東方迷旅行記   作:言峰 綺麗

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暑い日が続いているにもかかわらず、どんべーのカレーうどんをすすり続ける言峰でございますです。はい。
前書きでなに書いてんのお前、という方もいると思いますが、これが今の筆者の心境なのです
ご理解ください。(無理だろ)
とまあくだらないこと書くのもここまでで。
感想に質問が乗っていたので書かせていきだきます。
狂矢本人の能力は(色々生みだす能力)です。
あとの二つは東方の世界に来たことで強化されたり、救済措置として付加されたりしたものです。
話の中で書こうと思っていたら、すっかり書くのを忘れていた言峰です。
すみませんでした。
さてついに諏訪大戦でございます。主人公の諏訪子に対する想いにご注目ください。
ついでに今回長いです。ほんと長いです。勘弁してくださいorz


第4話

さて戦争に向けての話し合いだ

まずい、隠し事は無理だな、俺

 

 

 

 

諏訪子布団団子事件から、2ヶ月

やはり大和は、急速に勢力を拡大・増長させながら諏訪に迫っていた。

「狂矢、お願いがあるんだが」

「どうした?改まって。らしくもない」

諏訪子が俺に願いなどよほどのことなのだろう。少し神力がにじみ出ている。

まあ朝創ってやった<焼き鳥屋 コトブキ>の俺のお気に入りの鳥皮塩ダレのたれが付いている時点で神としての威厳など有りはしないのだが……

「大和との交渉に行ってくれないか?」

やはりそう来たか。

諏訪子は祟り神とはいえ、自国の民を大切にしている。

事実俺が来てからは、今まで続けていた生贄の制度をやめている。

その代わり、俺は月一で血液を提供している。

何でも人の一部を摂取するとかなり力が増すのだという。

さらに言えば、俺の血液は相当の力を秘めているそうだ。今までどの祈祷師も俺の体からは何の霊気も、人なら必ずあるはずの魂の輝きが感じられないと言われ続けたのに。

それは、諏訪子も同様だった。命の営みの証である魂の輝き、気の巡り、さらには気配なども感じられないというのだ。

まったくもって恐ろしい、俺実は死んでるんじゃない?と思ったのも1度や2度ではない。怖い世の中である。

「交渉に行くはいいけど……」

「心配事でもあるのかい?」

「心配事というかなんというか、神との交渉に人間ってなんか相手がなめてるのかーとか言って問答無用で襲ってきそうな気がするんだよなあ」

「君なら、八坂神の攻撃も3~4回ぐらいは防げるんじゃないか?なんたって私が何発殴っても利かなかった力だろう?」

それはそうだが、相手は軍神。攻撃力は相当のものだろう。

それこそ諏訪子とはダメージがかけ離れているだろう。

だが神の力の大小はその神を信仰している人の数で決まる(と、諏訪子は言ってた)。

しかし、本当の心配事はアマテラスだ。太陽の神性はこのすべての現象が神や悪霊によるものだという世界では、相当の力のはずだ。

アマテラス単騎と八坂神奈子の純粋な力比べではおそらくアマテラスのほうが上だろう。

それでもアマテラスが八坂に従っているのは神奈子に全国を手に入れた暁には、日ノ本の一部を譲ろうと言われているからであろう。

これでアマテラスは全国からの信仰に合わせてさらに、一国を守護する神としても信仰を得ることができる。

あくまで、予想ではあるがアマテラスが一時的とはいえ神奈子に従っているのもそのためだろう。

なら今のうちに戦争になったとしてもアマテラスを叩くか神奈子の軍門に下るのが正しいのでは?

「わかった。交渉には行くが一つ聞かせてほしい」

「なんだい?」

「諏訪子は一体何を交渉するつもりなんだ?」

もし、戦争後に自国の民に手を出すなその代わり自分はどうなってもいいなんて言い出すなら即座に止めなければいけない。

実際の東方ではそうはならないが、自分という特異点がいる以上そうならないという可能性も捨てきれない。

「なに、大したことじゃないさ。戦争はするだが後3カ月待ってくれという交渉さ」

「え?」

なぜあと三カ月なのだろう?

「なぜ三カ月なのかという顔をしてるね?なぜならお互い全力で臨むためさ。ほかに他意はないよ」

「なぜ?戦力差は歴然、八坂の力は計り知れない、向こうにはアマテラスもいる。どうあがいてもこちらの負けは確定じゃないか」

「忘れたかい?今この国は大和に対抗できる唯一の国として他の大和打倒を目指す者たちの希望になり、各国から人と神が集まっていることを?」

そうだ。アマテラスや神奈子の信仰ばかりに目がいっていて、肝心なことを失念していた。

今の諏訪子の力は俺の血で強化され、さらに何千人もの人の希望となりもっと言えば数多の神の力を譲り受けた力もある。何より<洩矢の鉄の輪>のこともある。

この時代まだ誰も見つけていないどんな金属よりも硬く強い<鉄>

これだけあれば、神奈子と対等かそれ以上に戦える。大和が勢力を拡大しているとはいえまだ日ノ本の半分。

それにあと三カ月もすれば九州のほうからも人と神が集まる、戦力差は否めないが、大将戦は互角でやれる!!

