舞台は投稿者の飛行島です、ですのでいないキャラがあるかなって思います。
‐タウンのレストラン‐
ここは空から降ってきた冒険者たちにとっての憩いの場所(多分)、中に誰が居るのかのも分からないその内には白銀の水騎士に小さな大航海士に軟派なカウボーイがいた。
「デューイさん!そっちはどうですかー!?」
「おうっ!こっちは順調だぜ!おーいクライヴはどうだー!?」
「安心してくれ、こっちは万全のセーブルセッティングだ!」
レストラン内は綺麗で煌びやかな装飾が施されており、いい料理の匂いとカレーの匂いがしていた。
「あらあら、中々よろしい感じですわね?」
「はいっ!アンナさんが材料提供してくれたおかげであります!」
レストランの入り口からは侯爵令嬢とエルフの吟遊詩人が入ってきた。
「それほどではありませんわ♪でも皆様方彼らの到着は案内しているハオの連絡によりますとあと数分ですわ。」
「了解っと!ならさっさと料理を片付けるぜ!」
「デューイ、俺も手伝おう。」
「私も手伝いますねー♪」
キッチンへとアマーリエとクライヴが入り更にキッチン内は賑やかになった。
「さてと…私は…」
喫食フロアに一人残されたアンナはテーブル上のリストを手に取った。
「ふむふむ…ダグラスさんにウィズちゃんは里帰りで…ふにゃっしーは…営業で現世にですか…パンちゃんやアイリス達とかはアオイの国で買い出しと旅行でいないと…」
アンナはペラペラとページをどんどんとめくっており最後のページへとたどり着いた。
「そして…出席は5人と…」
‐タウンのホテル‐
ここは空から(ry。そのホテルの中から小さな軍師が少し不愉快な顔をして出てきた。
「…タイムアタックイベントの再開で僕の出番が少しだけあるんですよね…でも…でも…僕はもう…ガチャには出てこないんですよね…」
ハオはそこらへんに転がっていた石を蹴ったりもした。
「てか…あのクライヴやらアンナやらハルカとかはクリスマスや正月でスキルや性能が強化して戻って来まして…クライヴなんか『我が剣の錆となれ!』とか…変わりすぎですよ…全く…」
更には持っている木刀を回し投げて木を切ったりもしていた。
「さらにさらにですよ…あのヨシオだがヨシキが変なイベントの看板背負ったりとか、黒くなってイベントの最後に出たりとか…☆3のくせにっー!僕なんか!タイムアタックイベントでは破滅級の後のストーリーイベントしか出番が無いなんて…!」
更に更に剣に雷を纏わせ暴れたりしてました。
「くうっ…!僕の存在意義は…!いったい何処なんだー!」
剣を振るのに疲れたハオは目の前に残った木を蹴った。
「のわっ…!?」
「えっ…!?貴方は…コジローさん!?」
木がグラグラと揺れて木の葉が落ちている中にだらしのない大人も落ちてきたのであった。
「いちちち…てやんでい!人がのんびりと昼寝をしているのに何をしやがる!?」
「何をしてしまった事は謝りますが…皆さんと一緒に地上に行ったのでは…?」
「ん?あぁーそんならあれだ、あそこは一応俺が来た場所だしな。」
「いや…なら余計に行くべきなのでは…?」
「おいおい…行っちまったら追いかけられちまうだろ…?」
「…人気なんですね。」
「おうよ、でもなぁ…アキやセオリの事もまぁまぁ気になるがね。」
「なら行った方が…」
「別にいいさ、それに一応弟がここにいるって聞いたからな。」
「…弟?」
「おうよ、一応一人は下で将軍やっててよ出る時や騒動の時は世話になったもんだな。」
「…そうですか、自分にも妹がいるので何だか親近感がわきますね。」
「へぇーそうかい、まぁもう一人がよ役者やっているんだよなー」
