未来からの手紙   作:スターゲイザー

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敵の強化は必須である




第十一話 バビディの招待

 

 クレーターの底で悟空は辺りを見渡し、気を探る。

 

「気を探っても誰もいねぇ。けど、何かはあったはずだ。あれは確かにセルとフリーザの気だった」

 

 夜中に突如として出現したセルとフリーザの気に、一人で瞬間移動を使って現地に飛んだ悟空は思案気に腕を組む。

 

「二人はトランクスと悟飯に殺された。確かに死んだはずだ。なのに、気はあの二人の物だった。錯覚なわけがねぇ」

 

 セルとフリーザの死を悟空はその眼で確かめたわけではない。

 フリーザはヤードラットから地球に帰る際に先回りされたが、未来からやってきたトランクスによって殺された。

 セルは悟空が死んだ後に怒りによって超サイヤ人2に覚醒した悟飯によって殺されている。

 確かめたわけではないが、二人が死んでいるのは確実である。

 

「やっぱ誰かがドラゴンボールを使って生き返らせたのか? でも、誰が何の目的で?」

 

 悟空が知る限り、二人に共通する人物はおらず、そもそも生き返らせる理由が分からない。フリーザだけならば軍を率いていたはずなので残党が生き返らせようとしても不思議ではないが、セルまで生き返らせた理由が分からない。

 

「ピッコロに聞いてみるか」

 

 困った時の知恵袋であるピッコロに相談することにして瞬間移動で天界に移動する。

 天界に移動すると、真夜中にも関わらず神殿の前には複数の人影があった。

 

「お、界王神様じゃねぇか」

 

 この神殿に住んでいるピッコロや神様のデンデ、ポポがいるのは当然として、何故か界王神とキビトも共にいた。

 

「孫悟空さん、良いところに」

 

 五人で集まって何かを話していたところに悟空が現れ、界王神が振り返って安堵したように息をつく。

 

「何かあったんか?」

「それはこちらの台詞だ。こんな時間に呼びもせずに来たということは、お前もフリーザとセルの気を感じたか」

「ああ、気を感じた場所に行ってみたんだけど誰もいなかった。ピッコロなら何か知らないかと思ってさ」

 

 取りあえず身近にいたピッコロに聞こうとしたが、ここに来た理由その物を当てられたので率直に聞く。

 

「そのことなんだが、非常にまずいことになった」

 

 問われたピッコロは眉間に皺を寄せて重苦しい気配を隠しもしない。

 

「まずは界王神様から事情を聞いてほしい。俺の話はその後だ」

 

 ピッコロがそこまで言うとはよほどのことなのだと、悟空はゴクリと唾を呑み込んで界王神を見る。

 

「実は悟空さん達と別れた私達はあの場に残って調べたのですが、完全に破壊されていたのでバビディの死を疑っていませんでした。しかし、つい先程、閻魔大王から北の界王を通してフリーザが天国からいなくなったと連絡を受けたのです」

「つうことは、やっぱり誰かがフリーザを生き返らせたんか」

 

 何故フリーザが天国にいるのか分からないが、悟空も知っているこの世とあの世の法則を司って死者の魂には絶対の権力とあの世を司る力を持つ閻魔大王ならば、あれほどの悪人はそうはいないはずだからいなくなったことは分かるだろう。

 

「それでですね、北の銀河で死んだのならば閻魔大王の裁きを必ず受けざるをえない。バビディが死んだかどうかを確認してみたんです。すると恐ろしいことが分かったのです」

「もしかしてバビディは死んでなかったってことか?」

「そうだ。そのバビディがドラゴンボールを使ってセルとフリーザを蘇らせたようだ」

 

 悟空がかめはめ波でダーブラ諸共に消し飛ばしたはずのバビディが生きていて、しかもドラゴンボールを使って二人を生き返らせたとならば悟空も流石に目を見開いて驚く。

 

