ほぼ台詞です。
一応三蔵一行の説明を書きましたが、不足していますのでわからない場合は調べてください。(きっとそっちのほうがわかりやすい………。)
可愛い花を集めて、花冠を作る。
どうかこの子が、今この時だけでも、可愛いお姫様になれますように。
明るい色の花を集めて、花冠を作る。
どうかこの子の行く道が、明るい光にいつも照らされていますように。
花びらの数を数えながら、花冠を作る。
どうか、私たちという小さな花が、少しでも明るく、そして少しでも賑やかに、今日も咲いていられますように…
『終末なにしてますか?もう一度会えますか?#02』より抜粋
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東の空に高く昇った日輪が、荒野をゆっくり熱しはじめている。とある一行はジープで荒野を走り抜けていた。じりじりと暑い熱が四人と一台(匹)を焼き付けていた。
ジープは、普段翼をもつ白い竜であり、ジープの姿は変身した姿である。
ジープを運転するのは、猪八戒。翠碧色の瞳をもつ秀麗な青年で右目がほとんど見えないため、片眼鏡(モノクル)をかけている。
その隣には玄奘三蔵。金髪でタレ目の紫暗色の瞳をもつ青年で最高僧三蔵法師の一人である。
八戒の後ろに座っているのは、沙悟浄。真紅の髪と瞳をもつ青年で、前髪の二本の跳ねっ毛が触覚に見える。…何のとは言わないが。
その隣に座るのが、孫悟空。金晴眼をもつ青年で、額に金鈷をつけている。
悟空は腹がへったと喚いていた。
「…うるせぇ……。」
「次の街まだー?」
「まださっきの街からそんなに離れてねぇだろうが、バカ猿!」
「しょうがねぇじゃん、腹へったんだし!このエロ河童!!」
「なんだとぉ!?」
睨み合っている悟空と悟浄を八戒が止めた。
「まぁまぁ、落ち着いてください。悟空、次の街までには最低でも二、三時間はかかりますよ。」
「えーっ!?」
「飯はともかくとしてそろそろ水は欲しいよなぁ…。」
「あっ、そっか!悟浄の頭の皿が干からびちゃうもんね!!」
「そうそう、水を足して…って違ェよ!!」
更に騒がしくなる車内に一つの銃声が響いた。
「うるせェつってんだろうが!!」
「あぶねっ」
「だからこんなクソ狭い場所で銃ぶっ放すなっての。」
「あ?」
「「何でもアリマセン」」
三蔵が一睨みし、銃二人に向けてちらつかせると車内は急に静かになった。それを悟ってから八戒は口を開いた。
「地図によると、この荒野を抜けた先の森に一応川はあるみたいですよ、どうしますか三蔵?」
「…………好きにしろ。」
「あれ、行くの?てっきり“そんなことより、早く西に向かうぞ”とかなんとか言って断られるのかと思った。」
「三蔵サマもやっぱ暑かったのね。」
「うるせぇ」
一行はジープをはしらせた。