魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~   作:サクサクフェイはや幻想入り

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いよいよ物語も終盤、頑張って書いてきますよー

本編どうぞ!


第十五話 ダイナミックお邪魔します! by作者

流石に母親の逮捕シーンを見せるわけにもいかないので、ブリッジから出ようとしたのだが

 

「えっ......」

 

なのはの声にフェイトが反応して、顔を上げたしまった。 そのモニターに映っていたのは、フェイトより少し小さく、うり二つの顔。 アリシアテスタロッサの姿だった

 

『私のアリシアに手を触れるなー!!』

 

「アリ、シア?」

 

局員の後ろから走ってきたプレシアテスタロッサは、局員を押しのけアリシアの入ったポッドの前に立ち、魔法を発動。 雷が局員たちを襲った

 

「局員よわ」

 

俺の言葉に誰一人として反応しない。 いや、目の前の異常な光景に目を奪われ、反応できないだけか。 リニスさんはこぶしを握り締め、唇を噛んで俯いているけれど

 

『もう終わりにするわ。 この子の代わりの人形を作り、その人形で遊ぶのも』

 

「エイミィさん画質悪いよ、もうちょっと鮮明にしてアップできない?」

 

「ちょっと黙ってて!!」

 

怒られたでござる。 後ろを向いて表情が分からないプレシアテスタロッサを、観察したいだけなのに。 見間違いじゃなければ手が震えているように見えるんだが

 

『貴方のことよ、フェイト』

 

「っ!」

 

隣りのフェイトが息をのむ。 まぁショックだろうな

 

「プレシア!!」

 

『まさか生きているとはねリニス、死にぞこないの使い魔、誰が拾ってくれたのかしら?』

 

「俺ですけど?」

 

初めて視線がこちらに向く。 モニター越しだがはっきりと分かった、この人狂っちゃいないと。 演じているだけだと

 

『そう、少しは役に立ったかしら?』

 

「まぁ色々と」

 

『よかったわねリニス、今度はいい主人に出会えたようで』

 

「貴女は、貴女は!!」

 

逆に冷めてしまった、狂っているなら手加減なしでつぶしたが、狂っていないとなると、ねぇ......すべてはこの人、プレシアテスタロッサ次第か

 

「はぁ......」

 

「ヤマト君、今のため息は何かしら? ことによっては」

 

「いえ別に」

 

どいつもこいつも気が付いてない、どれだけの人間の目が節穴なんだ。 子供とかならまだしも、艦長職やっている大人が聞いて呆れる。 エイミィさんやクロノが何か言っているが頭に入ってこない、というかどうでもいい。 三門以下の芝居を見せられてるのだ、どうでもよくなる。 誰もかれもがプレシアテスタロッサの真意に気が付いていない。 まぁ俺も予想だが

 

「フェイト、貴女は私の娘じゃないわ。 ただの失敗作、どこえなりとも消えなさい!!」

 

そう聞こえフェイトを見てみると、目を見開いて俯いてしまう。 うーむ、流石にこれ以上はまずいか。 とりあえず頭を撫でてプレシアテスタロッサの言葉を遮る

 

「いいことを教えてあげるわフェイト、貴方を作り出してから私は貴方のことを娘なんて一「あー、はいはいそのくらいでいいでしょう?」・・・・・・何を?」

 

言葉を俺に遮られたのがそんなに意外だったのか、驚いた表情をするプレシアテスタロッサ

 

「だからそのくらいでいいでしょ? 思ってもないこと言うのは、これ以上は精神的に逝ってしまいますよ?」

 

「え?」

 

「何を馬鹿なことを!私は!」

 

「まぁ今ここで議論しても仕方ないでしょうからね、今そっち行きますよ。 リニスさんはどうします?」

 

「もちろん行きます。 プレシア、そこで待っていてくださいね!!」

 

「・・・・・・勝手になさい」

 

後ろを向くプレシアテスタロッサ、話は終わり、ということだろう

 

「さてそれじゃあ皆さん、しーゆー」

 

俺は手を振り、リニスさんはお辞儀をすると転送が開始され、時の庭園に来ていた

 

「にしても、リニスさんがあそこまで怒るなんてね」

 

「当たり前ですよ! それで、どうするんですか?」

 

「どうするってそんなもの、真正面から殴り込みだよ?」

 

ジュエルシードの魔力に、そこかしこから感じる魔力、だが恐れるに足らない

 

「エリクリエリクリ。 集い来りて敵を撃て。 魔法の射手、連弾100矢」

 

正面に手を構え、そこから魔法を発動する。 正面のドアを破り、100の光の矢はガラクタを木っ端みじんにする

 

「お邪魔しまーす」

 

「何ともふざけていますね」

 

「リニスさんは案内よろしくー」

 

「わかりました、こちらです」

 

