新たな世紀王になってしまった俺が神喰いの世界を駆ける   作:カオスロイドR

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仕事しながら話を考えたら最初から色々とおかしい5話始まるよ。


5話

「う~ん・・・・・・ジョォォー!!」

 

ハァハァハァ・・・な、なんだ夢か。

 

変な夢見たな。

 

内容はもう覚えていないけど。

 

懐かしいようなそうでないような。

 

まだ疲れてて寝ぼけているのか?

 

でもそろそろ起きないと・・・あれ、起きれない?

 

「・・・ってなんじゃこりゃああ!!」

 

なんでベットに寝かされて鎖で縛りつけられてるんだよ。

 

動けないので首だけ何とか動かして左右を見ると体育館のような広さの手術室みたいな部屋。

 

まだ夢の中なのかこれ?早く起きないと。

 

「お目覚めかね?その鎖は対アラガミ防壁と同じ素材の特別製だ。たとえ君がアラガミでも切る事はできない」

 

ジタバタ暴れていたらスピーカーから夢の中で会った男と同じ声が部屋全体に反響する。

 

・・・なんかこの声を聞いてると昔の戦友と一緒に戦った日々を思い出しそうになる。

 

そんな思い出なんかないのに。

 

落ち着け、えっと寝る前は確か・・・そうだゴッドイーターが来て。

 

それから戦って、そんでもってエリナちゃんに砲弾が・・・そうだ!?

 

「おい!エリナちゃんは?気絶した僕の近くに女の子がいただろう、あの子は無事なのか?」

 

「まさか報告書に書いてた通り人の言葉が使えるとは・・・だがまだ自分の立場を理解していないようだな。質問をしているのはこちらの方だ君に質問する権利はない」

 

「うっせえ!教えねえとおでこにフォークを刺すぞ!こら!!」

 

くそ、エリナちゃんがどうなったかを知るまでは何があっても絶対に話せねえぞ。

 

「あの子は無事だよ、今我々フェンリルが保護して事情を聞いている。もちろん危害なんて一切加えてないし君が盾になったおかげでかすり傷一つしていない、だから安心してほしいな仮面ライダーBLACKさん」

 

ギャーギャー文句を言っていると足元から声がして頭を下に向けるとメガネの男がニコニコしてこっちを見ていた。

 

「榊博士、何度も言うようだが公私の区別はつけてもらいたいと言ってるのだが」

 

スピーカーから呆れたような男の声がする。

 

このメガネのおっさん、榊っていうのか。

 

「いいじゃないかヨハン、このまま続けても押し問答が続いて時間の無駄だよ。それに彼を強引に連れてきたのは我々の非礼だ。ならまずこちらが折れて誠意を示さないとね」

 

うんこっちのスピーカーから流れる声のヨハンって奴よりこっちのメガネの榊っておっさんの方が紳士的だな。

 

ただ手に持っているメスさえなければだけど。

 

メガネが照明の光で反射して怖えよ。

 

まあそれよりエリナちゃんが無事で本当によかった。

 

「君は優しいねあの子が無事と知ると殺気が消えた。今自分が置かれている状況よりも庇った女の子の心配をするなんて」

 

「そんなんじゃないですよ、あの子は僕を心配して来てくれた。だから僕もあの子を心配して何も問題ないでしょ?」

 

「うん、まったくもって君が言ってる事は正論だね」

 

「榊博士、そろそろこちらが話をしたいのだが」

 

痺れを切らしたかのようにスピーカーの声が割って入ってきた。

 

榊って人と違ってこっちは空気の読めねえおっさんだな。

 

「おっとそろそろヨハンが本気で怒りそうだ。そうそう君の名前を我々が知ったのはあの子が言っていたからだよBLACKさんを返せってね、あの子は話と勝手に抜け出したお説教が終わったら親元に帰すから安心していいよ、あとこのメスは君の皮膚が固くて役に立たなさそうだ」

 

メスををケースにしまいニコニコと笑いながら榊は部屋から出て行った。

 

「さて話は脱線してしまったが元に戻して続けようか仮面ライダーBLCAK、君の本名となぜ君がそんな姿をしているか答えてもらえるかね?」

 

どうしてそんな姿をしているのかと聞かれてもな。

 

まさか神様に改造人間にされてこうなりました。

 

なんて言っても信じてもらえないだろうし、本名は・・・あれ?俺の本名なんだっけ?

 

思い出せない、どうしてだ?

 

とりあえずヨハンという男には朝起きたらこの姿になっていたと誤魔化し、本名は覚えていないと話した。

 

それを聞いてしばらく無言だったが『まだ聞きたい事はあるが後日にしよう』と言い、部屋の照明を消され真っ暗になった。

 

おいせめて鎖ぐらい解いてから灯りを消せよ。

 

まあ部屋を真っ暗にして精神的に追い詰めるつもりだろうけどこの姿の目は闇の中でも昼間の様に見えるから問題ないんだけどね。

 

この鎖もパワーストライプスを使って力を入れたら引き千切れそうだ。

 

でも捕まってピンチには変わりない。どうするべきか・・・。

 

そういえば砲弾をまともに当たったバトルホッパーは大丈夫なのかな?

 

俺と同じようにアナグラのどこかに閉じ込められているのか。

 

それともあのまま放置されているのか。

 

もしそうならアラガミに食べられていなければいいけど・・・

 

あ、やば・・・眠く・・・なってきた・・・まだキングストーンのダメージが回復して・・・いないのかな。

 

とりあえず・・・誰か来たら・・・すぐに起きれる・・・ようにしな・・・と・・・。

 

睡魔に負けて俺の意識は失って眠ってしまう。

 

 

 

 

その頃サクヤの砲撃を受けたバトルホッパーはアラガミに捕食されないようにと第一部隊の手により回収されアナグラにある整備室に運び込まれて調査をされていた。

 

「う~ん全然わからないや、分解しようにもネジ一本見つからないし、デザインも独特でこんなバイク初めて見たよ」

 

スパナを持ちながらバトルホッパーを色々な角度から見て悩んでいるの神機整備担当の楠リッカ。

 

頭にゴーグル頬にオイルが擦れた跡とタンクトップにオーバーオールを着たユウカやコウタと同じくらいの女性だ。

 

「とりあえず保留かな。気になるけど先に今日使った神機のメンテナンスを済ませないと」

 

リッカは持っていたスパナを片付け、灯りを落とし扉を閉めて神機が保管されてある別の整備室に向かって行った。

 

しばらくしてだれもいなくなリ真っ暗になった整備室でバトルホッパーの目が赤く光る。

 

バトルホッパーは生体マシン。

 

生きているのである。

 

ネジなどあろう筈がない。

 

少々の傷なら自ら修復することができる。

 

そして今!静かに息をひそめ!受けた傷を再生させながら仮面ライダー救出の機会を伺っていた。

 

                                       つづく

 




パワーストライプス

ライダーの首筋、手首や足首にある赤いと黄色い線にはキングストーンのエネルギーを蓄えており、いざという時にはここからエネルギーを放出して身体能力を一時的に高めることができる。
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