シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」 作:久保サカナ
ディバイン・ウォーズの最後にリュウセイが出会った人間が流れて行くシーンでちゃんとハルマ中尉が居ることとイングラムは1番最後………つまりイングラム・プリスケンという人間は最期の瞬間に本当の姿をリュウセイに見せた、ってシーンが大好きです。
日本の関東地方近辺のホテルにて、俺とシュウとリューネはホテルに宿泊していた(機体はシロとクロに任せた)
あの戦いを経て、鋼龍戦隊の皆はそれぞれの道を歩む事になるのだった。
まず、イェーガー姉弟は大忙しだ。
ミリィは社長が売星奴をやった上にリオンシリーズを造ってDCの味方をしたせいで世間から白眼視されてたイスルギ重工を買収、本人曰くミツコは軽ーく洗脳したらしいが………まぁ、原作からして金儲けしか考えてねぇ女だったみたいだし別にいいか、これからはミリィの元で思う存分金儲けが出来るだろう。
リオンシリーズのライセンスも取れた事だしこれからはマオ社とも提携してとりあえず両者の技術を併せたアーマリオンを戦闘機パイロットからの転向組に向けて製造しつつ、同時にプロジェクトTDとかにも資金援助及びにアドバイザーして行くらしい………もちろん、ゲシュペンストのハロウィン・プランも並行して行う。
アニメに出てたハルマ中尉みたいな戦車乗りのための機体も開発したいらしいな…ラーズアングリフあたりか?なんかやたらと00のティエレンが頭から離れねぇんだよな…ティエレン…大豊娘娘…うっ頭が!
あと、アルテミス社は既にウォン重工業とアシュアリー・クロイツェルを併合して成り立っている、ここに更にイスルギが加わる。
つまり、外伝の諸々や第二次の諸々、そしてMDの諸々に既に原作介入しているのだ………フラスコの外の住人だったとはいえ行動力やべーなオイ、へ◯デス・プル◯トと所長かよ。
「私も次期量産機の開発プロジェクトに客員研究員として招かれましたからねぇ…ビアン総帥とエリック博士もです。エ・セルダとエルネスティはテストパイロットを務めてくれます」
「ミリィが社長でビアンとシュウとエリックが客員研究員という平均値が天才の研究部門じゃねぇか………ミタールみてぇな小物には地獄だな。ついて行けんの最低でもセニアかウェンディ&テューディクラスのスペックは無いとダメだろ…というかエルネスティは相変わらず良い空気吸ってんな」
「バルトール開発もツェントルプロジェクトもAI1計画も早期から妨害工作しつつトドメに大統領権限を使わせて握り潰す予定だそうです、今造りたいモノはバンプレイオスとラースエイレムキャンセラーだと聞いています。ククク…私も協力を惜しまないつもりですよ」
俺を背後から抱きしめながらシュウがそう囁く、そのまま耳朶に息を吹きかけ甘噛みして来る………俺の弱いところを的確に狙い撃つ刺激に昨夜ヤッたばかりなのにヤベェ濡れる!(サフィーネ並の感想)
ギリアムのとっつぁんの方も忙しくしているらしい、そりゃあ既にシャドウミラーの先遣隊、バルマーやゾヴォークののスパイ、フューリーの諜士、バラルの仙人etcと既に水面化での諜報による闘争は始まっているのだ…向こう側の連中が来たらますます激しくなるだろう。
原作では本当に予知能力があるのか疑問視される程にビックリするほど後手後手に回り続けるギリアム、本人に聞いたところ「自軍部隊の活躍を損ねる様な動きはフラスコの修正力で邪魔される」との事だ………つまり、スパロボである以上ロボットとパイロット達を活躍させる様に世界は回るらしい。
だが、ギリアムはこうも言っていた………「俺だっていつまでも負けたままではいられない。姉さんと再会出来た以上、ベストを尽くして足掻けるだけ足掻くさ」との事だ。
まぁ、怜次 や壇 や光次郎といったメンバーと一緒なら大丈夫だろう、いつかアイツもかつての仲間達と再会出来るんだろうか………
「あと、ATXチームはラングレー基地の再建、クスハはテスラ・ライヒ研究所、リョウトとリオはマオ社で半官半民で就職、リオのオペレーターの後釜にはアヅキ・サワ、イルムおいたんもマオ社でリン社長に土下座、オクト小隊はレオナを加えてヒリュウ改でイカロス基地に、南極組は南極基地再建の手伝い、ジャーダとガーネットはできちゃった婚で寿退役、ETXチームはそのまま伊豆基地所属、カイのおっさんは軍に復帰したカーウァイとテンペストと一緒にアルジャンクラスを率いて新生教導隊に、SRXチームもヴィレッタを隊長に変えて伊豆基地所属、イングラムやエルザムやゼンガーはクロガネ、とまぁこんなところか?」
