魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~   作:サクサクフェイはや幻想入り

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遅れすぎますがクリスマス回

本編どうぞ!


第三十四話 エピローグⅢ?

平穏な、平穏な......平穏な生活が欲しい!!俺は今、そう思わずにはいられなかった。 現在、家の台所は戦場と化していた。 もちろんダイオマラ魔法球の中の一つである、城の中の厨房がだが

 

「おいシェフ、料理はまだか!!」

 

「黙ってろジャック!次に喋ったらした引き抜くぞ!」

 

これまでのねぎらい、ということも込めて俺の契約者、全員ではないのだが呼び出したわけなのだが、調理人が俺一人しかいないし、しかも

 

「おいしー!!」

 

「アリシアたちずるいわよね、よくよく考えたらこんなおいしい料理、毎日食べていたんだもの......」

 

「デザートも絶品なんだよ!」

 

「楽しみだね!」

 

「にーく、にーく!!」

 

なのはやアリサ、すずかにテスタロッサ一家、そして

 

「はやての料理もそうだけど、ぎがうまだな!!」

 

「いやー、ここまで料理できるとは、正直言って女としての自信なくすんやけど......」

 

「あ、主!」

 

今回はスペシャルサンクスとして八神家もいるわけだ。 なので必然的に俺の負担が増えるわけで、見かねた様子にリニスさんも手伝ってくれるのだが、もはや料理の消費が半端ないのでウエイトレス状態。 刹那や木乃香も手伝ってくれようとはしたのだが、今回は契約者のいたわりということもあり却下した。 今は後悔してるけどな!!

 

「おいおいシェフー、まさかこんなもんで終わりじゃないよなー、食い足らねえぞー!!」

 

「上等だこの野郎!!オーバーヘブン!!」

 

スタンドに料理をさせるのはどうなのかって? そんなこと言っている状況じゃないんだよ! とりあえずナギとジャックは後でぶっ飛ばすことを決め、手早く料理を作って行く

 

「厨房は戦場、なんて言葉があったけど本当に戦場だね......」

 

「ヤマト大丈夫かな?」

 

どうやらフェイトが様子を見に来たようだが、正直言って構ってる暇がない。 オーバーヘブンを出したことで少しは楽になったが、そろそろデザートの時間だ。 加速の魔法を使い冷蔵庫を開け、イチゴなどを取り出し丁寧に切る

 

「分身した!?」

 

「ふむ、凄いんだなこちらの人間も」

 

俺をそこらへんの人間と一緒にするな、と言いたいが口を動かしている暇があるなら手を動かす

 

「リニスさーん、これ持って行ってー!!」

 

「はーい!!」

 

最早地獄溶かしている中リニスさんを呼び、デザートを持って行かせる。 ウエイトレスは比較的余裕がある、何故なら人形を使っていたりするからだ。 じゃあ調理の方もと思うだろうが、ここは譲れない

 

「わー、久しぶりに食べたけど、やっぱりヤマトさんのケーキはおいしいなぁ」

 

「宝石みたいにキラキラしてますし、見栄えもいいですからね」

 

「刹那さん、グルメリポーターみたいな感想になってるわよ」

 

どうやら女子たちには好評なようで、黄色い声が上がっていた。 だが中には耳を澄ますと

 

「負けた......」

 

「はやてー!?」

 

「主ー!?」

 

「これなのはの店に出しても売れるんじゃないの?」

 

「にゃはは......そう思って、私が一つお母さんに持って帰ったら......アノトキハタイヘンダッタナー」

 

「なのはの目が虚ろに!? 何があったんだろう?」

 

なんて一部ショックを受けてるものや、たぶん遠い目をしている奴がいた。 確かにあの時は大変だった。 桃子さん引き剥がすのになぜか身体強化の魔法、結構本気目にかけることになったし。 それだけでは飽き足らず、なのはの嫁にしようと画策してきたり。 普通は逆じゃとか思うが、何故か桃子さん曰く嫁らしいのだ。 とりあえずブルーになりかけた気持ちを持ち直し、追加のデザートを作って行く。 料理? オーバーヘブンに任せている

 

「くっそ!なんでこんなに食べてんのになくならねぇんだよ!おいジャック、食うスピード上げるぞ!!」

 

「俺様に命令すんじゃねぇ!だがお前の意見には賛成だナギ!」

 

