晴風とともに航行して数時間たった
向こうからの連絡は超弩級戦艦武蔵から救難要請を受信したようだ
この世界の学校のエリートの集まりらしい
しかし、なぜそのエリート達が救難要請をするほどピンチに襲われたのか
そして、なぜ教官達じゃなく晴風に送ったのか
謎ばかりだ
そして、レーダーには反応がない
この近海に座標に救難要請をしていた
もしや沈没した?
ありえない、沈没した痕跡は見当たらない
その時だった
「レーダーに反応、超弩級戦艦サイズです」
この艦内無線で緊張が一気にたかまる
「晴風に発光信号送れ!!」
「了解」
「俺出るか?」
「今はいい、今行ったら謎の勢力と見なされ撃墜だけだぞ」
「了解」
「晴風より視界でとらえたそうです」
「了解」
次の瞬間、すぐ横に大きな水柱が何本もたった
「武蔵発砲!!」
「回避行動急げ!!」
「対艦ミサイルは?」
俺が聞く
「ない」
「ふざけてる?」
「マジ」
「対潜水艦ロケットはあるのに何で対艦ミサイルはないんだよ!!」
「設計者に言えよ!!」
「前田!!」
「何だ?」
「何で対艦ミサイルを搭載させなかった!!」
「それは戦闘機の仕事!!」
「万が一を知らんのか!!」
「艦載砲で何とかしろよ!!」
「20センチが超弩級戦艦と戦えるか?」
「まず超弩級戦艦が規格外なんだよ」
意味のない口論が続く
「F35出せるか?」
「今整備中、対艦ミサイルを積んでる」
大きな轟音が艦内に響いた
「第四格納庫浸水!!」
直撃は避けたが水に当たった衝撃で飛んできた破片が貫通したらしい
「ダメージコントロール!!」
「ダメコン行ってきます!!」
第四格納庫はAAV-7が格納してある
「晴風突撃しています!!」
「できるだけ援護しろ!!主砲発射用意!!」
「了解」
初の戦艦との実戦、艦長のおかげで怪我人は今のところ0だ
おっと、俺の腕の恨みは忘れないぜ
「主砲発射用意よし!!」
「主砲、撃ち方始め!!」
「主砲、撃ち方始め!!」
独特な砲撃音がしていた
浸水のブザーはまだ鳴り響いている
「F35離陸可能!!」
「了解!!」
ダッシュで甲板の第一カタパルトに向かう
F35が射出体制に入っていた
「俺が整備した、俺の分まで戦ってこいよ!!」
「ありがとう長谷川」
「行ってこい!!」
「おう!!」
F35に乗り込み、即座に不調がないかチェックし、射出の準備が整った
「目標は武蔵だ!!無力化させろ!!」
「了解」
カタパルトから射出され、機体を武蔵に向ける
そして、ロックオンをし·····
「ブリッジ、高速艦艇が武蔵に接近、艦長が乗っている模様」
「何!?」
下を見ると艦長が武蔵に高速接近していた
今撃ったら破片に巻き込まれる可能性があるため発射スイッチを押せない
しかし、高速艦艇は砲弾着弾の衝撃波により横転、武蔵に何か叫んでる気がした
主砲が晴風に向いている
止めなければ
ミサイルが無理ならガンポットで
発射スイッチを押した
勢いよく飛び着弾している
垂直飛行をし、確実に当てる
高射砲がこっちを向いた
回避行動をし、狙いを定めさせない
晴風が艦長を救出し、離脱した
母艦も離脱している
「ブリッジ、至急撤退せよ、繰り返す、至急撤退せよ」
「こちらブリッジ、了解」
結局対艦ミサイルを一発も撃てず、撤退した
雲行きが怪しくなってきた
怪我人は1名
ダメコンに行った上田だった
ダメコン中急旋回したさいに切れた配線が水に感電しそれが体を感電させ一瞬意識不明になったらしい
今は目をさましているが体は動かない
電気により麻痺を起こしているらしい
一回目の超弩級戦艦との戦いは戦略的敗北となっ
現在わかっている人物
上田正宏(整備員)
即座に対応でき、艦の構造に詳しいため整備員兼ダメコンというかたちになっている(艦マニア)
長谷川駿河(整備員)
航空機の構造は詳しく、戦闘ヘリの副操縦手(航空機マニア)