魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~ 作:サクサクフェイはや幻想入り
本編どうぞ!
第二十一話 新しい事件の始まり by作者
十二月二日、冬も深まり寒くなってきた今日この頃、家は暖かいなり。 まぁ、体温調節なんて別に自分でできるから、外に出ててもあまり変わらないけどね、面倒だから外に出ないけど
「プレシア、ヤマト、紅茶が入りましたよ」
「あ、どうもリニスさん」
「ありがとうリニス」
フェイトとアリシアは学校のため、家には俺、アルフ、リニス、プレシアさんしかいない。 アルフはソファーで寝てるけど
「最近はすっかり寒くなったわね」
「そうですね、もう冬ですしここら辺は海も近いですから、余計に寒いんです」
「家にこもってれば問題なし」
「「それは貴方だけよ(です」」
二人して息がぴったりである。 この頃プレシアさんも俺の扱い方が分かって聞いたようで、リニスさんと同じ反応だ、別にいいけど
「そう言えばプレシア、バルディッシュの消耗が激しいので、そろそろパーツ交換をしたいんですが、パーツありましたっけ?」
「・・・・・・フェイトが大事に使ってくれてるのはわかるし、模擬戦が激しいのもわかるのだけど、頻度が高すぎないかしら? と言うよりもバルディッシュのコアは大丈夫なの?」
「問題ありませんよ? バルディッシュの自身も、フェイトも気を付けてくれますし。 もしコアに何かあるようなことがあれば、すぐに模擬戦はやめてますから」
「そう、それならいいいけど......パーツね、そろそろストックもなくなってきたし、新しいの買わないとね」
「もういっそのこと強化、改造すれば?」
「強化、と言ってももう出来ることはやったわ。 パーツ代もタダじゃないし、これ以上高いのは......」
「はい」
そう言って俺はプレシアさんに小切手を渡す。 それを受け取ったプレシアさんは、紙を見て白目を剥いた
「プレシア!? ヤマト何を!」
「それ見ればわかる」
そう言ってプレシアさんの持っている紙を指し、紅茶を飲む。 訝しみながらも紙を見て、目が点になるリニスさん
「あの、これは?」
「ミッドの宝くじ、二等の賞金」
「・・・・・・あー、もういいです。 とりあえずこれは自由に使っていいと?」
「そう言うことです」
リニスさんは諦めたようにプレシアさんから紙を取り、懐にしまった。 そして、プレシアさんを起こした
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「ただいまー!」
「ただいま」
「おかえりなさいアリシア、フェイト」
「ん?」
どうやら昼ご飯を食べて寝てしまっていたようだ。 もうフェイトやアリシアが帰ってくる時間だったようだ、ということは
「お邪魔しまーす!」
「お邪魔します」
「お邪魔します、ヤマトいるんでしょう!今日もあれ貸しなさい!」
一気に騒がしくなった。 わかる通り上から、なのは、すずか、アリサだ。 と言うか、入っていきなりあれ貸しなさいって、どんだけ図々しいんだ
「おかえりアリシア、フェイト。 いらっしゃい、なのは、すずか、アリサ。 てかいきなりすぎだろアリサ、いいけどよ」
この頃は面倒なので、地下の封印も結構簡易的なものにした。 まず前と入る人数が違うし。 そんなわけで、やってきましたダイオマラ魔法球の前。 少し前と違うことがあるとすれば、ミニチュアの数が増えているところか。 お城とか、山の中とか、火山、氷河とか。 調子に乗って増やしすぎた感はあるが、後悔はしていない
「今日は適当に一日、一時間」
「まぁ丁度いいから突っ込まないわよ」
「それではごあんなーい」
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アリサとすずかは帰宅、俺はなのはを送るため、なのはと一緒に道路を歩いていた
「うーん、もうちょっとなんだけどな」
「まぁ、春に比べればだいぶ動きはよくなったけどな」
あの中で修業しているのもあるが、なのは、それとフェイトもなのはの家の武術を習い始めたらしい。 あそこって確か殺しの技術だったような気がするが、たぶんそんなことは教えていないだろう
「うーん、もうちょっとで上級に......戦術、もうちょっと詰めようかレイジングハート」
『了解です、マスター』
