アイドルマスターPLUS銀河の妖精   作:ヴェルミナティー

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シェリルのホームステイ先は?


シェリルと奈緒

ハァイみんな!

シェリル・ノームよ!

 

アイドルにスカウトされて、それを受けた後

とりあえず後日連絡をくれるって言うから今日は帰ることにしたわ

 

で、ここが私のホームステイ先

インターフォンを鳴らすと

 

『はーい』

「ただいま、帰ったわ」

『おう。今開ける』

 

それから直ぐに扉を開けてくれたのは

 

「おっす、シェリル。おかえりー」

「ただいま。奈緒」

 

私の友達【神谷 奈緒】よ

 

奈緒のパパと私のダッドはアニメ好きと言うことで知り合ったらしいわ

なんでもダッドがまだ若いときに日本で偶々知り合って、アニメの話で盛り上がってそのまま親友になったとか

ジャパニメーション恐るべしね

 

「シェリル、どうした?考え事か?」

 

因みに、奈緒にもバッチリ遺伝してて

 

「いいえ、大丈夫よ奈緒。ちょっと始めて会ったときの事をね」

 

 

 

「シェリル・ノームです。よろしくお願いします」

 

3週間前、私が神谷家のお世話になる日

えっ?私が敬語使ってる?

私だってお家に住まわせて貰うんだもの。それくらいするわ

 

「まぁ、綺麗な子ねぇ」

 

「シェリルさん、どうか自分の家だと思ってくつろいでくださいね」

 

奈緒のママもパパもそう声を掛けてくれたわ

本当に優しいご両親よ

でっ、肝心の奈緒は

 

「...」ガチガチ

 

ガチガチに緊張してた

 

私が目を向けると...

 

「びくっ!」ビクッ

 

ビクッとした、と言うか自分で言ったわね

 

「シェリル・ノームよ、シェリルでいいわ。よろしくね」

 

「なっ、あっ、えぇーと。奈緒、神谷 奈緒、だ。じゃない、です」

 

ふふっなんだか可愛い

 

「奈緒ね。敬語なんていらないわ」

 

「あっ、ああ」

 

その日の奈緒はずーっと緊張しっぱなしだった

 

 

 

「なっ、なんだよ!何思い出してんだよぉ!」

 

うん、相変わらず可愛いわ

 

「別にいいでしょ?あれから直ぐに仲良くなれたんだから」

 

「それは...そうだけど」

 

 

 

「奈緒、ママが呼んでるわよ。ご飯できたって」

 

あれから3日後

 

奈緒のママから頼まれて奈緒を呼びに来た

ノックしても返事が無いからドアを開けたんだけど

 

「〜♫」

 

ベッドの上で、奈緒がイヤホンをつけて音楽を聴いてる

目を閉じて、気持ち良さげに歌詞を口ずさんで

 

「奈緒」

 

奈緒のほっぺたをツンとついてみる

直後目を見開き、全力で後退する奈緒

 

「な、な、な、なんだよー!」

 

慌てふためく奈緒

 

「ママが呼んでるわよ。ところで奈緒、何を聴いていたの?」

 

尋ねる私に顔を赤くし何でもいいだろ、と呟く奈緒

ふーん

 

「ちょっと貸して」

 

「なぁっ!やめろー!」

 

イヤホンをヒョイっと奈緒の手から取って彼女の聴いてた曲を聴く

これは、確か

 

「【Scarlet Ballet】?」

 

あたふたしてた奈緒が驚いた顔を見せる

 

「ふぇ?知ってるの...か...?」

 

「えぇ、聴いたことあるわ」

 

丁度サビに差し掛かるところでわたしは

 

「〜♫」

 

軽く歌ってみる

うん、結構好きな曲よ

ダッドが前に歌ってて知ってたの

 

「ほぁ...」

 

奈緒の方を向いてみたら真っ赤な顔のまま惚けていた

 

「どうしたの?」

 

「どっ、どうしたじゃねーよ!」

 

私に問いかけられてそう言いだす奈緒

本当どうしたのかしら?

 

「なっ、なに歌ってんだよ!はずかしくねぇーのかよ!」

 

「?別にはずかしくなんて無いわ。いい歌じゃない」

 

私が聴いてて覚えてたくらいだからね

 

「やっ、でもそれ、アニソンだし」

 

だから?

 

「はっ、恥ずかしいだろ!オタクっぽくて...」

 

ふーん

 

「馬鹿ね」

 

私はビシッと言ってやった

 

「なっ!」

 

驚いた顔の奈緒に畳み掛ける

 

「あなた、この歌が好きなんでしょ?だから夢中で聴いてたんじゃないの?」

 

「それは...」

 

「好きでなにが悪いの?誰かに迷惑をかけてるわけでもないでしょ。自分の好きを否定するなんて、この私が、シェリル・ノームが許さないわ」

 

全力で宣言する

 

「お前ってやつは...」

 

小さく呟く奈緒

 

「それに、ダッドたちがアニメ好きだったおかげで、私達は知り合えたのよ」

 

ほんとのことよ。二人が知りあわなければ、こうして私達も知り合うことなんてなかったもの

 

「お前ってやつは」

 

もう一度同じ事を言う奈緒。でもその顔は少し笑ってる

 

「シェリルちゃーん、なおー。ご飯よー」

 

いけない!呼びに来てた事忘れてた

 

「はーい!行こうぜ、()()()()!」

 

えっ?

 

「ふふっ。行きましょう、奈緒!」

 

 

 

「なぁぁぁぁ!回想終わり!」

 

あら、せっかく良いところだったのに

 

「もう!何だよもう!」

 

随分照れてるわね

 

「私と奈緒の大切な思い出よ?」

 

「うわっ、臆面なくそんな事言って!からかうなよ!」

 

「ほんとのことよ」

 

嘘じゃないわ。日本に来て最初の友達との思い出なんだもの

 

そりゃ、あたしにとっても大切な思い出だけど...

 

「ん?」

 

「だぁー!ほらっ、手洗いうがいしてこい!夕飯はエビフライだぞ!」

 

「ふふっ、はーい」

 

ちゃーんと聞こえてたけどね

 

 

 

 

そのまま洗面所に行こうとしたところで

 

「あっ。そうだ奈緒」

 

思い出して口を開く

 

「なんだよ?」

 

「私()、アイドルになることにしたわ」

 

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんで【Scarlet Ballet】なのかは、歌ってる中の人繋がりだからです
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