「本当にあの二人を?」

「セルとフリーザの力を感じた時点から、この天界から見ていたので間違いない。そしてもう一つ」

 

 未だ信じられない様子の悟空にピッコロはまだあると重い口を開く。

 

「その場には…………ブロリーがいた」

「!?」

 

 絶句するという言葉を端的に表現する悟空にピッコロもかける言葉はない。

 

「お前達が四ヶ月前に倒したはずなのは俺も見ていた。だが、なんらかの方法でバビディはブロリーを救いだし、己の手下としたようだ。バビディの命令で動いているように見えた。蘇ったセルとフリーザも恐らく手下とされたのだろう」

「バビディには邪心のある者を操る魔術があります。潜在能力を引き出す術も使えると聞いたこともあるので、恐らくそれも使われていると考えた方が良いと思います」

 

 界王神に嫌な保証をされてしまい、悟空が顔を顰める。

 ピッコロだって自分が目にした物が信じたくはなかった。

 あの時のブロリーの力は七年前よりも強くなって超サイヤ人3に至った悟空と互角だった。今となってはサイヤ人達に随分と開けられたピッコロでは逆立ちしたって相手にもならないだろう。そしてセルも同様だ。

 フリーザ相手ならば神と融合したピッコロの相手ではないが、何らかの強化が施されていると考えた方が良い。

 

「勝てるか、孫」

「…………分かんねぇ。オラもあの時と違って超サイヤ人3を完成させたけど、ブロリーがまた強くなってるかもしれねぇし」

 

 右手で頭をガシガシと掻いた悟空にピッコロはそれ以上、かける言葉を持たなかった。

 

『僕の声が聞こえるかい、孫悟空達』

 

 そこに第三者の、生の声ではなく頭の中に直接語り掛けるような声がかけられた。

 

「この声は、バビディ!?」

『おや、界王神までいるようだね』

 

 聞き覚えのある声に界王神が怒気を露わにし、少し驚いた様子のバビディが笑う。

 

『おっと、探しても見つからないよ。僕は魔術で孫悟空、孫悟飯、ベジータの三人にだけ心に直接話しかけてるんだからさ。まあ、界王神達には聞かれちゃうかもしれないけど、別にいいや』

 

 気配を探り、目で姿を探しても少なくとも見える範囲、感じ取れる範囲にバビディの姿と気配はない。

 

『さて、孫悟空。良くも僕を殺そうとしてくれたね。でも、君のお蔭でもっと強い手下を手に入れることが出来たから感謝もしてるよ』

 

 バビディはよくも自分を殺そうとしたと悟空を詰りながら、子供のように気分を変えて感謝までする。

 

「ブロリーやセルとフリーザのことか!」

『彼らの力はダーブラとは比べ物にならない。洗脳するのには苦労したけど、その甲斐はあったよ』

「何が目的だ!」

 

 ピッコロが叫ぶと、声の向こうでバビディは『誰? まあ、いいけど』と言いながら笑みを滲ませる。

 

『君達に隠れて魔人ブウを復活させることは簡単だけど、虚仮にしてくれた分を百倍にして返さないと僕の気が済まない。分かるかい、これは宣戦布告だよ』

 

 自らの勝利を微塵も疑っていない自信を声に乗せて、悟空達に向かって宣戦布告する。

 

『これから少し後に君達の前の地面に魔法陣が浮かび上がる。そこに入れ』

 

 と、悟空の前の床に五芒星の魔法陣が突如として浮かび上がり、光を発する。

 

『入ったら僕の魔術で、とある場所に送られる。そこには僕が用意した三人の戦士が待っているから存分に戦うと良い。彼らを倒すことが出来たなら僕が直々に相手をしてあげるよ。そんなことはあり得ないと思うけどね』

 

 バビディの言葉を思い返せば、魔法陣が浮かび上がっているのは悟空と悟飯、そしてベジータの三人だと言う。その三人に合わせて用意された戦士とは恐らくブロリー、セル、フリーザの三人だろう。

 

