魔法少女リリカルなのは~面倒ごとはごめんです(仮)~   作:サクサクフェイはや幻想入り

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そんなわけで本編開始です。 今回は映画版準拠ということで、アニメ編視聴した方は物足りないかと、逆に映画見た人にはわかりやすいのかなー......

それでは本編どうぞ!


無印編
第五話 この話でようやく本編開始、もしかして遅い? by作者


前回の吸血鬼騒動後、俺は家にこもっていた

 

「気を落としすぎでは?」

 

「いやだってさ、本気じゃなくても、そこそこ戦えるかなとか思って楽しみにしてたのにさ、あれだよ?」

 

「貴方の常識を持ってこないでください」

 

ジト目で人間に変身したリニスが俺を見る。 別にバトルジャンキーでも戦いに飢えてるわけでもないが、この世界に来て本気出したことどころか、魔法なんて日常生活の補助ほどにしか使ってない。 まぁ地下に行けば例外はあるが、それでもこの頃本気じゃなくても勝てるのだ、もうどうしようもない。 勘が鈍るし

 

「だからって、家に引きこもってばかりでは体に悪いですよ?」

 

「吸血鬼だからへーきへーき」

 

そう言いながら席を立ち、窓から夜空を見上げる。 まぁ、実際そろそろ気持ちを切り替える必要がある、夜空を見上げながらボウっとしていると、妙な魔力を感じた

 

「ん?」

 

「どうかしたんですか?」

 

「いや、一瞬妙な魔力を感じた」

 

「そう、ですか? 私は感じなかったですけど......」

 

まぁ反応も極小で、一瞬デカい魔力を感じただけだからな。 本当に鋭くないと見逃すだろう。 実際今は俺でも感じない。 だが妙に嫌な予感と言うか、厄介ごとに巻き込まれそうな予感がする。 そして、こういう時の俺の予感は結構当たるのだ。 なので

 

「ちょっと出てくる」

 

「心配性ですね、私は先に寝させていただきますね」

 

「あいよー」

 

家を出て適当に歩く。 反応はあったが一瞬で消えてしまったのだ、当てなどあるわけもなく、結局夜の散歩になった

 

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「あー、別に不眠不休とかでもいいんだけどさ、寝てるのに何かに邪魔されるのが一番ムカつく......」

 

ベッドで目が覚めたのだが、寝起きから最悪な気分だった。 念話+夢で映像が流れるというおまけつき。 少年が何かと戦っていたようだが封印しきれず、その何かを逃がしてしまった。 念話で助けてってうるせえし

 

「ほんと最悪だ......」

 

とりあえず顔を洗ってすっきりしよう。 そう思い、重い体を引きずって洗面所に向かう。 顔を洗って幾分かすっきりしたが、気分は最悪です

 

「おはよー......」

 

「おはようございますヤマト。 今朝は元気がないですね、徹夜明けですか?」

 

「俺が元気ないとか何徹した時だよ、てか俺の場合テンションがおかかしくなるが」

 

「そうでしたね。 なら、明け方の念話ですか?」

 

「あー、やっぱりリニスも感じてたのね」

 

「えぇ」

 

今日の朝ごはんはトーストらしく、皿に載せられ、リニスさんが目の前に出してくれた

 

「あーいい匂いだ。 とりあえず快眠邪魔されたから敵でいいかな?」

 

「理由が酷すぎますよ、私も賛成したいですが」

 

明らかにリニスさんも私怨こもってるじゃないですかー、やだー。 そんなことはさて置き、朝食を食べ始める

 

「今日はストロベリージャムにするか。 にしても、魔法絡みの事件がこの街で起こるとわね」

 

「そうですね。 念話は特定の相手ではなく、広範囲で語りかけていたところを見るとこの街のどこか、と言う感じになりますね」

 

「はぁ......俺の平穏な日常が。 いや、ここは知らないふりをしていればワンチャン?」

 

「ヤマト、それはフラグと言うものでは?」

 

知ってるよ、言わなくていいよ。 リニスの言葉には心の中で返事をして、俺はトーストを食べ進めた

 

「今日の予定は?」

 

「アレが街に被害を及ぼしそうなら俺の敵だ、敵は潰す」

 

「さっきは平穏が、なんて言っていた人とは思えませんね」

 

苦笑しながらトーストを咀嚼するリニスさん。 リニスさんは勘違いをしている、この街は俺の平穏の象徴だ、それを守るのは当然のことだろぉ? 自分で言ってて、無理があるような気がしてきたけど