「オーバーヘブン、あのうるさい二人を黙らせて来い」

 

「「へぶっ!?」」

 

いい加減プッツンした。 なのでナギとジャックをオーバーヘブンで殴り、アベアットしておいた。 これでようやく平穏が訪れるだろう。 オーバーヘブンを消し、俺はデザート作りと並行しながら料理を作り始める。 それまでの忙しさが嘘のように一人で回るようになったということは、やはりあの二人が元凶だったようだ

 

「ヤマトー、そろそろ追加は良いですよー」

 

「はいよー、じゃあデザート作ったらそっちに行くわー」

 

そんなわけで、今作っているデザートを完成させ、やっとの思いでみんながいる部屋に行くと

 

「あ、ヤマト君!おいしかったよ!」

 

「ご馳走様」

 

「お疲れ様です」

 

入口の近くにいた、なのは、アリサ、すずかが声を掛けてきた。 こうやってお礼を言われると、やっぱりうれしくなるものだ

 

「いやいや、堪能してくれたようで何より」

 

「堪能どころやない!私のプライドがボロボロや!!」

 

「なんでキレられているのか?」

 

「お前が料理できるなんて意外だったけど、ぎがうまだったぜ!」

 

「本当に多彩だなお前は」

 

「・・・・・・」

 

続いて反応したのは八神一家。 と言っても、シグナムはまだ食べてるし、シャマルは何故かorzの状態でピクリとも動かないが

 

「まー楽しんでくれたようで何より。 多彩と言うか、歳を重ねてればこんなものだろ」

 

「そんなこと言うても、私たちは知っとるでー」

 

「そうですね、一時期料理にはまっていて結構作っていましたし」

 

「変なところ凝るものね」

 

「酷くないお前ら」

 

木乃香や刹那はいいけどアスナとか酷くない?

 

「おいめぐみん、いつまで食ってんだ。 エリス感想は?」

 

「む、いいじゃないですか、おいしいんですから」

 

「あ、ヤマトさんおいしいですよ」

 

俺は自分で作った料理を食べつつ周りを見る、カラフルな装飾に彩られた室内、部屋の真ん中には木。 今更なのだが

 

「本当に今更なのだが、クリスマスって遅くない?」

 

「それ今更いうの?」

 

アスナがツッコミを入れてい来たが、俺発起人ではないし

 

「でもここのところ忙しかったのですからいいんじゃないですか?」

 

「俺はさっきまで戦場にいましたけどね......」

 

エリス様はお腹いっぱいになったのか、ほっこりした様子でそう言うが、俺のテンションは一時的に下がって行く

 

「いやそれは」

 

「私達手伝うって言ったぇー」

 

「一応お前らねぎらう意味もあったからな、ナギとジャックは別だが」

 

「そうや、さっきナギさんとジャックさんいきなり吹っ飛んでボコボコになってたけど、どういうことや?」

 

「あー、はやては知らなかったな、コイツ」

 

「いきなり!?」

 

「っ!」

 

警戒するヴィータとリインフォースだが、俺が手を振ると警戒を解く

 

「コイツは俺のスタンド、オーバーヘブン。 レアスキルとでも思っておいてくれ」

 

「本当にお前は何者なんだよ......」

 

呆れた表情で言うヴィータ。 隣でアインスは頷いていたが、それを答えたのはアリサとすずかだった

 

「何者って、ねぇ」

 

「うん」

 

「「通りすがりの吸血鬼で魔法使いでしょ?」」

 

「なんだそら?」

 

「なんや、ヤマト君厨二病?」

 

はやてがニヤニヤして言ってくるが、アスナ、木乃香、刹那は苦い顔をした

 

「えっと、その反応ホントなん?」

 

「嘘じゃないぞ?」

 

呆然とするはやて。 あれ、俺説明してなかったっけ?

 

「説明してなかったっけ?」

 

「しとらんわ!!」

 

キレられた。 なんか理不尽じゃない?

 

「説明と言うか、記憶を見せるだけどね」

 

「あれ、なんか不思議な感じよね」

 

アリサとすずかの呟きは、目の前で怒っているはやてには聞こえなかったようだ。 と言うかプレシアさん、何でずっとワイン飲んでるんですか......

 




前半はめっちゃサクサクかけた

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