初猫写…不安が積もる一方です
そんな人でも構わないって言う人は見てって下さい!
3人はあれから何処まで走ったのであろう
森林の中に入り込む、空を見ればもう真っ暗であった
そして道中で見つけた釣竿で魚釣りをしていた
「…」
竿を振っては投げ釣りするも
「うぅ」
「お腹空いたわね…」
「我慢しろよ…全く、何で俺が釣りをしなきゃならねぇんだよ」
ブツブツ言いながらも釣りをしている彼であるが内心は何が釣れるのか楽しみにしていた。だが蓮はふと気になる事を口にした
「そう言えばKUSANAGIさんって今までどうやって逃げてきたの?」
「運が良かっただけだ…だが俺が目覚めてカプセルから出た瞬間に他のクローンも目覚めちまったがな…ある奴も…目覚めちまった」
「ある奴って?」
「No.47…狂人かつ今までのファイター達の戦闘データが取り込まれているクローンだ」
「という事は…」
「あぁ、もしかしたらファイター達以外の戦闘データまでも取り込んでいるかもしれねぇな」
それを聞いた姉妹は自分達の戦闘データまで取り込まれていたらどうなるのか不安が過ぎっていた
「まさかだけど…私と彩のクローンも居る可能性も…」
「考え過ぎだよお姉ちゃん…でもそう考えると何か嫌だな」
「散々嫌な思いをしているのはお前等だけじゃねぇ…八神とオリジナルだ」
「でもKUSANAGIさん、もし本物の草薙京と会ったら…どうするのですか?」
「…考えてもねぇよ、だが…俺を確実に殺しに来るだろうな」
「そんなことは絶対にさせないわよ」
「意地でも私達が阻止するんだから」
「お前等…!」
不意に立ち上がり周りを見渡す
そして此方に近づいてくる足音が幾つか聞こえ、釣竿を置いて3人は身を潜めるかのように移動し隠れ様子を伺う…しかしKUSANAGIが置いていた釣竿に反応が
「んな、こんな時に!」
ヒットしたかとKUSANAGIは即座に釣竿を手にしてリールを巻く、だが負けじと引っ張られる
「く、KUSANAGIさん、今釣ってる場合じゃないですよ!!」
「そうよ!こんな時に限って空気を読んでほしいわね」
「だが、俺にはした事のねぇ業なんだ、だからと言ってこんな所で諦める訳にはいかねぇんだよ!」
釣竿を握りしめ力をだし引っ張り吊り上げた…のだが
「…てめぇは誰だ」
「モシャモシャ…!イタイ…」
餌を食べながらもフックに引っかかったのか涙目を浮かべる
「…口を開けろ」
「レ?」
黒いコートにフード、そしてネッグウォーマー、肌は白く紅い瞳、白くて長い尻尾の少女を釣ったKUSANAGI、その口の中に指を入れてフックを取る
「…だ、大丈夫か?」
「ダイジョウブ、アリガト」
「KUSANAGIさん、女の子を釣るって何のフラグですか?」
「知るか!」
「?」
少女は首を傾げるも何か感じたのか
「…ナニカクル、シカモ…イッパイ」
「さっきので気付いちまったかもな」
「そりゃそうでしょうね」
「流石に物凄い音したんだから気付かれちゃうのも当たり前だよ」
「ならこんな所にいても仕方ねぇだろ、強行突破といこうじゃねぇか…後」
「?」
「てめぇの名は」
「レレ?レ級ダヨ」
「そうか、レ級か……ん?待てよ、お前確か…いや何でもない、俺はKUSANAGIだ」
「私は蓮、妹の彩よ?宜しくね?レ級ちゃん」
「!……」
ビシッと敬礼しつつもKUSANAGIを見つめる
(コノ人間…ドコカデミタコトアルヨウナ…デモ、同ジ顔ノ人間ノ奴ラトチガウ)
(気のせいかもしれないが…だがこいつは俺の隣のカプセルで眠っていた奴に似ている)
何か見覚えのあるかのように思いつつ別の方へと振り向く
「見つけた…鬼神猛撃拳」
「ん(危ない!!)彩!!」
「かは!!」
彩はKUSANAGIを庇いオーラを纏った跳び蹴りをくらい吹き飛んでは川の中へと落ち、すぐさま蓮は彩を助けに行くも、そのまま流されていく
「てめぇは…ゼロ子」
「私の事…知っているのね、No.0」
銀髪のロングに触角のようなハネ毛、そしてネスツ幹部の戦闘服姿の女性が目の前に現れる
「知っているも何も、てめぇはクローンゼロの生まれ変わりだろうが」
「それがどうしたと言うの?喋っている暇があるのなら周りを見なさい、No.0」
「オマエ…大っ嫌イダ」
聞き覚えのある声に気づき彼女に振り向く
「ん…貴女は…いきなり襲ってきたわり私に呆気なく倒されて無様な姿を見せてくれたクズじゃない、そんな貴女がどうして此処に、ま…艤装なんて無ければ只の子供…艤装が有っても私には指1本触れることが出来ないのだろうけど」
「…ク」
レ級の手には何故か蒼い炎が、だがその炎が出ているにも関わらず気づいていない
