弾丸はその願いを撃ち抜くことができるのか   作:馬ナマコ

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緋弾のアリア×fateのクロスオーバー小説です。
緋弾のアリアの世界がメインとしております。
アリアたちがマスターになるというかなりオリジナルの展開、無理やりな設定や原作または性格が違うなど、オリキャラやオリサーヴァントなどの要素はほとんどありません。苦手な方または不愉快に感じる方はブラウザバック推奨です。まだまだ未熟ではありますが宜しくお願いします。
『不定期更新』


0発目 プロローグ

それはただちょっとした出来心だった、オカルトなんか信じちゃいない。テレビのホラー映像なんて嘘っぱちだ。

だが、少しの可能性を信じる気持ちと恐れを知らない愚かさだけが好奇心を震え上がらせるのだ。

誰もがそれを贋作と笑うだろう、見たものはそれをオーパーツと言いくるめるだろう、しかしそれは違う。

誰かが望むのならそれは真実になるのだ。

 

それは誰が言い出した戯言かもしれない。それは本当に信じるものが語った妄言かもしれない。

 

この世界のどこかに眠る大聖杯

この世界に現れた時

誰がそれを望むのだろう。

誰かがそれを嫌悪するだろう

 

それはあってはならず、実在してもならず。誰の記憶にも残ってはならない嘘と偽りの聖杯戦争。

異なる世界に現れた聖杯は何も知らない少年少女に何を見せるのか。

 

誰も望まず、誰が作ったのかわからない愚かな聖杯を手にする者たちの物語

 

 

 

「こんなもんで本当に召喚できるのか?」

 

少年は疑問を抱いていた。

オカルトまがいの話であるが故にほんの少しの興味もなかった。

なぜなら英雄を呼び出せるのだ、こんな面白い作り話はない。

少年はただ興味半分でインチキな召喚に手を出すのであった

 

「私はなんだってする」

 

少女には迷いはなかった。

大切なものを守るため、奪われたものを取り戻すため

彼女にとってこれは希望であり、絶望でもある。

少女は例え誰が味方であろうと構わなかった。

なぜなら世界を敵に回す覚悟があるからだ。

 

「…これで見返してやるんだ」

 

彼女は外見は滑稽極まりないが中身は本気だった。

彼女には誇りがあった、名誉があった。しかしそれは血によって越えられぬものだった。

彼女は憎んだ、自分を自分と認めぬ世界を

彼女は誓った、名という呪いを植え付けるために

 

 

「本当にこれが正しいの…?」

 

その者には迷いがあった。

自分がやっていることは正しいのか

信念に、道徳に、血統に反してしまうのではないか

そして

愛する人はこんな自分をどう思うのか…と

だがそれも後戻りはできぬと知らずに

 

「…」

女には心がなかった

何も感じず、誰にも関心もなく

しかし女は望んだ

心を取り戻すために

全てをやり直すために

 

そしてその時は来た。

 

嘘であろうと疑う者

取り戻すための復讐者になる者

自分の名を刻む機会を得た者

迷いながらも愛に生きようとする者

心を取り戻そうとする者

 

彼らは唱えた

嘘であろうとも

取り戻せなくても

忘れ去られようとも

愛されなくとも

心が消えてしまおうとも

 

たとえこれがあってはならないものであろうとも

たとえこの戦いが無意味であろうとも、と




初めまして、馬ナマコです。
今回初投稿でありながらクロスオーバー作品を書かせていただきました
まだまだ未熟ではありますがこれから少しずつではありますが上達していきたいと考えております
これから楽しんでいただけるよに努力していきますので宜しくお願いします。
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