とある提督の追憶   作:Red October

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ただの拙作の設定をまとめたものです。この作品をお楽しみいただくためのエッセンスみたいなものだと思ってください。

お読みいただかなくても結構ですが、なるべく最初にお読みいただけますと幸いです。今頃うpしといてなんやねんって話ですが(笑)


なお、順次書き足される可能性大です。


17年12月28日 クロスオーバー要素一覧を付け足しました。
18年1月9日 用語集に「大本営」を付け足しました。
18年1月11日 クロスオーバー要素一覧に、登場人物1名の記述を追加しました。
18年2月13日 一部設定を変更し、深海戦乱開始時期を「2060年頃」から「2045年頃」に変更しました。


現時点での設定詳細

〔時代解説〕

日本は太平洋戦争に敗れ、その後回復して現代に至るあたりまでは史実通り。その後さらに国力を上げ、アメリカやイギリスに負けない軍事力を手にした。しかし、西暦2045年頃から深海戦乱に突入している。

 

〔用語集〕

〈日本国海上護衛軍〉

この世界の日本国の海を守る部隊。かつての名称は海上自衛隊だった。だが、当初の深海棲艦との戦闘では通常の兵器が通用しなかったこと、艦娘の兵装のみが有効であったこと、他国艦の護衛の仕事が増えたこと、そして対深海棲艦戦闘で多くの艦を失ったことから、再編成が行われ、ついでに名称が変更されて海上護衛軍となった。

なお、深海棲艦との戦闘によって多くの艦が失われ、艦艇数が不足してきたことから、再編成の際に海上保安庁が「日本国海上護衛軍・海上保安部隊」として取り込まれている。なので、沿岸部の警備は旧海上保安庁の艦艇が主に担当し、離島防衛や他国籍艦の護衛は旧海上自衛隊の艦艇が主となって行う、という図式ができている。

 

〈航空自衛隊〉

現代日本の空を守る部隊と同じと考えていい(一部装備が異なり、米軍のF35を持っていたりする。一説にはB2もあるんじゃないかと噂される)。深海棲艦機との衝突が多く、また最近になって他国の航空機を護衛することが増えてきたことから、名称を「航空護衛軍」とするかどうかで議論がなされている。

 

〈陸上自衛隊〉

現代日本の陸を守る部隊と同じと考えていい(やはり一部装備が異なり、M1A2を持ってたりする)。かつては深海棲艦の揚陸艦隊、及び深海棲艦の陸上戦闘車両(足が生えてたりするので車両といえるか甚だ疑問だが)との戦闘も多かった。今は、実戦は少なくなっている…が、離島奪回の際などには、再び前線に立つことになる。「海上護衛軍から深海棲艦の拿捕されたもの、あるいは撃沈されたものの端切れやサルベージしたものを融通してもらって、深海棲艦相手に有効な新砲弾を開発している」という黒い噂がある…

 

〈日本国海上護衛軍・艦娘部隊〉

文字通り、海上護衛軍のうち、艦娘を運用して戦う部隊。すべての艦娘とすべての提督がここに配属される。各地の鎮守府や泊地も、この部隊が運用する拠点、という扱いに書類上はなっている(実際には、鹿屋基地や岩川基地のように、実質的に航空自衛隊の駐屯地になっていることもある)。

 

〈大本営〉

艦娘部隊を中心に、海上護衛軍の他の部隊や、陸上自衛隊、航空自衛隊、その他医療、技術スタッフなどを加えて編成される統合部隊の、総司令部のことである。

この組織は常設はされておらず、必要な時だけ結成され、目的を果たせば解散される。作中では、何度か編成され、作戦行動を行っている。

ちなみに、不正確な情報を公式に発表する、という意味の単語として使われることの多い「大本営発表」であるが、この世界でも行われる。ただし、こちらはちゃんとまともな情報を出している。嘘が全くないわけではないが、まともな情報を出している。大事なことなので2回言いました。

 

〈深海戦乱〉

かれこれ1世紀半に渡って続いている、人類と謎かつ異形の存在との戦いの、公式名称。一般には「あの戦乱」と言えば通じる。相手となる、謎かつ異形の存在は、海の底から出現する場面が多かったこと、及び生物のように見えるが軍艦同様の装備を持つことから、公式には「深海棲艦」と呼称される。