『魔法陣は一分後には消える。来なければ戦士達に地球を破壊させるからね。嘘じゃないよ、じゃあね』

 

 と、バビディが魔術を止めたのだろう。繋がっていた何かが切れる音と共に声は全く聞こえなくなった。

 

「これは罠です!」

 

 開口一番に界王神が言った。

 

「敵の作戦に引っ掛かってはいけません。バビディは魔人ブウ復活のエネルギーを得る為にあなた達を利用しようしています!」

「だとしてもさ」

 

 罠だとしても時には自ら飛び込んでいかなければならない時もある。今がその時である。

 

「アイツラが地球に拘る必要なんてねぇんだろ。俺達に選択権はねぇ」

 

 悟空だって明らかに罠だというのは分かっている。

 あの時に生死が分かり難くなるかめはめ波ではなく、確実にこの手でバビディを殺すべきだったと後悔しても後の祭り。ここまで舞台を整えられた以上、今は相手の思惑に乗るしかない。

 

「孫、仙豆を持って行け。五粒だけだが助けになろう」

「サンキュー、ピッコロ」

 

 ピッコロが投げた仙豆が入った袋を受け取った悟空は破顔する。

 そして表情を引き締めて魔法陣に足を踏み入れた。

 すると景色が変わり、どこかの岩だらけの荒野に出る。

 

「待っていたぞ、カカロット」

 

 と、腕を組んだブロリーが少し離れたところに立っていた。

 

「ブロリー、生きてたんか」

「ああ、バビディに助けられた」

 

 端的に答えたブロリーが笑みを浮かべる。清々しいものではなく、悪魔かと身構える邪笑を。

 

「バビディの手下に成り下がったお前からダメージを受けて魔人ブウのエネルギーにはしたくねぇ。一気に片をつけるぞ!」

 

 一気に超サイヤ人3になってブロリーを威嚇する。

 バビディの手下に成り下がったことを揶揄してもいたが、ブロリーは表情一つ動かすことはない。

 

「あんな奴の手下に甘んじていたのは貴様に復讐する為。奴の魔術で俺は更なる高みへと至る」

 

 ブロリーの言葉に嫌な予感を覚えた悟空の背中を冷や汗が流れていく。

 

「見るがいい、俺の新たな力を!」

 

 気合を込めたブロリーが腰溜めに構えた腕に力を入れると、額に描かれていたMの字が消えて髪が一気に背中側に伸びた。

 ブロリーは自らの破壊衝動でバビディの魔術を呑み込んで自らを更なる高みへと押し上げ、超サイヤ人3へと至る。

 

「な、に……っ!?」

 

 波濤のように溢れ出るブロリーの気の圧力に腕で庇おうとも光が透過してくるようだった。その力の圧は明らかに悟空の数倍に達している。

 

「殺してやるぞ、カカロット!!」

 

 悟空は、或いはフリーザとの戦い以上の嘗てない勝機のない戦いに挑むことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 悟空とブロリーが戦い始めた、ほぼ同時刻。

 

「僕の相手はどこだ?」

 

 どこかの草原で悟空と同じように招待された孫悟飯は現れない敵を警戒していた。

 

「ほう、随分と大きくなったじゃないか、孫悟飯」

 

 殺気立っている悟飯に独特の足音を立てて現れたセルが笑みを浮かべながら足下の花を手折る。

 

「せ、セル!?」

 

 悟空と違ってセルやフリーザが生き返っていることを知らない悟飯は現れた嘗ての強敵に驚愕する。

 

「驚くのも無理はない。私はバビディという魔術師に蘇らせられたのだよ」

 

 自身の登場に驚愕する悟飯にセルがバビディによって蘇らせられたことを教える。

 セルの額には、スポポビッチとヤムーと同じM字が書かれていることからバビディに洗脳されていることに悟飯は気付いた。

 

「セルともあろうものが魔導師になんて操られて恥ずかしくないのか?」

「なんであれ、こうやって生き返らしてもらったのだから構わんさ。孫悟飯、貴様に復讐できればそれでいい」

 

