魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~   作:サクサクフェイはや幻想入り

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特にないので本編どうぞ


第四十二話 エピローグ?

「行くよ!!」

 

「くっ!」

 

なのははそう声を掛けA.C.Sを起動させ、シュテルに突撃していく。 シュテルは距離を取ろうと砲撃をしながら飛ぶが、なのはは上手くよけ時には障壁をはり、確実にシュテルに接近していく

 

「はっ!!」

 

「うわっ!? とと」

 

声がした方を向くと、フェイトがレヴィを吹き飛ばし追撃を与えようとしていた。 だがレヴィは上手く体勢を立て直し、追撃を受け止める。 受け止めたからと言って状況がよくなるわけではないけど。 それどころか徐々に徐々に押されている

 

「うーん、アミタさんもキリエさんもそんなものなの?」

 

「なかなか言ってくれるわねアリシアちゃん」

 

「ですがキリエ、実力が開いているのは事実ですよ。 ・・・・・・悔しくないかは別として」

 

違うところに視線を移してみれば、アリシア対アミタ、キリエペアが模擬戦していた。 キリエの大剣をハリセンで受け止め、片手でアミタと撃ち合いをしていた。 結構本気、と言うかキリエは本気で切りかかっているはずなのだが、難なく受け止めてるアリシアは何なのか。 そもそも相手は二丁拳銃なのに、それと平然と撃ち合いして全弾落としているのは何なのだろうか。 流石鬼を全メニュークリアして、個別訓練に入ったやつは一味も二味も違うな

 

「ヤマト、ヤマト。 なんか失礼なこと考えてそうだから言うけど、ヤマトに比べたら可愛いものだと思う」

 

「模擬戦中に余所見は危ないぞー」

 

俺はアリシアにそう言いながら目を逸らす。 逸らした先ははやて、ディアーチェ達なのだが、こちらは模擬戦をしていない。 そもそもはやては、リインフォースに教わりながら魔法の基礎をやっている状態だし、ディアーチェもそんなはやてに勝ってもうれしくないのか、ユーリと共にリインフォースの魔法講座を受講している。 さて、何故ダイオマラ魔法球の中で模擬戦をしているかと言うと、紫天組に本格的な修行をつけるために実力を計ろうというためだ。 何故なのはたちなのかと言うと、同じようなスタイルなのでということだったのだが、よくよく考えたら。 なのははエクセリオンA.C.Sを使った高速近接戦闘にゼロ距離砲撃。 対してシュテルはバリバリの後衛砲撃型。 フェイトは高速の近接攻撃型なのは変わらないが、早さがレヴィとは段違いだし、死角を狙って移動しているので捕らえられない。 レヴィは高速近接型なのは変わらないが、死角を利用するのは少なく、スピードで翻弄と言うタイプなのだが、相手が悪すぎる。 続いてアリシアだが、本人が言っていた通り後衛型なのは変わらないが、どんなタイプが来ても良いようにいろんな人形とやっていたのが功を奏したのか、オールラウンダーだ。 誰と組ませても相性がいい。 事実、アミタとキリエも終始アリシアに押され気味だ。 アミタとキリエもオールラウンダーの素質はあるが、どっちかと言うと、キリエが小技等で相手を翻弄する中距離型で、アミタが双剣などを使った近距離よりの中衛だろうか? 必要なデータは取れたが、どうも各々熱が入っているらしく、止めても聞かないと思うので放っておくことにした

 

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「お疲れ様ー」

 

「あ、ヤマト君!ありがとう!」

 

教官役だったやつらに飲み物とタオルを渡し、ねぎらう

 

「それで、どうだった?」

 

「どうだったって聞かれても......」

 

「頑張ってた、としか言えないよ?」

 

各々顔を見合わせ、困ったように言う

 

「よく言うわ、シュテルちゃんたち見てみ? ぶっ倒れてるで?」

 

「「「「・・・・・・」」」」

 

はやてが指さした方向を見ると、ぶっ倒れているシュテルたちの姿が

 

「「「え? あのくらい普通だよ?」」」

 

「おぬしら毒されておるぞ......」

 

ディアーチェは呆れながらこちらを見ている。 そんなこと言われても俺たちの修業はこんなものなので、呆れられても困る

 

「気にしたら負けだディアーチェ。 でも懐かしかったんじゃないか? アリシアはともかく、なのはとフェイトはスタイルが確立する前はあんな感じだったし」

 

「言われればそうだね」

 

「私はあまり変わってないような気がするけどね」

 

なのははちょっと考えてから肯定し、フェイトは苦笑しながらそう答えた

 

「えっと、みんな大丈夫なんでしょうか?」

 

「問題ない問題ない、回復魔法は掛けてるから、もう起き上がってもいいころだし」

 

「・・・・・・」

 

よろよろと無言で立ち上がったのはシュテル、俯いているから表情はわからないが、こちらに幽霊みたいによろよろ近づいてきているので、少し怖い。 俺の目の前に来ると、肩をがっちりつかみ顔をあげる

 

「私に修行をつけてください、負けっぱなしでは引き下がれません」

 

「いや、これから修行をつけるにあたって実力を図るための模擬戦だから、焦らなくても修行つけるから」

 

「そう言うことではありません!今すぐに!ナノハレベルの水準まで行きたいんです!」

 

段々と肩を握る力が強くなるシュテル、別に痛くはないのだが、迫力がね? 周りも迫力に押されてるし

 

「いやいやいや、そんなすぐに強くなったらなのはが立つ瀬ないから、できないことないけど」

 

「えっ!? 出来るの!?」

 

「文字通り死ぬ気でやれば」

 

なのはは驚いているようだが、文字通り死ぬ気でやれば出来ないこともない。 ダイオマラ魔法球の中の時間を最大まで引き延ばし、死んでもおかしくない修行をすれば

 

「お願いします」

 

シュテルは覚悟が決まっているようだ、真剣な目をしているし。 だがそんなシュテルに当然待ったをかける奴はいるもので

 

「ストップ、ストーップ!!」

 

「ダメだよシュテル!ヤマトの死ぬ気は、本当に死ぬかもしれないよ!?」

 

「うーん、ヤマトそういう所は手を抜かないから、私も反対かなー」

 

俺の修業の一番の被害者と言うかなんというか、アリシア、なのは、フェイトが止めようとしているのだが、シュテルの決心は固いのか

 

「それでもです。 見ていてくださいなのは、貴女に追い付き、抜かします」

 

そう言って俺のほうを向き

 

「お願いします」

 

そう言ってきたのだ。 まぁ、本人が良いって言ってるんだし、やる気も十分みたいだしな、いいならいいけど

 

「まぁ、覚悟しとけ、俺も先生役で入るし、他の奴らも容赦ないから、アデアット」

 

四枚のカードだし、契約者たちを呼び出す

 

「さて、修行開始だ。 シュテルは覚悟しとけ」

 

「とっくの昔に完了しています」

 

 




少し短かったですが、シュテルの修行開始。 はてさてどうなるのやら

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