シュウ「マサキが女体化すれば私もホモ呼ばわりされなくなるのでは?」マサキ「ふざけんな」シュウ「本気です」 作:久保サカナ
ゴジラSPと平成モスラキメたらネタが降りて来ました
リマスターおめでとうございます、ところでOGの続編はまだですか?
本来ならばOGのフラスコには存在しない筈の南海の孤島、インファント島。
其処では1人の少女が地球に於いてホワイトデスクロスと呼ばれる兵器の破片の中で懇々と眠りについていた。
(正確には、機体のズフィールド・クリスタルによって再生させられた形になるが)
そんな少女は夢の中で奇妙な光景を垣間見るのであった………
紅い塵に包まれた東京、そこで巨大な漆黒のまるで荒ぶる龍の様な存在が同じく巨大な何とも言えないデザインのロボットによって消滅し紅い塵は全て蒼い結晶と化し東京に蒼穹が戻った。
消滅した筈の龍を模したロボットが再び東京を襲撃し、それを漆黒のボディに荒々しい姿のまるで蛾の様な存在と相討ちになった。
息を呑む程美しい巨大な蛾の様な存在が復活したロボットと共に幾たびも地球を救った。
最後に蛾の様な存在は黄金の躯体を持つミツ首の龍を倒しに過去に向かい、相討ちになって眠りについた。
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『あなたに見てもらったのは他でもない、このフラスコの地球が辿って来た旧西暦と呼ばれた時代の歴史です』
いつしか、少女の前に先程まで見ていた美しく強い蛾のミニチュアサイズがひらひらと飛んでいるではないか…まるでお伽話の妖精の様だ。
『世界は巨大な特異点…破局によって滅ぶ筈でしたが、人類の叡智がそれを乗り越えたのです』
何処か誇らしげに語る妖精であったが、一転して声を低くして『しかし、人は破局すらも利用して争い出し、バトラは人工的に造り出された破局を己の存在を以って対消滅させたのです』と苦々しい口調になった。
『自己紹介がまだでしたね、私はフェアリー。あなたのお名前は?』
「私は………マイ、マイ・コバヤシの筈…痛っ!」
『大丈夫ですか?』
「ああ、すぐに治った…」
フェアリーと対面していた少女は確かに己の名前を覚えている通りに名乗ろうとした…しかし、その瞬間鋭い頭痛が走ったのだ。
(まるでお前の名前はそれではない、と言い聞かせるように)
幸い、すぐに治ったのでマイは「そもそも破局とは…いきなりあの様な光景を見せられても何もかもちんぷんかんぷんだ」と正直に心情を吐露する。
すると、フェアリーは申し訳無さそうな雰囲気で『では、最初からお話しましょう』と再びマイに過去の光景を見せた。
その瞬間、マイの身体はまるで星々の海の様な光景に浮かぶのであった…
フェアリーは語る、この星々、一つ一つが宇宙そのものであり、私達の存在する世界もこの一つの中に在ると、いわゆる並行世界…マルチバースだと。
『とある並行世界を渡り歩かねばならなくなった男はこの宇宙の在り方を実験室のフラスコに例えていましたね、そのためこれからはフラスコと呼称します』
フェアリー曰く、フラスコとフラスコの間は清きエーテルの大海により遮断されているが、お互いに干渉を受け合う事もあるというし大海を越えて別の宇宙と移動出来る者達も存在するらしい。
別宇宙からの干渉を受けた結果、このフラスコでは『破局』と呼ばれる本来ならば存在しない筈の災厄………人間には荒ぶる神・ゴジラと呼ばれた特異点に襲われたという。
当時の僅かな賢人達は叡智と機転、そして勇気でこれを消滅させる事に成功したが、反面、別の人類は愚かにも破局すら己の欲望の為に利用しようとしたらしい、それがあのロボゴジラだ。
そして、その『人工の破局』と対消滅したのが、地球に於ける生物種の頂点に位置する存在…究極の一、アルテミット・ワンことバトルモスラ、通称バトラである。
地球のアルテミット・ワンは雄と雌、2体が存在しておりバトラは雄だったというのだ………そして両者の間には子供がいた様だ。
「じゃあ、あのロボットと共に戦っていたのが雌なんだな」
「いいえ、正確にはバトラと雌の個体…モスラの間に生まれた子供ですね。名前をモスラ・レオと言います。元気な男の子ですよ」
モスラ・レオは賢人達が復活させたロボット…ジェットジャガーR2と共に地球を守るべく戦ったという、しかし、ある時ゴジラにも匹敵する災厄が宇宙より現れた。