 皮肉を受け流したセルは洗脳されているとしても悟飯に復讐できればなんでもいいと考えていた。

 

「あれから七年も経って僕も強くなった。あの世に送り返してやるよ!」

 

 超サイヤ人2になった悟飯は、七年前よりも弛まぬ鍛錬によってその実力を増している。セルなど相手ではないと自らを発奮してセルを挑発する。

 

「あの小さな子供が更に強くなったようだが」

 

 悟飯から放散される気をまともに受けながら、焦ることなくセルは笑みを浮かべる。

 

「私を嘗ての私と同じだとは思わんことだ! はぁああああああああっっ!!」

 

 同じように気を入れたセルは悟飯同様にオーラがスパークし、その規模は七年前の比ではない。明らかに今の悟飯を上回っていた。

 

「これは……」

 

 悟飯も超サイヤ人2になったが今のセルが自分を越えた力を有していることは認めるしかなく、冷や汗を流しながら対峙する。

 

「あの時とは逆の立場だな。そうだ、私の方が強い」

 

 セルは自分の方が強いことを確信しながらも、悟飯が怒れば更に強くなることを知っているので全く油断しようとしない。

 

「万が一など起こさせん。最高の力で早く終わらせてやろう」

 

 そう言って襲い掛かるセルを前にして悟飯は待ち受けるのみだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 悟空と悟飯が戦い始めるより少し前、戦いを挑まれたのならば迎え撃つベジータは魔法陣が現れたとの同時にそこに乗って転移した。

 

「ふん、瓦礫の山ばかりか」

 

 魔術によって見知らぬ廃墟の街に転移させられたベジータは、足元に転がっていた瓦礫を蹴飛ばして近くにあった壁を壊す。

 建物が崩れ落ちて粉塵が舞うことが余計にベジータの苛立ちを増させる。

 

「相変わらずガサツですね、ベジータさん」

 

 ガラガラと崩れる建物によって起きた粉塵の中で舌打ちしたベジータは即座に戦闘態勢を取ったが、響き渡ったその何者かの声が聞き覚えがあったので眉を顰めた。

 

「そこか!」

 

 ベジータは聞こえるはずのない声に驚きながらも、粉塵の中の気配に気弾を放つ。

 

「狙いは正確ですが、威力が足りません」

 

 気弾が着弾して爆発を起こしたベジータは笑みを浮かべるが、一言言って現れた何者かが粉塵を振り払う。

 

「ふ、フリーザ!?」

「お久しぶりですね。お元気でしたか?」

 

 姿を見せたフリーザに流石に驚きを露わにしたベジータだったが、直ぐに用意された戦士が嘗て自分を殺した奴だと辿り着く。

 

「今更、なんの用だ。貴様など、今の俺の敵ではない。さっさと消えろ」

 

 最終形態になっているが、フリーザでは今のベジータの敵ではない。

 

「ふん、あのバビディとかいう奴もとんだ雑魚を蘇らせたもんだ」

「私を雑魚と? はっ、その雑魚に殺された男が良くも吠えるものですね」

 

 互いに挑発し合うが、実力で遥か上に立っていると思っているベジータの余裕は崩れない。寧ろ、良い機会だと笑う。

 

「貴様は知らぬようだから教えてやる。今の俺も成っているんだよ、超サイヤ人に。そしてそれすらも超えた遥かな強さの超サイヤ人2にな!!」

 

 今のベジータがいる境地は、ナメック星でフリーザを倒した悟空の実力を遥かに超えた場所にいる。それこそがベジータの余裕の理由だった。

 

「ええ、確かに驚きましたよ。まさか虫けら程度に過ぎなかったあのベジータさんが私が地獄にいる間に此処まで強くなるとはね」

 

 と、言いながらもフリーザには臆した様子は全くない。

 その余裕振りに不審を覚えつつも、実力差は如何ともし難いのだから焦りと予測して笑うベジータ。

 