「お喋りが過ぎたみたいね…私が出る幕じゃないのだけど、お願いするわね?No.13」
「よっしゃああああああ!!!!」
叫びながら回転しゼロ子の隣に立つ
「この俺…No.13が貴様等の相手をしてやろう…だがその前に」
指を空に指して
「殺れ…完膚なきまで叩きのめせ!!!」
周りに居たクローンが一斉に動き2人に襲いかかる
「No.13、後は任せたわよ…私はあの2人を探してくる」
「御意、ゼロ子様…この俺様がこいつらをボッコボコのギッタンギッタンしてやるよ」
そう言ってゼロ子は背を向けて歩き去り、13はその場で見学
一斉にクローン達はKUSANAGIとレ級に襲いかかるも
「ジャマ!グゥ!!!チィ…マダダヨ!!」
尻尾で薙ぎ払うも二三発モロを食らうも体勢を戻し踵落としからの裏拳、そして
「フン!!」
そのまま蹴り飛ばすもふらついてしまい膝を地面に着けてしまう
「レ級!!がはぁ!!!」
「余所見してる暇なんてねぇんだよこのタコが!」
「っ…うおらぁ!」
KUSANAGIは朧車からのR.E.Dキック、闇払いからの
「燃え尽きろおおぉぉ!!!」
数人に目掛けて大蛇薙を繰り出し、着地した瞬間に琴月·陽をお見舞いする
「どうしたどうした、てめぇ等の力はそんなもんかよ!!!」
「貴様…言わせておけば図に乗るなよ!!!」
挑発にのったクローン達はレ級じゃなくKUSANAGIに襲いかかる
「てめぇ等とは格が違うんだよ」
ぼそぼそと呟きながらも地面に炎を走らせ鬼焼き、平然とクローンは避けた瞬間、目の前にはKUSANAGIが
「んな!!?」
「業火の如く…燃え尽きろぉお!!」
闇払いと共に火柱が立ち上がりクローンを巻き込んでいく
「後はお前だけだ、13」
「中々やるねぇ0…だがこれはどうだ!」
13が旋風脚
「甘…んな!がはぁ!」
「甘いのは貴様だ0!」
旋風脚からの踵落としがKUSANAGIの後頭部に直撃しふらついては膝を着ける
「ぐ…もろにくらっちまったじゃねぇかよ」
目を開くも視界がぼやけているのか人の姿さて見れなくなっていた
「俺はこ☆こ☆だ☆」
ステップしながら顔面に蹴りをくらわせ仰向けで宙に浮かれKUSANAGIはそのままハンマーブローを叩きつかれる
「がはぁ!」
額から流血、吐血してそのまま大の字状態に
「死ネェ!!!」
レ級はクローンの顔を掴んではそのまま叩きつけ尻尾で吹き飛ばす
「!!!」
即座に駆けつけた13が尻尾を掴みそのまま三段蹴りからのヤクザキックで顔を蹴り倒し足で腰を踏みブチブチブチと異様な音を立てながら尻尾を
「ァァァアアアアアア!!!!」
断末魔の叫びが響き渡るも気にせず13はKUSANAGIが居る場所に目掛けて蹴り飛ばす
「グァ」
視界に吹き飛んでくるレ級が分かり受け止めるも大木に背中をぶつけ
「ゥア、ハァア…ナ、ナゼ…ワ、私ヲ」
「はぁ、はぁ、はぁ…さぁな…」
「………」
徐々に周りが見えて気を失ったレ級を横に寝転がせ、血を垂らしながら立ち、構えるも束の間、クローンに取り押さえられサンドバッグのように殴られ
「ゥウ!グハ!」
「ぐぅ!ぶはぁ」
腹部を殴られ吐血したレ級は意識を取り戻すも
「っ!」
「ゥア…ァア…ゥウ」
2人は気を失うまで袋叩きにされそのまま倒れ込み、見学していた13はレ級の顔を踏みつける
「大したことねぇな2人共…もっと楽しませてくれると思ったのによぉ…つまらん奴等だ、それにNo.0…お前もやっぱり欠陥品だなぁ…こんなクローンの奴等にあっさりボコられちまうとはなぁ…情ねぇ、ろくなデータしか取れねぇ…お前等、そいつ等を殺せ…これでな…俺は本部に連絡してくる」
13は懐からナイフを出しクローンに渡しその場を後にした
「何を笑っているんだ0…そうか、狂っちまったか」
「何がクズだ…てめぇらこそ欠陥品なんじゃねぇのか?あぁぁあん!!!」
取り押さえていたクローンが吹き飛び全身に炎を宿していくも段々と炎の色が真紅に
「な、何が起きた、貴様…何をした!!!」
「欠陥品欠陥品連呼しやがって、一つ言わせてもらうぞ…さっき言ったよな…格の差が違うってなぁあ!!!」
「……」
うつ伏せのまま倒れているレ級は彼を見つめ、そのまま気を失う
「ふ…だがここからが本番だぞ…0…此処で貴様がこの俺様に敗北するんだからなぁ!!!この俺様を…本気にさせた事を後悔するんだなぁ!!!!」
13も炎を纏わせていく
「俺も言えた事じゃねぇが…クローン風情が御託を抜かしてんじゃねぇぞぉ!!」
2人の拳がぶつかり合う
次回は彩が川に流され助けに行く蓮
そしてその姉妹を探すゼロ子
果たして3人はどうなるのか!!!
次回ネスツ流暗殺拳vs北御門流古武術