魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~   作:サクサクフェイはや幻想入り

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サブタイにもあるように、無印編も終わりA'sの内容に入っていきたいと思います。 と言っても今回は触りだけですが

本編どうぞ!


第二十話 エピローグⅢ? 

「いただきます」

 

「「「「「いただきます」」」」」

 

手を合わせ夕食を食べ始める。 今日のメニューは、という説明はいいか、どうせグルメ番組とかでもあるまいし

 

「あ、フェイト、醤油とってもらっていい?」

 

「はいアリシア」

 

「ありがとー」

 

目の前で仲良く喋りながら、夕食を食べるアリシアとフェイト。 それを優しい眼差しで見つめるプレシアさんとリニスさん、そして急いで食べるアルフ。 もうこの状況にも慣れた。 結局、戸籍とかを用意したのだが、アリシアが一緒に住むと聞かず、プレシアさんも快諾。 リニスさんは元より、フェイトもお願いをしてきたので、なし崩し的に住むことになっている。 別にいいんだけどさ。 金ならたんまりあるし、それにリニスさんやプレシアさんもプログラミングの仕事を始めたので、お金には困らないのだ。 もちろん在宅でできる仕事だ。 理由を聞いたら

 

「アリシアとフェイトと離れる? 論外だわ」

 

とのこと。 ほんの数週間前の映像を見て欲しいね、今とは大違いだ。 そんな楽しい一家団欒の夕食も終わり、アリシアとフェイトはお風呂に入ってる間、居間でテレビをBGMに本を読んでいると、一瞬魔力の反応を感じた。 周りを見回してみるが、プレシアさんもリニスさんも、アルフも気が付いていないようだ。 嘘だろ、またこのパターンか?

 

「ヤマト?」

 

絶望し頭を抱えていると、その様子に気が付いたのかリニスさんが声を掛けてきた

 

「・・・・・・今魔力反応感じた?」

 

「えぇー......またですか?」

 

こくりと頷くと、心底嫌そうな顔をするリニス。 俺だって嫌だよ!

 

「どうしたのヤマト君?」

 

「いや、一瞬なんですけど、魔力の反応を感じまして」

 

「確かに貴方の魔法の系統は私たちと違うし、感じても不思議ではないと思うのだけど?」

 

「甘いですよプレシア、それを感じた結果がジュエルシード事件だったんですよ?」

 

「・・・・・・」

 

それを聞いてプレシアさんの顔も、苦虫をかみつぶした顔になる。 確実に厄介ごとになる、プレシアさんもそう思ったのだろう

 

「ここは気のせいということにして、無視するのもワンチャン?」

 

「「何かあったら嫌だから、見てきてください(頂戴)」」

 

そんな二人の一声によって、俺の夜の散歩が決定した

 

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魔力を感じても一瞬なわけで、そんなのを特定できるはずもなく、かと言って痕跡等などがあるわけもなく、ぶらぶら歩くだけになる

 

『本当に無駄だな』

 

『仕方ないのではないでしょうか? そろそろ家に戻られますか?』

 

『そうするか。 なんか収穫ありませんでしたとか言ったら、それはそれで微妙な顔されそうだけど、ん?』

 

『どうかなされましたか?』

 

俺の視線の先には横転したトラックが一台、普通に見れば、ただ事故っただけかなんて思うのだろうが、俺にはそうは思えなかった。 現場に近づくにつれ、その予感は確信に変わった

 

『トリックスター、このあたりの残留魔力調べてくれ』

 

『・・・・・・微かですがありました。 ですが、今までにないパターンです』

 

『だろうな』

 

何だろうか、怨念と言うかなんというか。 ともかく魔力の他に、負の感情まで伝わってくる。 何かおぞましいものがここで目覚めた、そう言うことだろうか。 空を見ても何もなく、星は綺麗に輝いていた

 

「はぁ......厄介ごと確定だな」

 

『できればマスターに関わらないと良いですね』

 

まったくその通りだ。 トリックスターの言う通り、俺に関わり合いがなければいいが、魔法関係だ、嫌でも厄介ごとが舞い込んでくるだろう

 

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家に帰ると、アリシアとフェイトが俺を出迎える

 