何度も言うが、なのはが近距離戦をやる意味。 まぁ言っても聞かないし、この頃は全距離対応型万能人形、初級やり始めたのでいいのだが。 と言ってももう中級になるのだが。 フェイトは高速近接型上級をクリアして、俺は止めたのだが鬼に挑戦している。 意外と善戦はしているのだが、スピード、パワーが足りてない。 技術的には、道場+これまでの蓄積で何とかなっている。 俺とも組手とかするしな
「ん?」
「どうしたの? ・・・・・・これは?」
一瞬の違和感、そしてその後、結界が張られた
「トリックスター」
「解析完了。 どうやら封鎖型結界、それも通信などを妨害に特化するもののようです。 術式は古代ベルカ式、珍しいものを」
「古代ベルカ式?」
「高速で接近する反応が一、どうやらこの結界をはった張本人のようです!」
俺がベルカ式と言う聞きなれないものを聞こうとすると、レイジングハートが警告を発してきた。 直後近づいてくる光と、そこから撃ちだされる何か、シューターの類だろうか
「魔法の射手」
魔法の射手を撃ちだし、シューターを撃ち落としておく。 どうやら光はなのはの方が狙いのようで、なのはにまっすぐ向かって行く
「ヤマト君は手を出さないで!」
「あいよ」
なのはは障壁を展開し、向かってきた何かを受ける。 光の正体はゴスロリのドレスを赤くし、帽子を被ったハンマーを持った少女だった
「かてぇ!」
「貴女どこの子? いきなり襲われる覚えはないんだけど!!」
拮抗しているが、紅い少女が何かしようとしたのに気が付いたのか、障壁をもう一枚自分側にはり、攻撃を受けている方の障壁を爆発させ距離を取る
「レイジングハート!」
「セットアップ」
恒例の変身、変身が終わるともう一度突っ込んでくる紅い少女。 さっきのように障壁で受けようとするが、一瞬拮抗してひびが入る
「っ!」
なのはも違和感があるのか、障壁が破れる瞬間もう一枚張り、角度を逸らす。 向かってくる一瞬、魔力が爆発的に上がったが一体?
「やるじゃねぇか、でもな!!」
「だから話しを、聞いて!!」
距離は離れたが鉄球をハンマーでたたき、魔力弾にしたようだ。 なのははそれを見て、シューターを展開それを撃ちだし相殺させる。 ちょうど中間あたりで爆発、煙が起こる。 その隙になのははカノンモードに変形させ、チャージを開始する。 直後煙の中を突っ切ってなのはに攻撃しようとした紅い少女だが
「!!」
なのはから撃ちだされたディバインバスターを辛うじて避けた少女だが、帽子が巻き込まれ激昂
「アイゼン!」
何故かハンマーのT字の繋がっているところがせりあがり、中から弾丸が。 だがそれは撃ちだされるのではなく、元に戻るが直後
「また魔力が一時的に上がった?」
「あれはCVK-792、ベルカ式カートリッジシステムです」
「カートリッジシステム? そもそもベルカ式ってなんだ?」
目の前でハンマーが変形し、ブースターを使ってすごい勢いでなのはに迫る紅い少女。 その戦いを見ながら、トリックスターに聞く
「ベルカ式と言うのは、ミットチルダ式よりも昔からあった魔法体系です。 戦い、特に近接に特化したもので、古代ベルカは大昔に滅び、残っているのもかなり一握りなのですが......そこの説明はまた今度に、そしてカートリッジシステムは弾丸に込めた魔力を使い、一時的に魔力を爆発的に上げるもの。 素人が使えばただの自爆兵器ですが、プロが使えば戦局を変えることも可能です。 そしてそのプロの中でもうまい人たちは騎士、そう呼ばれます」
「つまり一時的なブースト装置、そう言うことか」
「はい」
これは不利だな。 いくらなのはが上手くなっていても、相手もうまい、そんな相手にブーストなしでは勝てない。 事実、なのはは今少しずつ削られている。 うまく攻撃は逸らし、攻撃は入れているが決定打は入らない。 それに
「あっちの方向、家か」
「はい」
「ここまでだな」
なのはの方もレイジングハートが折れ、吹き飛ばされる。 だがその瞳に闘士はまだ宿っている
「なのは、こっからは俺がやる」
障壁で攻撃を受けようとしたなのはの前に立ち、ハンマーの棒の部分を掴みそのまま止める
「なっ!!」
「ヤマト君......」
「少し休んでろ」
そんなわけでA'sへん第一話でした!
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