「喜べ、また地獄に戻してやろう」

「一つだけ、忠告しましょう。アナタは幾つも間違いを冒しています」

 

 超サイヤ人2になろうとしたベジータの致命的な間違いを優しく指摘したフリーザが手を広げる。

 

「バビディがドラゴンボールに願ったことを教えてあげましょう」

 

 力を籠めることなく、分からずやに優しく諭すように穏やかに。

 

「『孫悟空とその仲間に殺された悪人の中で、ブロリーに近い強さの持ち主か、潜在能力を有している者を生き返らせることは可能か』とね。前者に該当する人物はいなかったようですね。確かにあのブロリーとかいうサイヤ人は君達すらも遥かに超えた場所に立っている。だがまあ、問題はそこにはありません」

 

 フリーザが何を言いたいのかが分からず、眉を顰めているベジータ。

 

「叶えられたのは後者。つまりは、ブロリーに近い潜在能力を有している者。そしてバビディの魔術にはその潜在能力を引き出す術がある」

「貴様が潜在能力を引き出されて俺様を越えたとでも? はっ、笑い話もそこまでにしておけ。貴様如きがたかが潜在能力を解放された段階で」

 

 言いかけているところで、フリーザが腕を腰だめに構えて気を発する。その気の総量は超サイヤ人2のベジータと遜色ない。

 

「私も実に驚いていますよ。生まれながらの天才ですから今まで鍛えたことなんてありませんでしたけど、する必要もありませんでした。潜在能力の末端を呼び起こしただけで、こんな力があるなんてね」

 

 ベジータもようやく理解する。今のフリーザがバビディの魔術によって潜在能力を引き起こされた状態だと、その力はベジータと遜色ない領域にある。

 

「孫悟空の相手は今の私でも手を出せないブロリーが相手ですから譲って差し上げましょう。私を殺してくれたもう一人のサイヤ人は未来人だという話ではありませんか。未来人では復讐できませんから父親のあなたで妥協するとしましょう」

「何故、貴様がそのことを」

「わざわざ教える必要はありませんね。聞きたければ私を倒すことです。私を地獄に送り返すというなら簡単なことでしょ?」

 

 情報源が分からないベジータは更に眉を顰めるが、フリーザはいないトランクスの代わりに復讐の牙を向けて笑う。

 

「昔のように直ぐに終わっては面白くありません。少しは抵抗して下さいよ」

「やってみせろ」

 

 挑発したベジータは直ぐに超サイヤ人2になって嘗て殺された恨みを晴らすべくフリーザに向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここに悟空VSブロリー、セルVS悟飯、ベジータVSフリーザの天下分け目の決戦が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気付いたか、悟天」

「うん、お父さん達と兄ちゃんが誰かと戦ってる」

 

 寝静まった家族の隙を突いて家を抜け出した孫悟天とトランクスは、とある空の上で落ち合った。

 

「行くよね、トランクス君」

「行く行く! 父さん達だけで楽しそうなことをやっているのに放っとかれて堪るもんか!」

 

 そして遠方から感じた父親達の戦闘時の気に悟天とトランクスが向かうのだった。

 

 

 




余裕見せちゃったバビディ。でも、この面子で負けを想像できる方がおかしい。とか、考えてたらブロリーが洗脳の魔術を取り込んで更なる強化。超3に覚醒。しかも洗脳はとっくの昔に解かれていた様子。

そしてセルも強化。相手は悟飯で、どうやら七年前より強くなっている悟飯よりも力は上らしい。

最後にフリーザ。相手は妥協されてベジータ。悟空の相手はブロリーで、未来トランクスはいないから妥協された様子。でも、舐めてたらかなり強くなってたらしい。ベジータ危うし。

指令:魔人ブウの復活エネルギーを与えないように三人を倒せ

次回、『第十二話 魔人、再誕』

もう一度、言おう。敵の強化は必須である。

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