「わかった!そこまで言うなら交渉に行こう。もし決裂しても俺が三カ月戦局を持たせる」

「うれしいね。そこまで言われるとこちらも負けられないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三日後

八坂陣営大テント前

 

 

 

いよいよ交渉の日か。これで交渉が決裂すれば三カ月は俺は休めない。

だから必ず成功させなければ!

「洩矢からの使者として参上した!中に入れてもらいたい!」

誰もいなかったが、垂れ布はひとりでに内側に開き中から、

「来るがよい」、と声が聞こえた。女性の声だ。

大きなテントとはいえ何のことはない。縦に長いだけのテントだ。

中にいたのは、東方通りの八坂神奈子、おそらくアマテラスであろう美系の男(アマテラスは確か女だったはずだが?まあいい)、大国の神と思わしきいかつい武人が数人。

八坂「諏訪からの使者と申したな」

狂矢「はい」

アマテラス?「神との交渉に高が人間ごときをよこすとは諏訪も落ちたな」

狂矢「その人間風情の信仰で生かされてるのはどこのどいつだ?」

アマテラス?の物言いにカチンと来た俺はそう言い返す。

アマテラス「なんだと?クズ同然の貴様らにこの太陽の神たるアマテラスが生かされているだと?」

八坂「やめよアマテラス。見苦しい。仮にもこの男は諏訪の使者ぞ」

アマテラスははっとしたように神奈子を見て忌々しそうに俺をにらみつけ、

アマテラス「すまなかった。諏訪の使者よ」と渋々頭を軽く下げる。

内心はらわた煮えくりかえってんだろうなあと思いつつこちらも頭を下げる。

狂矢「こちらも軽率でした。お許しください太陽の神よ」

八坂「さて、まずは自己紹介から始めようか。私は八坂神奈子。大和の総大将だ」

アマテラス「私はアマテラスオオミカミ、大和の参謀を務めさせてもらっている」

武人たちもどこそこの神だとかなんとかと自己紹介した後、俺も

狂矢「神切 狂矢と申します。諏訪の副大将を務めさせてもらっています」

と言ったとたん、武人の連中が大笑いし始めた。

武人「ふははははは!!貴様のような小僧が副大将とは諏訪も堕ちたものよな!!」

またしてもカチンと来た俺は

狂矢「なんならてめえらのうち一人ひねりつぶしてやろうか?」

やってしまったとあとから後悔した。しかし言ったことは取り消せない。

「ホウ?ならやらせてもらおうか?表に出な!」とひときわ大きな武人が立った時、戦うしかないと思いこちらも

狂矢「叩き潰してやるよ……来な!」と返してしまった

 

 

 

八坂陣営から数百メートル地点

 

 

武人「大見栄切ったんだ!ちったあ楽しませてくれよぉ!!」

狂矢「グダグダ言わずにかかってこいや!」

俺はラグナの剣を持って言った。

戦いが始まったいや、戦いではなく一方的な虐殺である、一瞬で勝負はついた。

 

 

 

神奈子視点

 

 

私は狂矢というこの男にひどく興味を抱いた。

なぜなら、魂、存在、気配といったものが全く感じられず、またアマテラスにあのような物言いをし、アマテラスもかなりの神力を出したのにたじろぐこともなく平然としているのだ。

さらに私を前にしても全く恐怖などの念が感じられない。

そしてこともあろうに大和えりすぐりの武の神に勝負を挑んだのだ。

私は一瞬で道の染みに変えられるだろうと思っていた。だが

「口ほどでもねえなぁ?ああ?!」

逆に武の神が巨大なくぼみの中でうめきながら、狂矢に頭を踏まれているのだ。

私は歓喜した。やっと私を楽しませてくれそうな強きものが現われたのだ!!

 

 

 

 

 

狂矢「こんなもんかいおっさん?ええ?」

武人「うう…うああ…くっ」

狂矢「大丈夫?ねえ、大丈夫?ひははははは!!!」

俺はそう言いつつ武人の頭を踏みつけた。忘れていた。俺は前にもこうして学校のやつを殺しかけて親父にぼこぼこにされたことがあったことを。

アマテラス「もういい!!もう十分だろう!!」

アマテラスが叫ぶと同時に俺は正気に戻る。

狂矢「やりすぎたか……ちっ」

いっぺんキレるとすぐこれだ。いい加減気持ちを抑えつける事を覚えなければ。

アマテラス「頼む!もうその男は虫の息だ!もう許してやってくれ!!」

狂矢「ああ…俺もやりすぎた。すまなかった、アマテラス」

アマテラス「いや、こちらに非があるのだ。謝るべきは部下に口を慎ませることをしなかった私だ」

八坂「気が済んだか?交渉の話をしに来たのだ。じゃれあうのもそこまでにしておけ」

?心なしか少し神奈子の口角が上がっていた気が…?