「役者…と言うことは経歴に歌舞伎って書いてあったあの人ですか。」
「おう、それでどこにいるんでぇ?」
「あぁ…確かまだホテルですね、まだ準備が整っていないって部屋に籠ってますよ。」
「そうかい、なら俺が少しせかしてくるぜ。ありがとよ。」
そう言うとコジローはホテル内に入って行った。
「さてと…フロントには集合場所と集合時間は伝えたし、レストランに向いますか…」
そしてハオはレストランへと歩を進めた。
‐タウンのレストラン‐
「ここかァ?フロントの奴が言っていたレストランってとこはよ?」
空は暗くなっておりレストランの外には黒い影が5つあった。
「ふむ…どこからどう見てもレストランであるな…」
「そうだな、てかここしかねーな!」
「うむ!数多ある場所を訪れ幾星霜!ここしかあるめぃに!」
「そうだね!なら早く入ろっ!」
「おっと!悪いな嬢ちゃん!一番は船長であるこの俺様が頂いていくぜ!」
影の1つはドアを蹴り破って中に入っていった。
「ではでは!次に控えしおいらが入りしんぜよう!よっよっよっ!」
「ふむ…船長が船灯の先頭に…これなら行けるか…」
「ふぅ…賑やかでいいもんだなこりゃ。」
「もぉー!肉まんが待っているからって私を押しのけるなんてー!待てー!」
そしてそれに続いて残りの4人も入って行った。
「何だァ?停電か?」
「暗くて何も見えねえな…?」
「でもこの匂い…!肉まん…!!」
「あいやこれでは進むに進めぬ事よ!」
「…ふっ、なるほどな。」
レストラン内は暗く夜である為何も見えないのであった。
「ならよォ…この俺様の剣で…!」
「待てよ!そんな事をしたら火事になっちまうだろ!?」
「うるせぇ!行くぜェ!」
……。
「…って!SP切れるじゃねいかー !?」
「ズゴッー!」
「成る程、このような笑いもありかもしれんな…」
「…ふしゃー!もう我慢が限界よ!アイリス!RASN!灯り灯り!」
先程から聞こえていた5人の声以外の声が甲高く響き渡ると、レストラン内は明るくなった。そしてテーブルには様々な料理が所狭しと並べられていた。
「おォ!豪勢なご馳走じゃねえか!?」
「…すげぇ…こんなご馳走は久しぶりだな…!」
「肉まん!?肉まんの匂いがするのに肉まんも蒸している蒸籠も見当たらない!?」
「ふむ…だが我の妻には至らぬな…」
「これはこれは!何とも素晴らしき料理なり!したがって目に移って悩んでしまうなぁ!?」
「ちょっとー!いくら新人歓迎会って言ったって先に食べないでよ!!」
「あァん?ちっ…分かったよ。」
「うぅ…我慢だ我慢…」
「肉まーんー!」
料理に手を出しそうであった3人は少ししてから大人しくなって、5人は壇上に上がっていた。
「…ではでは、役者も揃った所で第1回白猫新人歓迎会を始めるわよ!ちなみに司会は喋れる白猫界のアイドル!キャトラが務めさせてもらうわよー!」
「(…アイドルなのか?/かしら?)」
レストラン内の皆(約1名を除いて)はそう思った。
「それじゃ!新人歓迎会ってことで新人の人は順番に自己紹介しなさいよ!まずはそこの海賊!」
「ケハハハハハッ!大海賊エドガルドだァ!まぁ…ここに居るってことになった以上よろしくなァ…ケェハッハッハー!」
まず最初に名乗ったのはいかにも海賊ですという感じでボロボロな格好とダンディな髭を蓄えつつも青白い肌の男であった。
「次!そこの肉まん中毒!」
「むぅ…私は雪女のロッカ、好きな物は肉まんです!」
次に名乗ったのは水色の髪の浴衣少女で、ほんのりと彼女の周りは冷えているように見えた。
「ハイっ!次子安!」
「ふん…我が名はヴィルフリート…魂を裁くことを生業としている吸血鬼だ…」
