魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~   作:サクサクフェイはや幻想入り

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シュテルVSなのは、勝つのはどっちか!!

本編どうぞ!

追記:誤字の方修正しました、報告ありがとうございます



第四十四話 プロローグⅢ?

「えー、それじゃあ修行の成果ということで、俺としては誠にやってほしくないのですが、なのは対シュテルの模擬戦を始めます」

 

「ノリが悪いですよヤマト」

 

「私としては構わないよ? シュテルちゃんがどれだけ強くなったのか気になるし」

 

シュテルにはジト目で見られ、なのははシュテルの実力を確かめるのが楽しみなようだ。 俺としては憂鬱極まりないのだが

 

「文字通りの死ぬ気の訓練がどんなものなのか、結構気になるよね」

 

「と言うよりも、私たちの人形の訓練が甘いっていうのが信じられないよね......でも、ヤマトの記憶見てたらそんなこと言えないけど」

 

「まぁ、ヤマト君は修行に関しては......アカン、割とキチガイやった」

 

「主......そういうのは、心の中にとどめていた方がいいのではないですか?」

 

「シュテルもなのはもやる気満々ね」

 

「ほら、あの二人似たもの同士だから」

 

「我らはお茶でも飲みながらゆるりと見ていることにするか」

 

「わーい!王様のお菓子だー」

 

「レヴィ、お菓子は逃げませんよ?」

 

「でも残念!私が食べちゃうから!」

 

「キリエ!行儀が悪いですよ!!」

 

ギャラリーは好き勝手に言ってるが、ホーンと楽しそうでいいですよねぇ。 いつまでもこのままとはいかないので、俺は開始の合図をするために一歩前に出る

 

「それじゃあ二人とも、準備はいいか?」

 

「いつでも」

 

「私も!」

 

「それじゃあ開始!!」

 

「レイジングハート!!」

 

「ルシフェリオン、それとアデアット」

 

二人はデバイスをセットアップし、バリアジャケットに変身する。 光が晴れるとそこには、色違いのバリアジャケットを着た二人の姿があるが、シュテルの方はそこにガントレットが追加されている

 

「シュテルちゃん、それは?」

 

「なのは、今は模擬戦中です、その質問に答える義理はありません」

 

片腕の炎星招来をなのはに向け、尋常じゃない速度で高威力の火の玉を速射していくシュテル。 判断の遅れたなのははそれを障壁で防ぎ、少しづつ距離を取る

 

「レイジングハート!!」

 

「エクセリオンモード」

 

どうやらなのははシュテルが本気だとわかり、エクセリオンモードを起動させ、A.C.Sを使用する

 

「なのは本気だ」

 

「あの密度の魔力球を速射って、シュテル魔力までアップしたの?」

 

フェイトとアリシアは驚いているようだが、そのつぶやきに俺は答えない。 A.C.Sを起動させ高速戦に移ったなのはだが、表情は晴れない。 シュテルが引き離せないのだ。 炎星招来を後ろに向け、ブースターのように使用するシュテルは、なのはと同じくらいのスピードが出ている。 シューター同士の激しい弾幕戦だが、シュテルは数で押し負けているが巧みに避ける

 

「あのなのはの弾幕に普通に向かって行けるシュテルも、立派な人外に仲間入りよね」

 

「うーん、反射神経良い私でもあそこまで避けられないかな?」

 

苦笑しながら言うすずかとあきれた様子のアリサ、まぁあのくらいなら朝飯前だろ。 距離が離れないことで諦めたのかカートリッジをロードし弾幕の密度と量を増やし反転するなのは、シュテルも流石に避けられないことを悟ったのか、その場で急停止、その場で巨大な炎の壁を展開する。 なのはは砲撃するもその壁は抜けず焦ったような表情をする

 

「え、ちょっと待ってあの壁硬すぎない?」

 

「しかも炎の壁ですからね、触れたらダメージを受けますし」

 

シューターが全部落ちるのを確認したシュテルは壁を払い、炎星招来による砲撃を開始する。 A.C.Sの機動性で何とか避けるなのはだが、シュテルは攻撃に片手しか使っていない、ということは

 

「シュテルもえげつないのぅ」

 

「私の魄翼なら防げるでしょうけど、あの密度は......」

 

「いっけー、シュテるん!」

 

