シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」   作:久保サカナ

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ようやく最終決戦手前まで来れました………一度はエタらせかけた作品ですが、まさしく継続は力なりでしたね!

これも皆さまの応援あってのことです、ありがとうございます!


オペレーションSRW

 

 

 

パリ、地球連邦政府。大統領臨時官邸にて。

 

 

「いやぁ、参ったね。僕は平和主義者だけど、この宇宙………フラスコでは随分とマイノリティだったらしいね」

 

「だから、言ったのだ。戦わなくしては何も勝ち取れんと、もはや人類に逃げ場は無い」

 

「でも、クーデターからのガイアセイバーズはちょっと擁護出来ないかな。殺されてちゃ世話無いよ」

 

「…………お前に言われんでも理解している。もはや我らは鋼龍戦隊に全賭け…とは行かずとも彼らの足を引っ張る真似をしたら地球、否!宇宙は亡ぶのだ。我らにやれる事をやるしか無かろう」

 

「若者を矢面に立たせてわざわざ負担を掛ける様な真似をしなくちゃいけないなんてね、本当に寒い時代だよ………」

 

 

其処では2人の男が顔を突き合わせ、心底疲れた…という顔で話し合いを行っていたのだ。

 

大統領ブライアン・ミッドクリッドと副大統領のウィザードことグライエン・グラスマンである。

 

彼らはノーマン・スレイ少将の具申して来た「オペレーションSRW」の決行にサインするべく、万年筆を手にして流暢な手つきで書類にサインするのだった。

 

誤解されがちだが、彼らの「地球を守りたい」という意思は本物であり、政治家としても上澄みなのだ………最も、スーパーロボット大戦なので彼らの頑張りはあまり描写されないし、「足引っ張ったらブチ殺す!黙って俺らに有り金全額投資しろ!!」というのが悪鬼羅刹修羅道のプレイヤー部隊こと鋼龍戦隊の総意だが。

 

 

「はい、サインお疲れ様でしたご両人、アカシック・レコードで理解出来たと思うけれど、少なくともバルマーと真の霊帝を打倒するまではもう止まらない止められないってね!!宇宙滅亡が嫌なら軍事費ガンガン出して鋼龍戦隊及びに連邦軍の正統派にドンドンプッシュし続けるしかないのよ、まずは降りかかる火の粉を全部払わないとね!!!………火の粉がどれだけ降りかかるかを知っているのはフラスコの創造神のみだけど」

 

 

心底疲労している政界の2人とは打って変わって明るい声を響かせるのはミリアム・イェーガー…通称ミリィの分身である、彼女は万が一の事が無いか政治家2人の側に秘書として変装して待機しているのであった。

 

本体は月のアルテミス社でゲシュペンストをマオ社と共にガンガン組み立てランドセル(XANユニットの愛称)を取り付けるという仕事を、そして別の分身は伊豆基地で専用機たるゲシュペンスト・ルナのフィッティングを行っている、ここに居る理由は小物(ニブハル)と自業自得の大馬鹿野郎(アウテウル)がいらん事しないかの確認でもある。

 

流石にまだOG1で余計な真似をしないとは思いたいが、嫌な事を自他問わずに起こすという事には物凄く負の信頼があるのがアウテウル………もといユーゼスである。

 

綺麗だった頃も報連相無しで自分の発明品をぶっ放し地球環境をかえって滅茶苦茶にして、OG原作のフラスコでは初手イングラム洗脳からの自分の生存フラグポッキリ、更にこのフラスコにおいてはマサキを殺して正の無限力とフラスコの上位者の本格介入を招いた…………もうコイツは何もせずに居た方が案外、生き残れるんじゃないか?(byフラスコの上位者と観測者達)

 

というか、某へ◯デス総帥も言っていたが、フラスコの世界に於いては改心しない限りはいつかは自軍部隊に倒される運命しかない、そういう意味ではユーゼスよりもケイサル・エフェスの方が生存フラグが立っているのは皮肉と言えよう。

 

 

そんなフラスコの世界の真理を垣間見たブライアンとグライエンは内心でドナドナを聞きながらアルテミス社の傘下企業たるアスクレピオス社印の滅茶苦茶よく効く胃薬をミリィの淹れてくれた白湯で流し込むのだった、悲しいね、バナナ味。

 

 

そして、前線組は伊豆基地のブリーフィングルームに集合して、オペレーションSRWの説明を受けるのである。

 

レイカーとサカエが司令副司令として直々に立つ中、一同はピンと張り詰めた緊張感に満たされていたのであった。

 

 

「オペレーションSRWは大きく5段階に分けられる、まずフェイズ1では機動兵器部隊が先行。敵機を誘導しHOSジャマーで撹乱をかけて敵戦力の分散を図る」

 

