未来からの手紙   作:スターゲイザー

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皆様、感想何時もありがとうございます。今日もまたお蔭で投稿できた次第です。

では、どうぞ。





第二十四話 ゴクウブラック

 

 

 

 地球から何億光年も離れた宇宙の別空間を進んでいた破壊神ビルスは、突如として向かう方向に現れた異質な邪気に目を細めた。

 

「気づいたか、ウイス」

「ええ、どうやら向かっている地球から感じ取れるようです」

 

 付き人であり、同時に師でもある天使のウイスも同じ物を感じ取っていた。

 

「一瞬だけ放たれた神の気。それとはまた違いながらもどこか似た気。両者は別人のようですが、はてさてどうなっているのか」

 

 用事があって地球に向かっていたら、この空間にまで届いてきた気にウイスは考察を重ねる。

 

「時空の歪みもあるね。誰かが時間を弄ったのかな」

「かもしれませんね」

「じゃあ、見つけたら破壊しないとね」

 

 時間は一定の方向にしか流れないものである。

 過去で花を一輪抓むだけでも後々の未来で宇宙から一つの星が消える理由にもなりえるのだから、時間に干渉した者は宇宙の調和を保つべき立場にいる破壊神が破壊する案件である。

 

「例え神であろうとも。あ、もしも界王神だったらウイスに対処を任せるよ」

「はいはい、面倒なことは私がやりますよ」

 

 時間の安易な移動は神々でさえ厳しく禁じられている。

 一番あり得るのは時間移動を可能とする時の指輪を持つ界王神なのだが、破壊神とは対の存在であるので破壊してしまったらビルスまで死んでしまう。界王神が時間を弄った場合はウイスに任せてしまうのが一番手っ取り早い。

 

「しかし、この気はどこかで」

 

 後の方の邪気にどこか覚えがあるような感じがするのだが長生きし過ぎて出会った人物と神が多すぎるから直ぐに該当者が思い出せない。

 

「思い出せないな。実際に見れば分かるはずだが…………ウイス、映像に出せるか?」

「やってみましょう」

 

 惑星間の超速移動をしながら他のことをするのはウイスでも厳しいのだが、到着してから正体を調べても手遅れなこともある。

 移動と映像の投影を並行して行うウイスの額に汗が浮かぶ。

 

「…………知らない奴だね。っていうか、こいつら双子か?」

 

 映された映像は本来出来ないことを無理に行っている影響でブレとノイズが走っているが見えないほどではない。

 

「対立している様子ですので、そのようなことはなさそうですが…………ビルス様、黒い胴着を着ている方の右手を見て下さい」

 

 ウイスの意図を反映して、時空の歪みを背にして浮かぶ黒い胴着を着た男の右手がズームされる。

 

「あの指輪は、時の指輪じゃないか」

 

 黒い胴着を着た男の人差し指に嵌められているのが既知の指輪であると一目で看破したビルスの表情に厳しさが増す。

 

「の、ようですね。彼は界王神ではないようですが」

「だよね。僕も見たことのない顔だ」

 

 時の指輪を使う資格があるのは界王神だけ。

 しかし、ビルスとウイスの記憶の中には、このような男が界王神になっているとは聞いたことも見たこともない。

 

「それに耳に付けているのは片方だけとはいえ、界王神が身に着けるポタラだね。時の指輪も付けているということは何かしらの界王神との関係がありそうだ」

 

 界王神の縁のあるアイテムを片方だけでなく両方持っているとなれば、なんらかの関わりがあるのは確実と言える。

 正式に譲渡されたか、殺して奪い去ったのかの違いはあれど、黒い胴着の男には問い質さなければならないことが幾つもある。

 

「ウイス、スピードを上げろ」

「これ以上は無理ですよ」

「映像を消していいから」

「最高速度を維持しながら投影していたので、映像を消しても私の不安が減るだけですのでスピードは上がりません」

「じゃあ、しょうがないな。このまま見てるとしよう」

 

 ウイスが自らの失敗を悟ったが時は既に遅し。

 このまま地球に到着するまでは、移動と投影を両立する無茶を並行する羽目になってしまった。

 

「見た目は同じ人物だが敵対している感じだし、片方は界王神と関わりのある者、予言魚が言っていた超サイヤ人ゴッドを見に来ただけだったけど面白いことになりそうだ」

 

 如何な考察を重ねようとも実物を見た方がハッキリする。

 ビルスはウイスの肩の上に置いた手に力を籠めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうか、時を超えたのか。しかし、数奇なこともあるものだ。時を超えた先で孫悟空と出会うとは」

 

 自らを孫悟空と名乗った男は、悟空が決してすることのない気取った物言いで皆を見下ろす。

 