そして次に名乗ったのは紅い角と長い黒の髪が印象的な吸血鬼であり、正直テラ子安である。
「ヘイッ!次はそこのカブキマン!」
「ご用命に承りして、名乗ってしんぜよぉ!さぁさぁお立合い!芸に生き!派手を好むは歌舞伎役者ぁ!何ものにも縛られぬ暮らしを夢見てここにはせ参じしおいらの名前はクローでぇい!」
大きな見えを切って自己紹介しているこの赤い獅子髪の男は派手な衣装を身に纏った歌舞伎役者であった。
「ハイハイ!最後は新職業の子!」
「んじゃ、俺の名前はザックって言うんだ。みんな!よろしくな!」
最後に自己紹介したのは銀色の髪をした少年であり、まるで主人公のような外見であった。
「それじゃ自己紹介も終わったところで皆グラスを持って!…それじゃ…今後の健闘を祈って…!」
「「「「乾杯―!!」」」」
乾杯の合図と共に各々料理のあるテーブルに歩を進めて各々食事や談話を始めた。
そしてここのテーブルはエドガルドやRASNとかアイリスとかが囲っていた。
(RASNは赤髪主人公でお願いします。)
「よォ小僧、相変わらずひょろっひょろっだな…ほれ肉だ、肉食えェ。そんなんじゃ立派な海賊にァはなれねェぜ?」
「あのね…あの時も言ったけどRASNは海賊になりたくて飛行島をやってないわよ…?」
「ケハハ…分かってんよ、んなこたァよォ。ジョークってやつだァジョーク。」
「ふふふ…エドガルドさんは相変わらずですね…」
「おうよ、けどよォ…一時期はエドっぴーって呼ばれて嬉し恥ずかし迷惑だったなァ。」
エドガルドが腕を組んで少し自慢気に語っていると脇からグライヴとザックがやって来た。
「…そんな風に呼ばれていたのか…」
「何かすげぇファンキーで親しみやすいな!俺もそう呼んで…」
「……潰すぞコラァ…」
「わっ…悪ぃ…!」
ザックは全力でエドガルドに土下座をした。
「ん…?おォ…お前さんはアレか…フォースター俺と一緒だった…白銀坊主かァ…」
「…その節はどうも…」
そしてクライヴはエドカルドに対面していたが、心なしか沈んでいた。
「何だァ?絵の具の嬢ちゃんに落とされたのを根に持ってるのか?」
「…いいや別に…それにX'mas特別ガチャで復活しましたしね…」
「…ふゥーん。まァここにいる限りは仲間ってことだからよォ…仲良くしようぜ?」
「…そうで…いや…そうだな!よろしく頼む!」
「ケハハハハァ!いいぜ!俺とお前とRASNとついでにそこの小僧で海賊団の結成だァ!ケェハハハハァ!」
「…。(汗)」
「だぁーからー!RASNは海賊にはならないってばぁ!」
「えぇ!?俺もかよ!?」
「ハハ…(あぁ…生き残り期間が長いとあの時の海賊のギャップが…)」
「ケハハハッ!」
そして壇上ではクローがアマ―リエの奏でる音を背に舞っており、その近くのテーブルではヴィルフリートやコジローがいた。
「いいねぇ!いいぞぉ!」
「静かにせんか…騒がしくて集中できんぞ…」
「おっと…すまねえなヴィルさんよ。弟の舞台は久々に見るからよ…!」
「ふむ…そうか、なら騒がしくなるのも致し方なしか…?」
「そういうこった!…っておいおい…ハオ、もう潰れてんのか?」
「うぅ…流石にもう…ギブアップですよぉ…」
「ハハハ…まぁまだハオも青いと言うことか。ヘレナ、ホテルに置いておいてやんなさい。」
「かしこまりましたロボー…」
「おや?ずいぶん機械的になって…って、ヘレナちゃんでなくてハーティじゃないかーい!」
「ナイス突込みだ!デューイ!」
「へっ…まぁ、これもバロンおやっさんの訓練の賜物ってね…(実践の訓練や実戦は出られてないけどな…)」
そしてその場にいるデューイ及びにバロンとコジローはビールや清酒を片手に乾杯して笑い合った。