「おかえりヤマト、どこ行ってたの?」

 

「お帰り」

 

「ただいまアリシア、フェイト。 散歩だ」

 

靴を脱ぎ、居間に入るのだがそこにプレシアさん達の姿はなかった

 

「プレシアさん達は?」

 

「お母さんはお風呂、リニスは自分の部屋にいるよ」

 

「アルフはもう寝てるけど......」

 

マイペースなやつだなアルフは。 それにしても調べて来いって言った割に、張本人たちが別の場所にいるというのは、どういうことなのだろうか? 軽い理不尽さを感じたが、気持ちを切り替えソファーに座る

 

「そう言えばさ、ヤマトは学校通わないの?」

 

「今更教育受けてもな、先生もやったし」

 

「あー、そう言えばそだっけ」

 

勿論のことだが、テスタロッサ一家となのはには俺の記憶を全部見せてある。 三つの世界を回り、今回が四つ目の世界ということに驚いていたが。 なので、俺が教育機関に通う意味がないのが分かると思うのだが

 

「でも、アリサもすずかも、なかなかヤマトに会えないって残念がってたよ?」

 

「そんなのは知らん」

 

習い事を休み過ぎるのはいけないということで、前ほどの頻度では来なくなったわけだが、魔法の訓練は続けているらしい。 事実こないだ来た時には、基本系は制御も出来ており、そろそろ次のステップに移行しようかと思ったくらいだしな

 

「うわー、ヤマトって冷たいねー」

 

「そんなこと言われてもな。 そもそも、成長しない俺がクラスにいたらおかしく思われるし、何より精神的につらい」

 

「あー......」

 

二人とも俺の言いたいことが分かったらしく、苦笑していた

 

「と言うわけで、俺が学校に通うのはあり得ない」

 

「そっか、ちょっと残念だな」

 

「そうだね、仕方ないけど」

 

なんて少し残念そうに言う二人に、頭を掻きながら雑談を続けていたのだった

 

------------------------------

 

「それでどうだったのかしら?」

 

「まぁなんていうか、厄介ごとではある感じでしたかね」

 

「「・・・・・・」」

 

フェイト達は寝静まり、居間にいるのは俺とプレシアさん、リニスさんだ。 俺は報告がてらに二人にそう話すと、何とも言えない表情をされた

 

「痕跡はあったんですけど、たぶん警戒してかき消していった、そんな感じですかね」

 

「ホントどういう所なのかしら、この地球と言う所は」

 

「人外魔境なのは、ここら辺だけだと思いますけどね」

 

紅茶を入れ一息つく。 実際、俺を含め戦力過多なのは認める。 この間、トリックスターが勝手に局のデータベースにハッキングしてたけど、管理世界でも、ここまで才能がある人間がゴロゴロいるのは異常らしい。 

 

「それでヤマト、今回はどうなのですか?」

 

「あー、正直言ってわからないな。 今回に関しては、こうやってゆっくり話してるのにもかかわらず何もアクションないし。 前回はうるさい念話だったけど。 それはさておき、慎重なのか嵐の前の静けさなのかは、正直言ってわからない」

 

「仕方ない、と言えば仕方ないのかもしれませんね」

 

リニスさんも紅茶を飲みながら、ため息をつく

 

「結局は気を付けるしかない、とう言うことね」

 

「少なくとも、魔導師、魔力を扱えるものがどこかにいる、と考えた方がいいでしょう」

 

「警戒はしておくわ、もちろん」

 

「フェイト達のことでしょう? 俺も気にかけておきますよ」

 

「よろしくお願いするわ」

 

そんなこんなで話は終了、今日はお開きとなった。 正直言って相手の目的が分からない以上、対策なんてしようがないし。 結局のところ、個人で気を付けるしかないのだ。 俺の場合はテスタロッサ姉妹、それになのはとアリサとすずかの面倒もか。 これから巻き込まれるであろう厄介ごとに、俺は溜息をついた。 万にも一つ、巻き込まれなかったらいいなぁ......なんて考えるが、十中八九巻き込まれるけど

 




最後ちょっとぐだりましたが、これで無印編は終了。 次回からはA'sに入ります!

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