チャージしていた左手の砲撃になのはが包まれる。 訓練してアーティファクトも使えるようにしたが、正直ここまでやるとは思っていなかった。 シュテルはルシフェリオンを油断せずに構えている、煙が晴れなのはは無傷とはいかなくとも、立っていた

 

「まさか、あの砲撃で落ちないのは少し予想外でした」

 

「流石にまだまだ負けるわけにはいかないからね」

 

会話をしながらなのははバリアジャケットを修復する、闘志があるところを見るとまだ勝つことを諦めてはいないようだ。 先に動いたのはシュテルで炎星招来でなのはを殴りつける。 もちろんなのはは後方に受け流すが、障壁に触れた瞬間、小爆発を起こす。 だがそんなのになのはが構うはずもなく、レイジングハートでシュテルを殴りつけ吹き飛ばす

 

「えぇー......なんであの砲撃喰らって動けるん?」

 

「流石に私もわかりかねます主......」

 

吹き飛ばされるシュテルだが、すぐに体勢を立て直す。 だがそんな一瞬の隙もなのはが見逃すはずもなく、シュテルにシューターが迫る。 とっさにシュテルはさっきのように炎の壁を形成、シューターが呑み込まれていく。 だが雨のようになのははシューターを打ち込む

 

「どうしたのかしらなのはちゃん、やけになったとか?」

 

「それはないと思いたいですけど、あんな戦い方したらすぐに魔力切れで」

 

アミタとキリエが何か言っているが、俺はなのはの行動、と言うよりも今の状況に違和感を覚える

 

「ねぇヤマト、なのはってこんなに魔力あったっけ?」

 

「やっぱりそうだよな、違和感感じるよな」

 

なのはの魔力の総量は確かに多いが、あんなに雨を降らせるように撃ちだしは出来ないはずだ、ならば原因があるはずなのだが

 

「え!? なんでなのは撃ちだしてんのにあんなに魔力溜めてるのよ!?」

 

「スターライトブレイカー? でも、なのはちゃん何でチャージなんか?」

 

「あー、そう言うことね」

 

「何かわかったのヤマト?」

 

周りは驚いているようだが、俺は納得いった。 前にようやくスターライトブレイカー中に無防備になる対策を実践できる、とか言ってたけど答えがこれで、しかも俺のあの技を盗んだようだ。 いや、なのはの場合収束魔法は得意だったな

 

「簡単な話だよ、なのはが俺と同じことをしてるだけ」

 

「同じこと? なんやそれ?」

 

「ま、まさか、アレをあの子が使っているというのか!?」

 

リインフォースはすぐに考えが浮かんだようで、大層驚いてはいたが、俺は静かに頷く。 その間にも状況は動いたようで、なのはのスターライトブレイカーは見事シュテルの炎の壁を壊し、その大半をシュテルに打ち込んだようだ。 さっきとは逆転し、今度はシュテルのバリアジャケットがボロボロだった。 と言っても魔力でせっせと直しているが

 

「まさかあれを破られるとは、貴女はどれだけ予想以上なんですか」

 

「私だってそうだよ、この短期間にここまでシュテルちゃんが強くなるとは思わなかった」

 

「・・・・・・次で最後にしましょう、正直言って私は限界です。 魔力ダメージでぶっ倒れそうです」

 

「わたしだって同じだよ、だからこれで最後」

 

シュテルはルシフェリオンを構え、魔力を収束していく。 炎星招来はファンネルのようになり、こちらも収束を開始する。 対してなのはも収束を開始する。 だがその魔力は今までと違い、収束率、圧縮率が遥かに違う

 

「・・・・・・のう、シュテルはアレをくらって生き残るのか?」

 

「だ、大丈夫だよ......多分」

 

「シュテル、貴女のことは忘れません」

 

思い思いに別れの言葉を言っているが酷いやつらだ

 

「真、スターライトブレイカー!!」

 

「炎星、ルシフェリオンブレイカー!!」

 

それぞれのブレイカー攻撃がぶつかり合う、拮抗したかに思われたそれだが、一瞬でシュテルのそれを飲み込み、シュテルはピンク色の閃光に飲まれていった




そんなわけで勝ったのはなのはでした、シュテルでもよかったのですが、正妻の意地が勝ちました

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