魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~ 作:サクサクフェイはや幻想入り
「いい案と言われても......」
「いきなり言われて出てくるわけないでしょうお姉ちゃん」
キリエの言うことももっともで、いきなり言われても出てくるはずもない
「それで解析は進んでるの? えーっと」
「星光の殲滅者、シュテルザデストラクターです。 えぇ、貴方に言われた通り情報の隅から隅まで見ていますよ」
若干ジト目で見られているが、気にしないで頑張れと告げると呆れられた。 と言うよりもこいつも痛い名前なのな
「ふん、我らだけでも事足りる。 こんなもの意味もないだろう」
そう言って席を立とうとするはやて似の少女、だが俺はそれに待ったをかける
「本当にそう思ってるのか?」
「なに?」
こちらを睨みつける少女。 俺は気にせずに話と続ける
「本当にそう思ってるのかって聞いてるんだ。 あの子、システムU-Dって言ったか? アレの力はだんだん上がってく、それに勝算があるのかって聞いてるんだ」
「ふん!そんなことはわかっておる、だがあれは我らの問題、ならば我らが解決するのが道理だ」
「そんなこと言ったら私たちも当事者やなぁ」
「そうですね、もともと夜天の書の英知を読み取ったところから始まったのですから」
苦笑しながら言うはやてとリインフォース、その様子にはやて似の少女は苦い顔をしていた
「はやてが当事者なら」
「私たちも手伝うのは当然だよね!」
「勿論!!」
「貴様らは.....とんだお人好しだな」
なのはたちの言葉を受けて最早呆れているはやて似の少女、とりあえず着席したようなのでよしとする
「そう言えば名前教えてくれよ、不便」
「・・・・・・ロードディアーチェだ」
「はいはい」
「ようやくみんな座ったみたいね」
「それでは作戦会議の続きを!」
「て言ってもなー」
「ねぇねぇシュテるん、解析マダー?」
「少し待ってくださいレヴィ、ですが彼女の名前が分かりました」
「名前?」
「ユーリ、ユーリエーベルヴァイン。 それが彼女が人間だった時の名前です」
意外な事実が出てきたようだ。 彼女が人間だった時の名前、と言ってたがどういうことなのだろうか? まぁ、本人もわからなそうだし聞くこともないか
「それと追加情報です。 もしかしたら彼女の暴走を止められるかもしれません」
「本当かシュテル!」
みんながシュテルのもとに集まる。 少し驚いたようだが、とつとつと語り始める
「もともと私たちマテリアルは紫天の書の管理、運営をするようにプログラミングされたようですが、エクザミアの管理もプログラミングされているようです。 それで、さっき王のプログラムを見直していたのですが、そこに暴走を止めるようなプログラムがありまして」
「なんと!?」
「驚きすぎだろディアーチェ......」
「これもあなたのおかげですねヤマト」
無表情と言うわけではないのだが、表情が動くことが少ないシュテルが微笑んだのだ。 なんか周りからジト目で見られてるような気がするが、気にしない
「別にそんなことないだろ」
「そうですか。 それで解析を進めているのですが、やはり暴走を鎮静化させるプログラムで間違いはないのですが......」
「何か問題があるのシュテルちゃん?」
「問題、と言いますか......今の彼女にこのプログラムが効くかどうか、可能性は五分と言う所でしょうか?」
その言葉に希望は見えたわけで、どうするかの対策会議に移ることになった
「シュテルのおかげで可能性は見えてきましたが、問題は山積みです。 一番大きな問題は、彼女を誰が押さえるかです」
「そんなの決まってるでしょ、俺だよ」
「待て待て待て!!貴様、さっき我にあんなことを言っておいて、一人で押さえるというのか!」
「いや、ヤマトなら大丈夫でしょ」
「そうだねヤマト君なら」
「なになにー? ヤマトってそんなに強いの?」
「少なくともお前達三人相手して一度も被弾はしてないな」
そう言うとデバイスを構えだす三人。 危ないからしまえよ、怖いわ
「そういう嘘は嫌いですね」
「奇遇だなシュテル、我もだ」
「ふっふっふー、なら勝負!!」
なんてじりじり迫ってきているのだが、俺を庇うように目の前に立ちふさがる三人
「ヤマト君には手を出させないよ」
「やらせない」
「リインフォース本気で行くでー」
『仮にも協力者なのですから、本気はまずいかと主......』
何故かこっちもこっちでやる気満々だった。 もう事態の収拾計るのも面倒なので、無視しようとしたのだが、意外なところから助け舟が出る
「もう!みんないい加減にしないと怒るよ?」
「いたっ!?」
アリシアがハリセンで全員の頭を叩き、事態の収拾を図ったのだ。 てかデバイスをそんなことに使うな
「え、えーっとアリシアさんのおかげで戻れたわけですが、本当に彼女を押さえられるんですか?」
「本気出せばいいし、いざとなったら奥の手もある」
紫天組とギアーズの二人は不思議そうな顔をしていたが、他のメンツは納得したようだ
「と言っても、暴走を抑えることはできるだろうけど、そのプログラムが効く確率を上げたいもんだが」
「ねぇねぇ、プログラムならデバイスにプログラム流して、使えば成功率あげられるんじゃないの?」
「天才ですかあなたは」
驚くギアーズたちとシュテル。 まぁ確かに言われてみればそうだよな、プログラムならデバイスに組み込めるだろうし
「ですが、その方法をやるとしたら時間が足りません」
「あー、言ってなかったけど、この中外と時間の流れが違うからな?」
「なんと!?」
なんだシュテル、その言い方はまったのか? 表情が動かないから逆に面白いんだが
「それでもここにいる人数分は用意できるかもしれないですが、守護騎士や他の人の分は......」
「助手つけたら?」
「それでも全員は厳しいと思います」
「とりあえずプレシアさんとリニスさんに声かけないと」
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作戦も決まり各々準備してる中
「ヤマト君」
「なのはか、どうした?」
なのはが話しかけてきた。 各々準備していると言っても、デバイスの調整やプログラム流している段階なので、基本暇なのだ
「今回、絶対ユーリちゃん助けようね!」
「まぁお前は安心して後ろから撃っててくれ、俺が前で攻撃通さないから」
「うん、でも危なくなったら私もヤマト君助けるから」
「・・・・・・」
少し驚いた。 どっちかと言うと俺は守る方で、守られる方ではない。 だから助けるなんて言われるのは、少し驚いたのだ、だが
「あぁ、よろしくな」
「うん!!」
「なんやいい雰囲気やなー」
「私も混ぜろー!!」
「アリシア......」
「相変わらず騒がしいわよねアンタの周り」
「ふふふ、アリサちゃんそんなこと言って居心地良いくせに」
なぜかいつものメンバーが集まって来る。 騒がしいことこの上ないのだが、まぁいつものことだし放っておく
「大体なのはだけじゃないわ、私たちにも期待しなさいよね!」
「いや、してるし」
「ふふふ、なら頑張らないとね」
「私も頑張るよー!!」
「いや、目的間違えるなよ?」
「そ、そうだよみんな、元々はユーリって子を救い出すのが目的なんだから」
「ぬっふっふー、そう言いながらもフェイトちゃんもうれしいくせにー」
なんてそれを遠くから見ていたギアーズ二人は
「あの子モテモテねー」
「キリエ、顔が悪くなってますよ」
人数が多すぎて動かしずらくなってきた
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