 

「「ごちそうさまでした」」

 

牛乳を飲み干すと机に手をついて立ち上がる。 皿を水に浸し、準備完了

 

「それじゃあ行きましょうか」

 

「はい」

 

猫に変身して俺の頭に乗るリニスさん。 どうでもいいが、いつの間にか本当に定位置になってしまった。 外に出てあのへんな物体を探そうとしたわけだが、そもそも俺はアレが何か知らない。 リニスにも念話で聞いてみたのだが、リニスも知らないとのこと。 とりあえず結局いつもの散歩になってしまう。 前向きに考えよう、街のパトロールをしていると。 街を適当に見回っているのはいいのだが、やはり収穫はなく、そろそろお腹が減ってきたので帰ろうとしたのだが

 

『ヤマト!』

 

リニスの鋭い念話が飛んできた

 

『どうした?』

 

『あそこにロストロギアが!』

 

『うわー、本当に回収できるとは』

 

リニスが頭から飛び降り、少し離れたところで前足を使って地面を指していたので急いでいくと、確かに微弱ながら魔力が漏れ出ている石があった

 

『それで封印は?』

 

『今しましたのでもう回収しても大丈夫ですよ』

 

手に取って太陽に透かして見る。 まぁ、向こう側が見える、なんてことはないよな

 

『それにしても』

 

『どうしたんですか?』

 

『これだけ魔力を感じるのに、外に漏れ出るのが小量なのはすごいな』

 

『伊達にロストロギアではない、ということですね』

 

さて、回収したのは良いけどこれはどうしよう? とりあえず、アレの中に入れとくか。アレの内部なら、もし次元震くらいの出力になろうともびくともしないからな

 

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『助けて!もう危険が!!』

 

「またか......」

 

結局午後もパトロールはしたのだが、あの青い宝石は見つからず、今日はあの朝の念話のせいで若干体がだるかったので早く寝ようと思ったのだが、また念話だ。 いや、無視しよう、そうしよう。 

 

「ヤマト、気持ちはわかりますが諦めましょう......」

 

リニスが部屋に入ってくると同時に空気が変わる。 別にリニスさんが怖いとかそう言うわけではない、多分あの少年が結界をはったのだろう。 それにしても

 

「ずいぶんずさんだな、リニスさんがうますぎるだけなのか?」

 

「褒めても何も出ませんよ? 多分あの念話だと急いでるようでしたので、最低限しかはっていないんだと思いますよ?」

 

「つっかえな」

 

「怒ってるのはわかりますが酷すぎますよ。 重ねてはっておきましたので、被害等は大丈夫だと思いますよ、行くんですよね?」

 

「勿論。 とりあえず、まずはこの念話の主をぶん殴って事情を説明させる、それで俺の敵なら思いっきり潰す」

 

「私怨、私怨が混じってますよ、恐ろしいほどの。 ついでに私の分も殴っておいてください」

 

ニッコリ笑顔で言い切るリニスさん。 なんだろうか、この数年間一緒に生活していたせいか、徐々にリニスさんが黒くなってる気がする。 ダレノセイダロウナー

 

「リニスさんは?」

 

「私は一応行きますが、よっぽどなことがない限り戦闘には介入しません。 フェイトがいるならまだしも、来ているのかどうかすらわからないですから」

 

「まぁそれが賢明かね。 魔導師がいるってだけでややこしいしね」

 

あっちが攻撃してくるとは考えにくいが、可能性は出来るだけ排除しておきたい

 

「それじゃあ行きますか」

 

「はい」

 

年齢詐称薬を飲み込み、十五歳くらいの姿になり頭にリニスさんを乗せ、玄関から隣の民家の屋根に乗る

 

「楽でいいわー」

 

「常日頃から結界を使ってこんなことしてたら、魔力が持ちませんけどね。 楽なのは同意します」

 

暫く民家の屋根を飛び、魔力を感じる方向に飛んでいき、目的地の少し離れたところから様子をうかがう

 

「あー、朝方のバケモノだ。 さて俺の殴る対象は?」

 

「居ないみたいですね、ですがフェレットのようなものが戦ってますね」

 

「チッ」

 

思わず舌打ちをして視線を動かすと、この場にいるはずのない人物を見つける。 いや、確かにいてもおかしくはないのだが、あろうことか戦っている方向に向かっていた

 

 

 




さてさて始まりました本編! ユーノ君主人公に殴られること決定、強く生きろ!別にユーノが嫌いということではないので悪しからず

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