「フッ…ここは中々に面白いな…妻にも良い土産話が出来そうだ…」
そしてヴィルフリートは窓際で月に赤ワインが注がれているグラスを掲げて一杯飲んだ。
一方…
「肉まーん!」
「肉まん肉まん肉まん肉まん!肉まんは何処―!?」
雪女なのに暖かい肉まん好きなロッカは特定のテーブルに留まらずに会場中を走り回っていた。
「うぅ…匂いはするのに見えないなんて…このままじゃ溶けちゃうよぉ…」
まぁ…そんな未練を残すと溶けてしまう雪女は探せばあるがそれが肉まんは探しても…いやここにいるか…。
「あぁ…我が一生に肉まんの悔いあり……ん!?」
ロッカが腕を天にかざして○オウのポーズをしようとしていたが、彼女は掲げ終わる前にその腕を下ろして1点を集中させていた。
「あれは…肉まん!!?」
その彼女の目線の先はアンナとパンがおり仲良く肉まんを食べては…いないが、仲良く食事をしながらウサギを撫でていた。
「あ~ん、かわいいですわ~」
「うふふ…かわいい…」
傍から見れば微笑ましくて自分も混ざりたいぐらいだが、肉まん好きの彼女は目をギラギラさせていて飢える獣のような様子であった。
「…肉まぁぁぁん…アイウォントゥー肉まぁぁん!!」
「…わっ…!?」
「なっ…何なんですの!?」
そしてそんな様子でアンナ達に飛びかかったがアンナによってウサギもパンもその被害を受けなかった。そして立ち上がったロッカは白目で丸く口からは白い煙のようなものが出ていた。
「にぃ~く~ま~ん…!」
「ちょっと?!これはかわいいかわいいウサギちゃんで肉まんではありませんでしてよ!?」
「……(コクコク)」
パンはアンナの陰にウサギと共に隠れており、アンナは近寄るロッカに対面していた。
「肉まんのためなら~私はァァ!!」
「ちょっとヤバいですわよコレ!?あんなスキルありましたっけ?!」
「あわわわ…!?」
ロッカは自身の周囲に冷気を纏わせて手のひらに大きな雪玉を作り始めた。
そしてその大きさはドンドン大きくなりおよそ人2人はすっぽりと埋まってしまうぐらいの大きさになった。
「喰らぇえ!肉まんのための…!アイシクル…!」
「みんなー追加で肉まんが蒸し上がったわよー」
今にも技名と共に雪玉が投げ出されそうな時、キッチンからヘレナの声の後に追加の料理が運び込まれた。
「…!?肉まんの匂い…!肉まんの気配…!…肉っまーん!!」
ロッカは手に持っていた雪玉を消すと、一目散に肉まんの元へと向かって行った。
「なっ…何なんでしたの…?」
「…よしよし…怖かったね…」
取り残されたアンナは只々唖然として、パンはウサギを撫でていた。
そして目当てのものにありついているロッカは手が溶けているが、幸せそうに肉まんを食べていた。
レストラン内が騒がしくしている中…その外の闇に佇んでいる影があった。
「…楽しそうだな…まぁ…超絶主役級の俺様が出りゃさらに賑やかになること間違いなしだぜ!」
その影はいかにも弱そうであるが…少年はレストランの入り口に立った。
「へっ…ヒーローってのは遅れてやってくるし俺は『やれちまう』からな…いっちょ盛り上げますか!!」
少年が意気揚々と扉の手すりに手をかけた。
「よいしょー!」
「のわぁあああああああああ!?」
だが開こうとした瞬間、少年…もとい『やれちまう』より『やられちまう』って言った方が正しいヨシオは中から飛び出したハオを背負ったハーティに月夜をバックに飛ばされた。
「…?何か当たりましたか…?」
ハーティは首を傾げたがそんな事はすぐ忘れハオをホテルに置いて、レストランに戻った。
そして新人歓迎会は朝が訪れるまで楽しくワイワイと盛り上がったとな。