緋弾のアリアの世界がメインとしております。
アリアたちがマスターになるというかなりオリジナルの展開、無理やりな設定や原作または性格が違うなど、オリキャラやオリサーヴァントなどの要素はほとんどありません。苦手な方または不愉快に感じる方はブラウザバック推奨です。まだまだ未熟ではありますが宜しくお願いします。
『不定期更新』
少年は昨日のことが頭から離れなかった
その夜、少年は己の目を疑った。
ありえもしないものが現れたことに
冗談と思っていたものが本当にできてしまったことに
「あ…あんたは…」
「ようマスター、初めましてだな。」
盛り上がった筋肉で今にもはち切れそうなシャツ、そして金髪にグラサンとなかなかインパクトがあるビジュアル。
少年は声を失った。あまりの驚きに腰を抜かし口をポカンと開けている。
そんな少年を見かねた男はこう言った
「おいおい。そんな顔すんなって、な?
ところで大将、あんたの名前を教えてくれねえか?」
少年は困惑しながらその質問に答えるしかなった
「と、遠山キンジ…」
キンジは自分の名を答えた。
大男はその名を聞いてなぜか上機嫌になる。しかしキンジには理解できなかった。
大男は上機嫌にこう言った
「キンジか!金が入るってことはなかなかゴールデンな名前だな!」
キンジはまたも理解できなかった
その後キンジは阿呆らしくなったのかそのままベッドに寝ることにした、どこかつまらなそうにする大男の顔も物ともせず夢であってほしいと。
だがそれは紛れもなく夢ではなかった
「マスター、よく眠れたか?」
大男のモーニングコールに思わず
「うぉおっ!?」
と声をあげる。
さすがにこれには大男も驚いた様子を見せた
しばらくしてやっと落ち着いたキンジは大男にこんな質問をした
「あ、あなたのことは何て呼べば…」
大男はこの質問に対して
「本来ならバーサーカーってところだがそれじゃあ何か味気ねえ。そうだな、ゴールデンって呼んでくれ」
「じゃあバーサーカーで」
キンジに迷いはなかった。
そんなやりとりをしてる最中、一つのイヤホンが部屋に鳴り響く。
そのチャイムの鳴らし方、嫌な予感がキンジの脳裏に浮かんだ
バーサーカーをまだ何とかしてないのにも関わらずこのタイミング
キンジにとってバットモーニングとしか言いようのない者だった。
「キンちゃん♪」
幼馴染の白雪が屈託のない笑顔を生気のないキンジに見せた。
その時だった
「マスター、あんたの彼女かい?」
後ろから現れるゴールデン、思わず白雪は顔を赤らめながら
「か、彼女だなんて…、ってちょっとキンちゃん!その男の人は誰!?」
混乱する白雪、キンジはそんな彼女にただただ誤解が生じぬよに説明するしかなった
ほんの少し嘘を交えながら
「ご、ごめんなさい。まさかご友人様でしたとは…」
申し訳なさそうに謝る白雪
「いや、気にすんな。おっ、このキンピラゴボウなかなかゴージャスな味じゃねえか」
キンジのために持ってきた弁当を食べるバーサーカーに白雪は
「き、キンちゃんのためだけに持ってきたつもりだけど…
あ、ありがとうございます!」
と少し戸惑いながらも礼儀正しいお辞儀を白雪、しかし。
何かの縁かちらりと白雪の胸元が見えてしまったのだ
キンジは急いで目線を外して赤らめた顔を隠し、バーサーカーは
「お、おい!み、みみ。見えちまってるよ!」と動揺しながら顔をそらす
そんな二人になぜそうなったのか白雪にはあまり理解ができなかった。
そんな朝を迎えながらも白雪はこう言った
「今日から一緒に二年生だね、はい。防弾チョッキと拳銃」
普通じゃない日常が始まる、それは平凡を望むキンジにとって嫌悪すべきことであった。
そんなキンジに白雪はこう言った
「校則で身につけなくちゃいけないし、ダメだよ。それに始業式なんだから、ね?それに今朝の占いでキンちゃんは運勢が最悪なんだから…」
心配を通り越して泣き始める白雪
キンジは渋々それを見につけ「始業式だからこそいらないだろ…これでいいだろ?」と愚痴をこぼしながら白雪に披露する。
一式を身につけたキンジに白雪は
「キンちゃんかっこいい、やっぱり先祖代々正義の味方って感じだよ」
と自分の事のように喜ぶ、しかしキンジは
「やめてくれよ、子供じゃあるまいし」
と言い放ち、白雪に先に言っててくれと指示する
『やめてくれよ、子供じゃあるまいし』
その言葉はバーサーカーにとっては疑問でならない言葉となっていた。
「なあ、マスター、正義の味方は嫌なのか?」
そう質問するも帰ってきた答えは
「普通じゃない世界に連れ込まれ、正義の味方に仕立てられる。それ以上の苦痛があるものか」
それを聞いたバーサーカーは「そうか」と一言残し霊体となった
キンジはいきなり消えたことに戸惑いを隠しながらもいつもの通学路を行く
それが二度目の災難があるとも知らずに