深海棲艦は世界各地の海に現れ、船とみなせば片端から沈め、航空機でも旅客機だろうが戦闘機だろうが容赦なく撃墜するため、海路・空路ともに寸断されていて、各国は大陸ごと、あるいは島ごとに孤立した状態である。被害は先進国のほうが多い。

島国である我が日本は、特に被害がすさまじく、艦娘と妖精が現れるまでは、幅の狭い明石海峡や関門海峡はともかく、津軽海峡を渡ることすら命懸けという有り様だった。

 

〈提督〉

艦娘たちを率い、現場で戦う人間の役職名。適性がないと、たとえ希望したとしても提督にはなれない。男女ともに提督になりうるが、比率としては男の提督のほうが多い。かつての大日本帝国海軍の因果かとも噂されるが、真相は不明である。

すべての艦娘は、提督からの指示以外は、基本的に聞き入れない。なので、どこの国も、艦娘と提督の福利厚生に苦労している。

 

〈艦娘〉

いつ頃からか人類が運用し始めた、対深海棲艦の切り札。海上護衛軍・艦娘部隊でのみ運用される。

見た目は普通の女性と変わらない。それもそのはず、一般公募、もしくは自衛隊内から応募した女性が、適性検査その他を受けて艦娘となっているからである。一般公募出身者だと駆逐艦や軽巡といった小艦艇、自衛隊出身者だと戦艦や空母、重巡といった大型艦になりやすい(もちろん例外あり)。

ちなみにこの適性検査、いったい何をどうやって検査しているのか全くの謎。

 

〈艤装〉

艦娘の装備品すべて(主砲や魚雷はもちろん、衣服からカチューシャ1個に至るまで)の総称。兵器や機関はともかく、衣服なんかは一般の人が着てるものと見た目が変わらない。しかし艦娘のものは、着用するだけである程度の装甲の役目を果たしたり、カチューシャ1個付けるだけで通信精度を上げたりできる。全く摩訶不思議な技術である。

 

〈妖精〉

艦娘の艤装にくっついている、奇妙な生命体。人形をしており、セーラー服を着ていたりする。艦娘を船だとすれば、妖精は揃って乗組員という形になる。

最近になって登場した陸上攻撃機や局地戦闘機は、明らかに艦娘とは直接関係のないものであるにも関わらず、深海棲艦相手に戦果を出していること、そしてそれらにも妖精(と思わしきもの)がいることから、実は妖精こそが対深海棲艦の切り札ではないか…と一部では言われている。

 

 

 

〔現時点で本作に含まれるクロスオーバー要素一覧〕

 

 

※ネタバレに注意。見たい方のみお先へどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・宇宙戦艦ヤマト

タグにも挙げているため、これはお分かりいただけるだろう。主に、戦闘時の艦隊旗艦の艦橋の様子がそれである。

 

 

・銀河英雄伝説

本作の設定にある、かれこれ1世紀半にわたる戦乱の部分(上記参照)。あと、本作の登場人物たちの一部はこの作品の登場キャラがモデルである。答えを見たければ反転せよ。現時点で明らかなのは以下の4人。

 

堺 修一…主人公。歴史が得意(というか好き)なのと、紅茶好きなのと、コーヒー=泥水 の認識と、事務処理能力の壊滅っぷりでお察しください。

答え…ヤン・ウェンリー

 

藤原 海斗…主人公のかつてのルームメート。つまり主人公に近しい人物。堺のモデルがわかっている方ならわかるはず、堺のモデルと同じ陣営の人で、女ったらしな人といえば…

答え…オリビエ・ポプラン

 

西郷 八郎…ブルネイ基地の司令官。老練なおじいさん提督。モデルは少なくとも2人に絞り込めるはず。

答え…アレクサンドル・ビュコック

 

北条 征一…日本国海上護衛軍・艦娘部隊総司令官。北条氏の末裔。とある一族の末裔…筋骨逞しく勇猛果敢…市民にも人気が高い…あっ(察し)

答え…ウランフ

 

 

・総統閣下シリーズ

ダイレクトに入ってる。あちらこちらに総統閣下の空耳がある。他の人の空耳(ブルクドルフの「ダサいし!」やクレープスの「パン食う?」、フェーゲラインの「夜店でタンメン!」など)が出るかは不透明。主人公たちに言わせてみたかったので、うp主の趣味で取り入れただけです、ごめんなさい。

 

 

・ガールズ&パンツァー

演習時に、撃沈判定を食らうと、マストなどに白旗が立つ。


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