「貴様、どうやってこの時代に来た!」

「お前が通った時空を私も通り抜けてきたようだ、トランクス。お前が私を呼んだのかな、私に殺して欲しいと」

「うぉぉぉ、オラの顔でそんな喋り方をすんのは止めてくれ!?」

 

 ブラックの発言に激昂したトランクスが剣を抜き放とうとして両腕を擦る悟空の気の抜ける発言にガクリと肩が落ちる。

 トランクスに気を抜けさせた張本人である悟空は、ブラックが自分の顔で全く違った喋り方をするので全身に鳥肌が立っていた。

 

「何を言う、宇宙で最も美しい私におかしいところなど何一つとしてない」

 

 前髪を掻き上げて言うブラックに更に悟空が悶えているが、言った本人は何もおかしいことを言ったつもりはないようだ。

 

「ふん、カカロットと同じ面をしておいて中身は随分なナルシスト野郎だな」

 

  鉄火場の匂いを感じ取った現代トランクスがブルマを避難させるのを横目に見ながら、ベジータが外側は同一人物なほどに似ているというのに明らかな中身の違いに鼻を鳴らす。

 

「ナルシストなどという低俗なレッテルは止めてもらおうか、ベジータ。私は事実を言っているに過ぎないのだから」

 

 ゾゾゾ、とベジータもまさか悟空の顔でそんなことを言われたものだから、あまりの気持ち悪さに背筋に鳥肌が立った。

 ベジータが黙ったのを認めたと勘違いしたのか、地上へと下りて来たブラックが改めて悟空を見る。

 

「改めて挨拶しておこう、孫悟空。ごきげんよう」

 

 ごきげんよう、だなんて悟空が何度人生を繰り返しても言いそうにない挨拶である。

 

「オラ、絶対にオメェとだけは仲良く出来そうにねぇ」

 

 悟空がハッキリと拒絶の意を表明するがブラックも皮肉気に唇を吊り上げていた。

 

「ええ、構いませんよ。私も仲良くする気はありません。ただ」

 

 腰を落として構えを取ったブラックから放たれた威圧が、悟空の気を引き締めさせて反射的に構えを取らせる。

 

「貴方とは一度でいいから、この体で戦ってみたいと思っていたのですよ」

「この体だと? まるで貴様本人とは違う体のように聞こえるぞ」

 

 折角だから悟空の顔したブラックと戦いたかったベジータだったが、相手のご指名とちょっと気持ち悪いと思ったので傍観の態勢になっていた。先程のトランクスを倒した一瞬の攻防で見せた悟空の何かの正体を見極める良い機会でもあった。

 そこで聞いていた会話の中にあった奇妙な言い回しに気付いて、ブラックの正体を知る為に突っ込んだ質問をする。

 

「さあ、どうでしょうかね」

「まさかフリーザとかと同じように生き返ったターレスか?」

 

 ベジータの質問をはぐらかそうとするブラックに、悟空は自分に似た風貌をしていた十年以上前に地球にやってきたサイヤ人の生き残りであるターレスがフリーザやセルと同じように何らかの方法で蘇ったのではないかと問う。

 

「ターレス? いいえ、私の体は紛れもなく孫悟空その人ですよ」

  

 体は、ということは中身は孫悟空ではないと言っているようなものである。

 

「ごちゃごちゃと五月蠅いですよ。知りたければ私を倒して吐かせてみてはどうですか?」

 

 得心した様子の悟空にいらないことを喋り過ぎたと自覚したブラックの目に剣呑な光が宿った。

 これ以上、会話から情報を知るのは難しいと判断した悟空だったが、恐らく自分を超えているであろうというトランクスが過去であるこの世界に逃げてくるほどの敵である。無策で闘うのは危険である。

 

(フュージョンを使えれば……)

 

 勝率を上げる為にはベジータと合体するのが一番ではある。

 だが、悟空と闘うことを望んでいるブラックがフュージョンを許してくれるとは思えず、沸点も低い様子から隙の多いフュージョンをするのは危険であった。

 

「はぁっ!!」

 

 ならば、今出来る最高を。

 超サイヤ人3になって瞬間移動で背後を取り、全力の一撃を放つ。

 慢心はない。油断はない。しかし、先の戦いでトランクスが瞬間移動を見飽きたと言ったこととブラックを結び付けて考えることが出来ていなかった。

 

「っ!?」

 

 放った拳が空を切り、それが同じ瞬間移動による回避だと気づいた時には黄金のオーラと奔ったスパークが右から左へと流れていく。

 

「うぐっ、ゲホッ……」

「この程度ですか、孫悟空」

 