「ガンエデンの張った結界の中、危うい均衡で保たれていた太陽系内の力関係は特異点ゴジラによって崩されました、太陽系各惑星のアルテミット・ワンがこの宇宙最大の特異点と化した地球を目指して侵略して来たのです」
モスラ・レオとジェットジャガーR2、そして賢人達は戦い抜いた………しかし、彼らの前に最強のアルテミット・ワンが立ち塞がる。
「タイプ・ヴィーナス…金星のアルテミット・ワンことキングギドラです。奴は過去にも地球に襲来し当時の恐竜を絶滅させました」
「あのミツ首の龍か…!」
キングギドラはまさしく最強の名に恥じぬスペックを持っており、それでいて狡猾に立ち回り地球を追い詰めた。
もはや、未来は無い、と誰もが絶望した時にモスラ・レオに仕える巫女…エリアスは驚愕の作戦、かつて賢人達がAIと共に行った物に酷似した作戦を決行する…
「過去への跳躍………キングギドラが誕生した時を見計らい恐竜を喰らい成長する前に討つという作戦でした」
「モスラは時間すらも越えられるのか!?」
「賢人達とAIとジェットジャガーの演算、エリアスの自己犠牲、そしてそれらを基に過去に跳んだモスラ・レオの活躍あっての事です」
そして、モスラ・レオは1億3千万年前の地球に転移、キングギドラと相討ちになった………しかし、キングギドラは永い永い年月をかけて復活しようとしているというのだ。
モスラ・レオも未だに力を取り戻すべく眠りについている以上、フェアリーの予測だとキングギドラの再襲来の方が先になるという…
「あの忌々しいバラル共は役に立たない以上、現代の地球人がキングギドラの迎撃をしなければいけません。しかし、現代の地球人も戦う力を持っているとはいえ、アルテミット・ワンの相手をするには力不足です。マイさんにはこの事を然るべき場所と人に伝えて、亡きエリアスに代わるモスラの巫女としてモスラ・レオの目覚めを促して欲しいのです」
「私は何をすれば良いんだ…?あまり大した事は出来ないぞ」
「簡単です、『心を込めて歌う』。それだけでモスラ・レオは1億3千万年の眠りから目覚めます」
「それだけ!?」
マイが驚いているとフェアリーが「どうやら、マイさんにもお迎えが来た様です。私もあなたの側について行きましょう、これからよろしくお願いします」と言ったところでマイの夢は終わった。
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「とまぁ、私がフェアリーから聞いたのは以上になるな、お父様、アヤ。信じてくれるか…?」
「俄かに信じがたいが我が愛娘の言う事だ、直ぐに有識者に確認を取った後に信用のおける関係者各所に連絡をしよう」
「マイ…あなたが嘘をつく様な子じゃあないって知っているわ。それに、フェアリーも一緒だったしね」
『フェアリーです、これからマイさんのサポートをさせていただきます』
回収されたホワイトデスクロスの破片の中から救出されたマイ、直ぐに父ケンゾウと姉アヤが駆けつけてくれて3人は十数年ぶりの再会をする事となる。
そんな3人の傍らにはフェアリーが羽ばたいていた………彼?彼女?の存在もマイの話に信憑性を持たせたのだ。
なお、ケンゾウ博士が連絡を取った有識者ことタイムダイバー2人、イェーガー姉弟、シュウ…と一緒に居たマサキ、はインファント島だという時点で嫌な予感がしていたがマイの話とフェアリーを見聞きして椅子から「ズコー!!!」と転げ落ちる程に驚愕した模様。
平成モスラは歓迎したいがゴジラウルティマとキングギドラの相手は勘弁…!!
フラスコの外の住人の共通認識である。
ドハティ監督はゴジラ×モスラ派ですが作者はバトラ×モスラ派です。
バトラ君という死別系覚悟ガンギマリ彼氏を語らずにしてモスラという存在を語るのはナンセンスな訳ですよ(ろくろを回すポーズ)
このフラスコでは旧西暦でゴジラSPと平成モスラ3部作と似た様な事が起きていたという認識でOKです。
このフラスコに於けるタイプ・アースがモスラです、現在はタイプ・ヴィーナスことキングギドラを迎撃するべく眠りについています。
インファント島に墜落したマイちゃんは優れた念動力者であったため、エリアス三姉妹の残留思念を垣間見てフェアリーに選ばれました。
なお、モスラは自称地球の守護者ことファッキンバラル共の事は大嫌いです、アイツらはマジで害悪だとタイプ・アースからも見限られています。
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