八坂「さて、もう戻るのもなんだからここで話そう。そちらの条件は?」

さっそくか。

狂矢「こちらの条件は戦争まで三カ月の猶予、そして…」

俺はここで諏訪子の身代わりをになろうと決めた

狂矢「こちらが負けた場合、洩矢諏訪子と諏訪の民に手出しをにないこと、これだけだ」

八坂「破格の条件だな、それではこちらに何の得もない」

やはりそう来たか、俺はニヤリとしながら最後の言葉を放つ。

狂矢「最後まで聞け、負けた場合俺を殺すなり、つぶすなり、喰うなり、好きにしろ」

八坂とそばにいたアマテラスのかをに驚愕の表情が浮かぶ。

そりゃそうだ。たった今目の前で格下の神とはいえ武の神を叩きのめしたのだ。驚かなければ逆に何がほしいのかと聞きたい。

八坂「いいだろう、大和が負けた場合は大和の解体および私は諏訪の軍門に下る。どうだ?」

狂矢「いや諏訪子が望んだのは戦闘行為の即時停止これだけだ。ほかはなにもいらないってよ、よかったな?」

アマテラス「いや、あまりにもこちらに有利ではないか。そちらは何も得ることはない。交渉とは平等でなければ意味がない!!」

諏訪子「得るものならあるさ」

諏訪子が突然現れた。ビビったww

アマテラス&八坂&狂矢「!?」

諏訪子「驚いたかい?」

狂矢「決まってんだろ!」

諏訪子「まあそう怒るな、ただなぁ狂矢最後の交渉条件あれはなんだい?」

やばい。聞かれてた。目が明らかにキレてる。

諏訪子「私はあんなこと言えといったかい?」

狂矢「うんにゃ」

諏訪子「じゃあなぜ!?」

そんなの決まってる。

狂矢「あんたに迷惑かけたくないからに決まってんだろ!」

諏訪子「はぁ!?」

狂矢「あんた言ったよな?自分には残った国の希望が自分に集まってるって。それを奪われたらあんた消えるだろ?信仰を奪われるんだから消えるよな?大切な人の身代わりになるのは悪いことかよ?」

言っちまった、隠そうと思ってたのに…ほんと隠し事は苦手だわ。

諏訪子「ならもっとうまい方法があったろう?八坂神の軍門に下るとか」

狂矢「あんたは他国とはいえ人が犠牲になるのを見過ごせるか?自分の手で民を手に掛けられるか?大和は徹底抗戦を唱えた国を問答無用でつぶしてきたのを忘れたか?」

狂矢「だからこそだ。俺が八坂に入れば俺の血で八坂を強化してその国の神だけをしとめるだけで済む。だいたいただでさえ強いんだ強化された神力で脅されれば相手側も投降せざるを得ない。そうすれば無血開城する国も増える誰も傷つかない」

そうだ。これが最善なのだ。諏訪子も強い。だが、万が一負けた時の犠牲が必要なのだ。

八坂「何を勘違いしてるかは知らないが、何も洩矢神の力を奪おうとは思っておらんよ?」

……へ?

八坂「私の目的はあくまでも全国統一だ。そのためにはときには非常にならざるを得ない時もあるが、私の軍門に下るなら歓迎するし力も奪いはしないさ」

じゃあ俺の諏訪子との口論は何だったのか?恥ずかしいだけの無駄ではないか。

狂矢「先走りすぎた……恥ずかしい………」

何とも恥ずかしい醜態をさらしてしまった

アマテラス「大切な人の身代わり……ぷくくく」

アマテラス大爆笑である。

あいつ殺すまじ戦争になったら真っ先に殺す

諏訪子「ま、まあ狂矢が私のことを大切に思ってくれてるのはわかったし、良しとしようかな?」

狂矢「顔真っ赤だぞ。諏訪子」

しまった。

諏訪子「◎★△⑨!!!!!」ボンッ!キュー…ぺタ

暴発した。やべえ。

狂矢「気ぃ失ったな」

初めてのお姫様だっここいつでいいかな?

狂矢「よっ!」

軽い、見た目通りにとても軽い

神奈子「大丈夫かい?」

狂矢「ああ、じゃあ三ヶ月後に戦場で会おうや」

神奈子「洩矢神に伝えてくれ。貴女の従者は負けても貴女の従者のままでいいと」

あー…また暴発しそうだな。

狂矢「わかった。伝えとく。じゃ!」

アマテラス「くっくっく…ははははは!!!」

まだ笑ってやがる。

そして俺は洩矢神社へ走り出した。

アマテラスはまじ殺すと心に誓って……!!

 

 

さて三ヶ月後には戦争だ!!




ずいぶん長くなってしまった。
ほか全部1000文字くらいなのに5000文字って。
長かった。本当に。
狂矢君の諏訪子に対する想いはまあ200年一緒に暮らせばこんなもんですかね?絶対もっと進展してるか。
長いので、多分どこかしら間違いがあると思います。一言とかでもいいので間違いを修正していただけると幸いです。
しかし、夏休みの読書感想文終わんねえから、自分の書いて出してやろうか。
遅くなりましたが、お気に入り登録していただけると嬉しいですね。やはり。素直にね。
では、読むだけの方も、感想くれる人も、今後ともよろしくお願いします!
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