 悟空を軽く殴り飛ばしただけで戦闘不能に近い状態に追い込んだブラック。

 スパークが全身に奔り、超サイヤ人特有のエメラルドグリーンの瞳を向けながら失望を禁じ得ないと言葉と表情が物語っていた。

 

「弱い、弱過ぎる。これがあの孫悟空だと? まさか貴方こそ偽物ではないのですか」

「お、オラは……本物、の…………孫、悟空、だ……!」

 

 攻撃を受けた脇腹を抑えながら、痛みで悶えそうになりながら言い返す悟空。

 

「そうです。孫悟空がこの程度のはずがない。油断していた、ということでしょう」

 

 悟空は紛れもなく本気の本気だった。切り札と言えるものまでは使わなかったが、今の一撃が全力であったというのに何故かブラックの方は悟空を過大評価していて、勝手に油断していたことにされてしまった。

 

「いいでしょう。では、一撃だけ無防備に受けてあげます。貴方の本気を私に刻み込んでみなさい」

 

 こいつ気持ち悪いと、ようやく痛みが引いてきたので脇腹から手を離した悟空はそんな場合ではないのにげんなりとしてしまった。

 

「本当に良いんだな?」

 

 とはいえ、超サイヤ人は解いていないが言葉通りに無防備に攻撃を受ける為に構えを解いたブラックに改めて聞く。

 

「私は嘘など言いません。さあ、来なさい」

 

 確かに嘘を言っているような感じはしない。

 一瞬の攻防で超サイヤ人3の悟空が超サイヤ人2であるブラックに劣っていることは認めざるをえない。

 あのブロリーですら超サイヤ人2の時点で超サイヤ人3の悟空と互角だったのに、あの頃より悟空も格段に強くなっていることを考えれば、もしもブラックが超サイヤ人3になれるとしたらその強さはブロリー以上かもしれない。

 勝機をこの一撃に託すしか、悟空に勝つ方法はなかった。

 

「じゃあ、遠慮なく行くぞ!」

 

 フュージョンはやはり出来ない。

 ならば、切り札が知られようともこの一撃に全てを託す。

 

「うぉおおおおおおおおおおおおっっ!!」

 

 一歩踏み込んだ悟空がトップスピードに乗る。

 そして後、刹那というところで悟空の黄金のオーラが赤いものへと変化した。

 

「うぐっ!?」

 

 赤いオーラのままブラックの腹に渾身の一撃を叩き込んだ直後、悟空のオーラが黄金に戻る。

 言った通り無防備に悟空の攻撃を腹に受けたブラックは吹っ飛び、しかし十メートルほどで地に足で二本の轍を作って止まる。

 

「…………素晴らしい。この痛みがまた私を強くする」

「やっぱり気持ち悪いぞ、オメエ」

 

 だが、悟空が本当の本当に全力を込めて放った一撃を受けても倒れないブラックにタラリと冷や汗を垂らす悟空。

 ベジータですら組んでいた腕を解いて唖然とした目を向ける中でブラックは胸に手を当てた。

 

「いけない! ブラックは回復する気です!」

「はっ!」

 

 何をするのかと警戒していた悟空が見守る中で、トランクスが気づいて気功波を放つ。

 気功波が着弾する前にブラックの気がごっそりと減った。同時に痛みに歪んでいたブラックの表情が元に戻り、トランクスが放った気功波を受け止めて握り潰す。

 

「なにっ!?」

 

 仙豆を食べた後のように明らかにブラックのダメージが回復しているように見えた。代償としてごっそりと気が減ったが、折角与えたダメージがなかったことになって悟空が目を剥く。

 

「俺の時と同じだ。アイツは俺と戦う度にああやって回復していたんです。そして」

「――――サイヤ人は瀕死の状態から回復すると、劇的にパワーアップする」

 

 サイヤ人特有の現象が、中身が違えど孫悟空の体である以上はブラックにも同じことが起きる。

 

「馬鹿な! 俺達は極限にまで鍛え上げている! カカロットの体を使っている貴様が回復したところでパワーアップなど」

「私を貴様ら低俗な人間共と一緒にするな」

 

 そう言ってベジータを怒りの籠った目で睨み付け、大きな力の波動で強制的に黙らせたブラックが再び悟空を見る。

 

「やはり孫悟空から与えられたダメージはこの体に実に良く響く」

 

 ブラックの目にあるのは執着であり、同じ体を持つ悟空ですらも計り知れない何かだった。

 

「喜べ、劣等共。回復した私は遥かにパワーアップし、遂に人間である貴様らには立ち入ることの出来ない世界に到達した」

「何を……」

 

 オーラとスパークを収めたブラックが力を溜めるように膝を僅かに曲げた。

 

「はぁあああああああっっ!!」

 

