魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~ 作:サクサクフェイはや幻想入り
ぷろろ~ぐてきなもの
「んっ......」
目が覚めるとそこは知らない天井、天井ないじゃん。 綺麗な青空だこと。 こんな空ってことはまた転生か。 こんなんでも、もう何回も転生しているのだ、慣れた。 とりあえず持ち物の確認だな、なかったら困るものが多いし。 財布、カードホルダー、これがあるなら安心だ。 そのカードホルダーから、一枚の絵の描いてあるカードを取り出し
「アデアット」
唱える。 すると俺の足元が光はじめ、魔法陣が描かれる。 光始めた魔法陣が消えると、一人の少女の姿が
「よ、エリス」
「ヤマトさん」
俺がエリスと呼んだこの少女、実は神様で説明は色々と割愛させてもらう、面倒だし
「えっと、用と言うのは」
「ご想像の通り」
「ちょっと待ってくださいね、アデアット」
俺と同じカードを出し、エリスがそう唱えると俺とは違い、さっきまでカードが握られていた手には、一冊の本が握られていた。 神の書、その世界の過去、未来、色々なものが見れる便利な本なのだ、神様だしね。 この世界の担当は他にいるんだろうけど、凄いよねあの世界の契約。 まぁ、他の世界でも有効なのはどうなのだろうかと疑問だが
「この世界のことが分かりました、少々複雑な世界みたいです」
「複雑? どういうこと?」
「実はですね......」
そう言って、本を片手に話し始めるエリス。 まず地球の正式名称から、第97管理外世界 地球、と言うらしい。 なんだその長ったらしい名前、しかも管理外ってなんや。その疑問は、この後の説明にて解決する。 この世界にも魔法と言うものがあり(と言っても、なんかデバイスと呼ばれる機械で複雑な計算をして、殺傷や非殺傷なども選択と言う、よくわからん魔法らしい。 それって最早魔法じゃなくて、超化学とか呼ばれる方じゃない?)、その魔法などを管理する機関が時空管理局と言う機関らしい。 しかも驚くことに、日本で言う、警察、軍隊、裁判が合体した超機関らしい。 内部腐敗とか凄そう、俺には関係ないけど。 俺はどうせ適当に生きて、適当に死ぬのだ、死ねるかわからないけど
「まぁ簡単な話、魔法に関わらなければいいってことでしょ?」
「・・・・・・」
俺がそう言うと、エリスは苦虫をかみつぶしたような顔をした
「・・・・・・なんだよ」
「私たちはイレギュラーなので言いますけど、この世界魔法に関わり合いはないですが、この街にいると必ず魔法絡みの事件起きますよ? ヤマトさん運は良いのに、そういう厄介ごとに必ず関わるじゃないですか」
「やめて、カズマと同じ感じとか言わないで」
思わず真顔で返してしまった。 佐藤和真、俺の最初に転生した世界のパーティーメンバーで、運はぶっちぎりでいいはずなのに、何かと気苦労が絶えなかった男の名だ。 いやね、俺も色々な世界経験して、そんな気がするなーとか思ってたけど言わなかったのに、なんで言ってしまうのかね? エリスは俺の言葉を聞いて、サッと目を逸らすし
「まぁいいや、面倒ごととかなったときに考えれば」
「もう......これからどうするんですか?」
仕方ない、みたいな顔をしながらエリスが俺に聞いてくる
「そんなもの決まってるでしょ、まずは生活資金からでしょ」
そう言って俺は行動を開始した
------------------------------
「ブレッシング」
エリスの世界の幸運のパラメーターを上げる魔法を使い、エリスの幸運を底上げする
「えっと、確かにヤマトさんの今の姿で買いに行ったら説教とかあるでしょうけど、私に買いに行かせるのはどうなんでしょうか?」
「いやだって、エリスなら当たるでしょ?」
「もうズルしてる気しかしないんですが......」
さっきちょろっと説明したが、エリスは神様である。 何の神かと言うと、幸運を司る神で、今買って来てもらったのは宝くじである。 神に宝くじを買わせるとは何だって? 楽して稼げるんならそっちの方がいいんだよ! 俺の今の見た目九歳くらいだぞ!? 舐めてんのか
「とりあえず、今日はありがとうエリス」
「頼ってくれるのは嬉しいんですが、こういうことはあんまり駄目ですよ?」
「わかってるって」
苦笑しながらエリスが光に包まれる。 光が晴れると、俺の手にはエリスが描かれたカードが
「さーて、宝くじの結果が出るまでどうしよ?」
------------------------------
アレから数日、子供の姿のままで街をぶらぶらしていた。 正直言って、変身魔法使って大人になって働きたくないし、そもそも戸籍がないのだ。そっちに関しては、今何とかしてもらってるが。 やはり先立つものは金だよ、宝くじは見事に当たり、幻覚魔法でちょいちょいと誤魔化し、金は受け取ってきた。 犯罪? カメラとかにも気を付けてたからへーきへーき、しかも変身魔法使って受け取ったから、絶対に足がつくことはない。 今は戸籍の方の偽造の連絡待ちなのだが、どうやら連絡が来たみたいだ
『おー、どうだスピードワゴン』
『もちろん用意できたぜ、免許とかは俺を回収するときに一緒に持っていけるはずだ』
『了解、アベアット』
『スピードワゴンはクールに去るぜ』
「それを言わなきゃ気が済まないのかお前は......」
おっさんの描かれたカードを片手に、ひとりごちる。 どうやら成功したらしく、各種書類が。 どうやら戸籍やらの個人情報の写しみたいだ、これで今までの日々にサヨナラバイバイ、まずは銀行の口座に、家か。 思ったが全部スピードワゴンに任せればよかった
そんなわけでプロローグです。 主人公設定詰め込み過ぎた。 そんなわけで、感想評価お待ちしてます