アイドルマスターPLUS銀河の妖精   作:ヴェルミナティー

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本作のシェリルは「銀河の一つや二つ、私の歌で救ってあげるわ!」な感じです。
原作での本当は繊細で、好きな人の前ではツンデレな感じはかなり薄いです


プロローグ

胸が高鳴る

 

何度この瞬間を迎えても

 

いいえ、この瞬間を迎えるたびに

 

ステージに立つたびに、私の胸は高鳴る

 

 

 

もう、二年か

 

みんなと出会って、みんなと輝いて

 

いつの間にか。大好きになっていた

 

いつの間にか。大切になっていた

 

いつの間にか。ここが、私の居場所になっていた

 

 

 

 

「開幕準備!完了です!!」

 

プロデューサーが声を掛けてくれる

 

私も、準備完了のサインを送る

 

 

 

 

ステージの幕が上がる

 

それと同時に鳴り響く観客(ファン)の歓声

 

みんな、私に釘付けね

 

当然よ

 

だって、私は...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あたしの歌をきけぇぇぇぇぇ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二年前のあの日

 

それは、私が故郷のイングランドから、ホームステイで日本を訪れてから3週間程経った頃

 

「アイドルに興味はありませんか?」

 

「ハイ?」

 

街を歩いていたら、突然三白眼の大男にスカウトされた

 

「アイドルに、興味はありませんか?」

 

言葉が通じて無いとでもおもったのかしら?

 

今度はゆっくりと尋ねてくる

 

「大丈夫よ。言葉は通じてるわ」

 

ホッとした様子の彼

 

「失礼。私はこういうものです」

 

差し出された名刺には、346プロ、アイドル事業部、武内プロデューサーとある

 

346プロか、ここってたしかに()()()()...

 

「あの、どうでしょうか?」

 

もう一度彼の目を見る

 

正直、私は自分の容姿に自信を持ってる

ストロベリーブロンドの髪にも

プロポーションにもね

 

前々からスカウトだって何度もされてる

下心丸出しのね

 

でも、見た所彼からはそんなの感じはしない

上手く隠してるのかしら?

 

それなら

 

「ねぇ」

 

私は胸を寄せる様に腕を組み、彼の目をジッと見て問いかける

 

「どうして私をスカウトしたの?私の何処に魅力を感じたのかしら?」

 

「笑顔です」

 

「ハ?」

 

目線を合わせたまま、間髪入れずに答えてきた

 

一応断っておくけど、彼に一度として笑顔を見せてない

適当なことを言っているのかと、私は彼の目を睨みつける

 

でも

 

「笑顔です」

 

ふーん

 

彼は目を逸らさない。真っ直ぐこっちを見る

並みの男なら慌てて目を逸らしたり

踵を返すところだけど

 

面白いじゃない

 

「いいわ。その話、受けてあげる」

 

私がそう言うと彼が驚いた顔を見せる

 

「本当ですか!」

 

「えぇ、私に二言はないわ」

 

彼は相変わらず固い表情のまま、でも嬉しそうに色々な説明をする

オーディションは受けなきゃダメか

 

「あっ」

 

ん?何かしら?

 

「申し訳ございません、お名前を伺ってなかったですね」

 

あぁ、成る程

 

「そうね、忘れてたわ」

 

 

 

そして私は、彼に名乗る

私の名前は

 

 

 

 

 

「私はシェリル、シェリル・ノームよ!!!」

 

 

 

 

 

それが、私の新しい日々の始まりだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




小説の書き方を手探りな中
思いついたのでやってみようと書いてみました
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