 ブラックが気合の声を発した瞬間、世界の色が塗り潰された。

 一度色が無くなり、直後にブラックから放散された薄紅色が染め上げる。

 

「――――俺の強さは更に完璧なものとなった」

 

 薄紅色に染まったオーラを纏ったブラックからは全く気が感じ取れないにも関わらず、セル・ブロリー・ゴテンクスを吸収したブウが蟻と思えるほどの圧倒的なプレッシャーが悟空達を襲う。

 

(ベジータとフュージョンして悟飯とポタラで合体しても勝てねぇ)

 

 気が感じ取れない理屈は分からなくとも、これほどまでの圧倒的なまでの威圧感の持ち主が相手ではゴジットでも相手にはならないと悟空は悟った。

 

「神が超サイヤ人ゴッドを超えると薄紅色になるのか。お前らのセンスに合わせて、この姿を超サイヤ人ロゼと呼ぶことにしよう」

 

 ゴジットでも勝てないということは、つまりは何があっても悟空達では勝てないことを意味している。折れかける心を辛うじて支えている中で薄紅色に染まったブラックが機嫌良く話してくる。

 

「さあ、今度こそ本気で、ブルーとなって俺と闘おうではないか」

「ブルー? 超サイヤ人ゴッド? なんのことだ」

「なに?」

 

 互いに既知と思っていたことを分かっていない様子の悟空に、そこでブラックは自分の勘違いに気付いた。

 

「成程、妙に俺の知る孫悟空にしては弱いと思ったが、ここは未だブルーになっていない世界線なのか」

 

 分からない。悟空にはブラックが何を言っているのかが全く分からない。

 

「所詮は人間。ゴッドを我が物としたあの世界線の孫悟空が特別だったということかもしれんな」

 

 徐に超サイヤ人ロゼを解いたブラックがクルリと悟空に背中を向けた。

 

「ブルーに成れない弱い孫悟空になど興味はない」

 

 そして完全に悟空に興味を失くしたブラックは、トランクスが乗って来たタイムマシンに向かって気弾を放って完全に破壊してから自ら空間の歪みに飛び込み、この世界から消えた。

 

「見逃された、いや」

 

 ブラックにとって悟空は殺す価値すらもないと、放っておいても害はないと見限られたのだ。

 

「ちくしょう……」

 

 弱過ぎて敵としてすら見られなかったという事実に、悟空は今までにない屈辱を覚えて血が出るほど拳を握った。

 

「一足遅かったようだね」

「だ、誰……っ!?」

 

 その最中、悟空は真後ろから聞こえて来た声に驚き、目を剥いて飛び退いた。

 幾らブラックがいなくなってそこまで気を張っていなかったとはいえ、背後に立たれて気づかぬほど悟空が耄碌していたはずがない。

 

「き、気が感じられねぇ……っ!?」

 

 即座に気を感じ取って相手の戦闘力を計ろうとして出来なかった悟空の驚きを黙殺した紫肌の猫男は、その場にいる全員を見渡す。

 

「僕は破壊神ビルス。君達を破壊しに来たよ」

 

 後ろに青肌に逆立った白髪が特徴の気が感じ取れない男を従えた破壊神ビルスは、未来トランクスを見据えて獰猛な笑みを浮かべるのだった。

 

 

 




 ゴクウブラックの正体に大分近づいた回でした。
 体は孫悟空の物でありターレスではない。つまりは悟空の体の中身が違うという結論はあっさりと出ました。

 アニメ・漫画版の超ほどには強くないゴクウブラック。しかし、本作悟空は未だにビルス様に出会っておらず、完全なゴッドを知らないのでゴクウブラックを更に下回るの回でした。
 なのに、不完全ゴッドの一撃を受けてゴクウブラックはロゼに覚醒。着実に強くなっています。

 本作においては、悟空の体でもキビトと同じ復活パワーを使えるとします。ただし、無理に使っているので気をゴッソリと消費する。

 悟空の完全敗北!

 この未来トランクスは本作世界線の来たことのあるトランクスですが、ゴクウブラックの中身はブルーに成れる悟空を見たことがある世界線出身の所為で勘違いをしていました。
 勘違いに気付いたらブルーに成れない悟空は殺す価値すらも無いとゴクウブラックは見限りました(これも一種の舐めプなのだろうか)。
 そのことに悟空は超ショック!! しかし、超サイヤ人ゴッドの存在とブルーのことを知りました。

 遂に現れたビルス様。
 破壊案件である未来トランクスはいるし、悟空と親しくも無いので慈悲はない。

次回、『第二十五話 頑張れ、神龍』

 このタイトルから漂って来るビルスによる神龍への無茶振りが目に浮かぶようだ(敬礼)。

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