「大体、そんなところですね。DC残党と呼ばれる者達はバン大佐がまとめてくれています…気にかかるのはアースクレイドルですが」
「おそらくフェフが逃げ込んでマシンナリー・チルドレンやってんだよなぁ…俺、ソフィア・ネートは苦手だわ。完璧親父やらアポリュカシスやカリ・ユガが来るのに「寝てる内になんとかなるだろう」って思想は自殺志願者と変わらないんだよ、人間を見る目もねぇし…」
「フラスコの外の住人でもあるまいしペルフェクティオやアポリュカシスやカリ・ユガを予期しろという方が無理ですよ…それこそ私にすら不可能です、マサキ。人間を見る目が無いのは同意しますが」
そう言いながら、俺は気になった事を思い切ってシュウに尋ねる事にした、チーム・ジェルバの事だ。
シュウは一旦目をつむると「私はね、こう見えて…天は二物を与えずと言いますが…犠牲を出さない戦いには向いていないのです。ですから、他者の手………クロガネ隊やそれこそ貴女方、フラスコの外の住人の手を借りますよ。人間である以上、他者の手を借りなければ生きていけないのですから」とまるで今にも砕けそうな硝子細工の様な笑みを浮かべた。
俺は思わずシュウを抱きしめてその癖のある紫髪を漉くように頭を撫でてやる………運命の片翼がサイフィスならばシュウという存在も俺とはもはや一蓮托生なのだ、指輪に誓った様に死がふたりを分断つまで…シュウはいつも死すらも乗り越えて来るが。
俺たちが危うく第二ラウンドに入ろうとしたところで部屋のドアがドンドンと叩かれて、ドアの向こうからは「マサキ〜!?そろそろ起きないと朝食終わっちゃうよ〜!!!」とリューネの声が響く。
正気に戻った俺たちは普通に着替えてリューネと共に朝食を食べに行くのである。
(なお、リューネはマサキのうなじにわざと見える様につけられたキスマークを見つけてしまい滅茶苦茶悔しい思いをした)
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日本の関東地方近辺にある寺、そこにはアンドー家の墓がある。
俺はシュウとリューネを連れて墓参りに来たかったのだ………手桶と柄杓と掃除道具を寺から借りて、「安藤」の墓碑銘が刻まれた墓石の前まで向かう。
「マサキのご家族ってテロで亡くなられたんだよね?」
「ああ、そうだ…着いたぞ」
「(テロリストの目的と正体は…いえ、今はやめておきましょう)」
そして、3人がかりでしばらく来れなかったために埃っぽくなり供えた花も枯れている墓を掃除して行く、俺も手袋を外しシュウは汚れるからか珍しく白いコートを脱いだ。
墓石の周囲を箒掛けしてゴミを取り払い、手桶に汲んだ水を柄杓で墓石にかけて雑巾で拭く、枯れた花も榊も新しく購入したものと取り替える。
それから、供え物として買ってきた親父の好きだったビールとお袋と妹の好きだったジュースを墓前に供えて、線香の束に火をつけて線香立てに立てる。
「ハイ、合掌」
「「………」」
一通り、墓参りを終えると俺はついて来てくれた2人と見守ってくれているサイフィスに礼を言う。
だが、2人とも「礼には及ばない、マサキがこうして家族を紹介してくれたことが嬉しい」と答えて来た。
サイフィスも「お墓参りに特別な理由は要りません、死者を悼む心さえ有れば良いのです」と言ってくれている。
俺だけ、正の無限力………サイフィスの加護によって生き残ってしまった以上、これから俺は俺に出来る事をやるしかねぇからな。
俺は改めて「過去」も「未来」も「現在」の俺が守護してみせると家族の墓前に誓うのであった。
シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」 第ニ部 完
エ・セルダ「ただいま、トウヤ。お土産だぞ」
トウヤ「(金目鯛と下田節とゲシュペンストのプラモデル………確かに伊豆基地って感じのお土産だな)」
エ・セルダ「あと、おすすめされたバーンブレイドのBD。それと、月で拾った綺麗な石」
トウヤ「父さん、一体どんな仕事をしているんだ…」
これで第二部(OG1編)は完結になります、ここまで読んで頂きありがとうございました!!!
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