魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~ 作:サクサクフェイはや幻想入り
毎度おなじみダイオマラ魔法球の中、俺達は作戦会議と称して中にいる。 いるのだが
「・・・・・・」
空気が重い。 俺が家にテレポートで帰ると、何故かアリサとすずかも家にいて、今回の件について問い詰められたわけなのだが、原因がマテリアルと呼ばれた三人とキリエと分かると睨みつけていたからだ。 とにかく情報の共有、ということでキリエには洗いざらい話してもらうことにする
「それで、今回の首謀者と共闘していたキリエさん、目的は?」
「・・・・・・ごめんなさい、覚えていないの?」
「覚えてない?」
帰ってきたのは意外にも覚えてないの一言。 表情も申し訳なさそうだし、何より嘘をついているような感じはしない。 だからと言って無条件に信じるわけでもないのだが
「えぇ......私たちがこの世界に来た理由については聞いたかしら?」
「いや、全然?」
「一応キリエの目的は話しましたけど、そうですね、こうなった以上お話します、私たちが何者でどうしてここに来たのか」
アミタが何故この世界に来たのか説明し始める。 元々アミタたちは、エルトリアと呼ばれる世界から来たらしい。 その世界は緑豊かで、綺麗なところだったらしいのだが、徐々に緑は失われ結構な速度で荒廃していったらしい。 もちろん人がすめる環境では徐々になくなって行ったらしく、最後にはキリエとアミタ、ギアーズ、簡単に言えばアンドロイドのようなものらしいのだが、二人しか残らなかったという。 アミタは父親や母親の死を受け入れられたようなのだが、キリエはこれに大反発、父が最後に残した発明品であるタイムマシンに乗って、過去であるこの世界に来たらしい。 アミタもそれを追ってこの世界に来たとのこと
「てことは何? お前ら未来人?」
「ヤマト、気にするところそこなの?」
「話を続けるわよ?」
茶々を入れるとアリシアにツッコミを入れられたが、気にしない。 そこからはキリエが説明を引き継ぎ、何故キリエが過去であるこの世界に来たかと言うと、永遠結晶であるエクザミアを手に入れれば、来た未来に帰れるどころかもしかしたら過去を変えられるかもしれない、と思い来たらしいのだが誤算があった。 タイムマシンは失敗作だったようで、降りると電源がかからなくなりしかも虚数空間に落ちてしまったらしい。 それで絶望していたキリエだが、科学者とあってから記憶がないとのこと
「まぁ、目に生気がなかったし、もしかしたら操られてたのかもしれないな」
「キリエさん、あの......」
「いいのよなのはちゃん、ありがとう」
キリエのそんな境遇になのはは声を掛けようとするが、言葉にならなかった。 そんななのはの様子にキリエは、微笑みながら頭を撫でていた
「さて、そっちの事情は分かったが、問題はそっちだな」
「ようやく僕らの出番? もー、話が長いよ!」
待ってましたと言わんばかりに元気になるフェイト似の少女、元気なのはいいが話くらい聞いとけ
「それで、君らは何者? あの科学者にはマテリアル、とか呼ばれていたけど」
「ふん、我らがそんな簡単にしゃべると思うのか?」
「なんや、私に似た子は俺様系なんやな」
「なんでそんなにうんうん頷いているのですか主」
妙にふんぞり返るはやて似の少女にはやては、何故か腕を組みながらうんうん頷いていた。 まぁ、喋らないなら他の奴に聞けばいいだけだし、一番頭の切れそうななのは似の少女に話しかける
「それで? 何者なのさ」
「さっき貴方が言った通り私たちはマテリアル、紫天の書の構成体、プログラムが擬人化したもの、そう思ってください」
「シュテル!?」
はやて似の少女は驚いたようだが、俺となのは似の少女は構わず話を続ける
「構成体、他には?」
「私達以外にはいません......いえ、構成体とは違いますがもう一人だけ」
「システムU-Dと名乗ったあの少女か」
こくりと頷くなのは似の少女。 問題はその少女なわけだが、果たしてそこまで口を割るかどうか。 だが黙っていたところで状況は変わらないし、いっそのこと聞いてみることにした
「ズバリ聞く、あの少女を止める方法は?」
「理を司るマテリアルの私がこんなこと言うのは嫌なのですが、ありません。 今まで起動は数回確認されていますが、全部世界を滅ぼしています」
なのは似の少女の言葉に一気にお通夜ムードになるが、俺は気にせずに話を進める
「ない、か。 それは記録を隅々まで調べてか? 闇の書だって終わらせることができたんだ、今回も何とかなるんじゃないか?」
「・・・・・・」
なのは似の少女は俺のことを睨んでくる。 俺の言葉が気に入らなかったのだろうが、そういうのは最後まで調べてから言ってもらおう。 そんななのは似の少女の視線を遮るように、フェイト似の少女が目の前に来る
「ねーねー」
「なんだ?」
「闇の書を終わらせたって本当?」
「あの魔導書を見ればわかるだろ?」
そう言ってはやてが持っている夜天の書を指さすと、なぜか目を輝かせて走ってはやてのそばに行き、夜天の書を見ていた
「おー!夜天の書だ!」
「お前たちは元々この本に記録されていたようなのだが、その時のことはわかるか? えっと」
「僕は記憶はないかな? シュテるんだったら何か知ってても不思議じゃないけど! 後僕の名前はレヴィ、レヴィザスラッシャー!二つ名を雷刀の襲撃者!どうだ!強そうだろ、かっこいいだろう!」
「そうかレヴィか......」
何とも元気なレヴィの勢いに押され、たじたじなリインフォース。 フェイトはフェイトで、少し恥ずかしそうだった。 どっちかと言えば、アリシアの性格を少し痛くしたのがレヴィのような気がする
「ヤマト、失礼なこと考えた?」
「考えてないけど?」
「ええぃ!貴様ら気を抜きすぎぞ!何を敵に情報を漏らしておるのだ!!」
何故かデバイスを構え憤慨しているはやて似の少女、と言うよりもたとえ敵だと思っていても、目の前で言うことじゃないだろ。 相当頭に血が上っているらしい
「えっと、あのはやて似の子、凄く怒ってるね」
「まぁ、気にしたら負けじゃない?」
フェイトが控えめに話しかけてきたので、適当に相槌を打ちつつ様子を見守る
「王、敵とは言っても、彼女を手に入れるには彼らの協力は必要不可欠です」
「ふん!我らだけでも事足りる!!」
「なんたって僕が一番強いからね!!」
その無駄な自信はどこから来るのか、事実理を司るなのは似の少女は呆れているし
「うーん、あのはやてちゃん似の子、寂しかったのかな?」
「いや、それよりもあのなのは似の子の静けさの方が気になるんだけど」
「アリサちゃん、それってどういう意味?」
「あんなフェイトちょっと見てみたいかも」
「は、恥ずかしいよアリシア......」
「主が尊大......今の主が一番ですね」
「と言うよりも私、あんな態度できへんで?」
あーあ、こっちもこっちで雑談始まったし。 どうすんだよこの状況、もう俺収拾着けるの面倒臭いんだけど。 そんな中で収拾をつける人物が一人いた
「お互いの状況確認は終わりましたし、そろそろ作戦会議に移りましょう!」
アミタだ。 よし、これからこういう状況になったら、アミタにこうやってまとめて貰おう。 俺が楽できるし。 密かにそう考えながら、とりあえずアミタのところに集まる
「そんなわけで作戦会議です!何かいい案がある人はいますか!」
こうしてアミタを進行にして、作戦会議は始まった
話が進まなーい!
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