リニスさんの案内に従い奥に進んでいく、前に

 

「あ、そだ。 聞いてるかフェイトテスタロッサ」

 

通信がつながっているかはわからないけど、見られてる感覚あるし、たぶんつながっているだろうということで

 

「確かにお前の生まれは特殊で、あの子のクローンだろう。 だけど生まれはどうあれ、お前はお前だ。 人形じゃない。 早くしないと、母親が本当はどう思ってるか聞けなくなるぞ、フェイトテスタロッサ」

 

魔力の密度を上げ通信を乱す。 これで見られてる感覚はなくなった

 

「ほんじゃ行きましょうか」

 

「はい」

 

でてくる敵を魔法を使って吹き飛ばす

 

「こんなガラクタじゃ、どうにもならんぞ俺は」

 

「これ一つで本来A級クラスの魔導師なんですがね」

 

そう言いながらもリニスさんもばっさばっさとなぎ倒してるんですが。 というか

 

「そろそろ面倒になってきた、ショートカットできない?」

 

「そう言われると思いまして、この下をぶち抜けば一気にショートカットできますよ?」

 

「・・・・・・さっすが」

 

俺の行動パターンがよくわかっていらっしゃる。 リニスさんに離れてもらい、準備を始める

 

「エリクリエリクリ。 契約により我に従え、高殿の王、来たれ巨神を滅ぼす雷霆!百重千重と重なりて、走れよ稲妻!!千の雷!!!!右腕固定。 左腕解放、雷の投擲! 術式統合!! 雷神槍、巨神殺し!!よっと!」

 

出来た槍を真下に投げ、ショートカットを開始する。 幾重もの階層をぶち抜き貫通、そのまま虚数空間の中に消えて行った

 

「はいどうもー」

 

「プレシア!」

 

俺とリニスさんが最下層、つまりプレシアさんの目の前に降りると、ポカンとした顔をしていた。 まだ意識の戻っていない隙に、プレシアさんを殴り飛ばすリニスさん。 ずいぶんアグレッシブになったこと。 それで正気に戻ったのか、頬を押さえながらよろよろと立ち上がった

 

「やってくれたわねリニス!」

 

「貴女がわからずやだからです!!」

 

「喧嘩始まっちゃったよ」

 

どうしようもないのでほっとくことにしたのだが、意外にも早くすぐに決着がついた

 

「ゴホッ!」

 

「そう言えば病気患っていたんでしたっけね」

 

吐血したことにより、頭が冷えたリニスさんがプレシアに駆け寄り、背中をさすっていた

 

「さて、ようやく落ち着いて話ができるようになったわけですが」

 

「いまさら何を? 私は話すことはないわよ?」

 

「プレシア......」

 

「管理局のことを気にしているんだったら今は監視はついてませんよ? なのでオフレコになります」

 

「・・・・・・関係ないわ」

 

「貴女が悪者になることで、フェイトを守ろうとしている。そのことを知っていたとしても?」

 

「っ!」

 

「動揺しましたね。 やっぱりそうか」

 

どうやら俺の考えはあっていたらしい。 まぁだからと言って関係はないのだが

 

「なんのことかしらわたしは」

 

「仕方ないっすね。 本当は使いたくなかったですけど」

 

懐から一枚のカードを取り出し、呪文を唱える

 

「アデアット」

 

「なにを?」

 

「ヤマト、それは!?」

 

カードが光、その光が晴れると俺の手には一冊の本が握られていた。 本の効果を知っているリニスさんは、驚愕していた

 

「まぁ俺だって使いたくなかったですけどね。 さてプレシアテスタロッサさん、あなたはフェイトのことをどう思ってますか?」

 

「何をいまさら、あの子は失敗作で」

 

やはり本の内容と書かれていることは違う。 所々黒く塗りつぶされているのは、俺が本当の所有者でなく、契約主じゃないからなのだが

 

「プレシア、今のヤマトには嘘は通じません。 やめておいた方がいいですよ」

 

「何を言って......」

 

「なら証拠を」

 

そう言って今見ている本をプレシアテスタロッサに見せると、驚愕していた

 

「それは、なんなの?」

 

「読心に特化した本、とでも理解してください。 無論ここにいるメンバー以外に見せるつもりはないですけど。 さて、わかったら正直に言って欲しいんですが、貴女の本心を。 俺もいつまでもこんな悪趣味、って言ったら持ち主に悪いから、悪用すれば悪趣味な本使いたくないんですから」

 

「私は......」

 

「プレシアテスタロッサ、貴女の悪事もここまでです」

 

中央にモニターが浮かびあ上がり、そこにはリンディさんの姿が。チッ、なんと間が悪い

 




超中途半端ですが一回切ります、このまま続けてたらやばいほど長くなりそうなので

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