「次にフェイズ2では第二次防衛線上の旗艦艦隊から多弾頭型H-MAPWを発射…目標と外周部付近の敵艦隊敵機動兵器群に打撃を与える」

 

 

H-MAPW………いわゆる核ミサイルの事である、これには一同も「勝つためにはそこまでしなければならない」と気を一層引き締めるのだった。

 

 

「続いてフェイズ3、我が方の機動部隊は3方向からホワイトスターに進攻…ホワイトスター外壁部の艦艇発進口を破壊した後、H-MAPWを内部に撃ち込む」

 

「上手く行けばそれでケリがつく…かな?」

 

「…フン」

 

「不満そうだな」

 

「あたしはこの手で直接エアロゲイターの総大将をぶん殴ってやりたいんだよ!」

 

 

カチーナはどこまで行ってもカチーナである………これには周囲も「おっかないねえ」と苦笑するのだが、カチーナは「アンタらはどうなのさ!」と言い返す、この場に居る戦うものは皆カチーナと似たり寄ったりの思考であった。

 

そんな中、ギリアムが「ホワイトスターについての現状のデータだが………イングラム少佐の情報では全域を覆い、H-MAPWすら防ぐバリアを展開できるとの事だ。イングラム少佐がどれだけ破壊工作を行えるかにもかかっているが、フェイズ2はおそらく失敗するだろう」と冷や水を浴びせる事を言うのだ。

 

 

「イングラムねぇ………アイツはどれだけ信用出来るんだ?そもそも地球人なのか?」

 

「少なくとも、EOTを地球に還元して地球側の強化を目論んでいるのは確かだ。普段の振る舞いや人格については…気にしない方がいい」

 

「フェイズ3で効果的なダメージが与えられなかった場合、ハガネのトロニウム・バスターキャノンとヒリュウ改の超重力衝撃砲、クロガネの超大型回転衝角でホワイトスター内部への突破口を開き…諸君らのPT・特機混成部隊で目標中枢部を破壊してもらう」

 

 

スパロボのお約束………ISAである、これは悪鬼羅刹修羅の星・地球の「こんにちは!死ね!!」と言う侵略者=サンに対するアイサツでありケジメなのだ………ジッサイコワイ!!

 

そもそも、スパロボ自軍部隊とは「誰が殴って来ても良いが一度でも殴って来たならば此方がどうなろうとお前が死ぬまで殴ってやるからな」という極Nの基地外めいた集団にやがてなるのだ、「自軍部隊の2軍は他の部隊じゃスーパーエース」「メカニックもオペレーターもスーパーエース」、OGシリーズはリストラも多いがつまりはそういう集団によるISAこそがスパロボの最適解なのである。

 

 

閑話休題(やはりISA…ISAこそが全てを解決する…byスパロボプレイヤー)

 

 

「そして、フェイズ5だが………ビアン博士」

 

「うむ、我々がメテオ3を調査した結果及びに、イングラム・プリスケンからのデータを精査した結果、メテオ3こそがエアロゲイターの切り札である事が判明したのだ」

 

 

そこでモニターに表示されるメテオ3…セプタギンのデータ、こんなものが地上で活動し始めたら地球はひとたまりも無い。

 

 

「アイドネウス島にはシラカワ博士の駆るグランゾンに待機してもらい、メテオ3が起動すると同時に重力アンカーを解放してメテオ3を宇宙に射出する。そして、残存する全戦力の一斉放火を浴びせて何もさせずに破壊する」

 

「つまり、俺たちは最後の切り札…」

 

「切り札というより鉄砲玉だな、こりゃ」

 

 

これには一同も「望むところだ!」と戦意を昂らせるのだ、レイカーは彼らに向かって「この作戦を成し遂げるのはこれまで以上に困難なものになるだろう、だが、私は諸君らの力を信じている。必ずやあの白き魔星を打ち砕き、我らの世界に光明を!」と声を挙げた。

 

一同はそこで立ち上がると「身命を賭して」と敬礼、民間協力者故に敬礼こそしないもののマサキとリューネ、クロガネ組に南極組の心も同じであった。

 

レイカーも彼らの決意を受け取り「健闘を祈る」と敬礼を返す、ここにオペレーションSRWの火蓋は切られたのだ。

 

 





スパロボ世界プレイヤー部隊の「誰が殴ってきてもいいけど一度殴ってきたならこっちがどうなろうとお前たちを死ぬまで殴ってやるからな」感すごくスパロボ味があって好きですね・・・

まぁ、和解路線もアリだとは思いますが。

でも、相手を和解の席につかせるためには暴力が必要、実にスパロボめいてますね!


マサキ「タノシイ!敵増援ヲ幸運ト応援ノカカッタサイフラッシュデ一網打尽ニスルノハタノシイ!!」

リューネ「オイシイ!サイコブラスターヲ強化マシマシニシテ無限増援ヲ狩リマクルノハオイシイ!!」


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