くと中にはオリハルコニウム製のペアリングが現れたのだ。

 

 

「マサキ、私の想い………受け取って頂けますね?」

 

「テメェにしちゃベタだが、良いぜ………よっと」

 

 

するとマサキは軍の施設だからか、お世辞にも柔らかいとは言えない白いシーツを自分とシュウに被せた、そしてシュウに対して「少しはムードが出るだろ?」と悪戯っぽく笑うのだ。

 

 

「マサキ………病める時も、健やかなる時も、愛し合い助け合う事を誓わん」

 

「ふたりを別つものが死の翼のみであらんことを………お前は何時も死すら克服して乗り越えて来るけどな」

 

「それは言わないお約束ですよ、左手を私に」

 

 

そして互いの左手の薬指に指輪を嵌め合った2人………そしてどちらともなく口づけを交わした。

 

 

(ーーー死がふたりを分断つまで………シュウはしょっちゅう生き返っているだろう、というツッコミは野暮である)

 

 






リューネ&ウェンディ&テューディ&エラン&ニコリコ&ヨーテンナイ&サフィーネ&モニカ「えぇっ!!ここから巻き返せというんですか!?」

エリ・アンザイ博士「諦めたらそこで試合は終了ですよ」


なんか知らんが気づいたら気が付いたらTSさせた推しCPがXXXXしてて支援Sになってペアリング渡し合ってた………怖っ!!


感想・評価・お気に入りお待ちしております!!貰えると励みになります!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。