旧作・規格外の起源   作:獅狼

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第二十一話

 

さて次はいよいよ練武の洞窟四階

 

此処は傀儡族(マリオネット)の上位種が4×2で並んでいて、その周辺が経験値、マナ+100%のエリアに成っている。

 

魔拳ビッグバンや飛天無双斬のような3×3技か魔法の範囲攻撃6マスか9マスが有れば

 

一撃で六体倒す事ができてかなり楽になる。

俺は前者の両方が使えるので一撃かまして残党狩り、これで行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

この時は忘れていた、ゲームと違ってターン制じゃないので1対8になるということを。

 

 

 

 

 

 

よっし着いた。さあ、いっくぞ~

 

ベースパネルから出てすぐに物陰に入り位置を確認して、

 

敵集団に向かい走って近づき・・・

 

「―――魔拳ッビッグバン!!」

 

 

不意打ち成功!!

 

よし、直撃次は・・・・ッ!!

 

一体も倒れていないだと!!

ちょっ、え?れ、レベルは?

 

に、にひゃくおーばー!?

 

50レベル差で能力もHIT以外は劣っているみたいだし、これじゃ勝てないよ!!

 

こ、此処は銃撃で一方的にッ!!

 

 

って、もう囲まれてる!!

「ちょ、ま、待ってよ話し合いは・・・無理ですか、そうですよね不意打ちしたの私ですからね。」

 

4体に囲まれ残りの四体は少し離れた所で遠距離攻撃の準備かな?

ナイフをジャグリングしてるよ。

 

「で、出来れば穏便にッ・・・・って、ぎゃーーーー!!」

 

返事は正面に居る一体が4体に分身してまるで磔のように腕を真っ直ぐに固定し其処からナイフが覗く、脚も回転しやすいように・・・・って回転始めたぁ!!

 

―――イリュージョンこれがその技の名前だったはずだ。

 

あれ?確か相手を囲むように4体に分かれる筈・・・・!?

 

「え?」

 

うっかり声をこぼしてしまった。

何故なら周りに16体のマリオネットが回転していたのだから!!

 

 

 

こいつら!!同時に使いやがったッ・・・!!

 

その後は

8体に轢かれ宙に跳ね上げられて落ちる直前に残りの8体に、を数回繰り返されて・・・

次にランダムに切りつけるを繰り返した後、思いっきり跳ね上げられて其処にナイフが四方から飛んできて剣山に(ゲームオーバー)

 

オーバーキルだよねこれ、飛んできたナイフの数が一体で軽く10は超えていたしさ(途中でもう死んでいたからそれ以上は分からない)。

 

 

今度は二百以上にレベルを上げてリベンジ・・・

 

 

《ハイ、ストップ。いい加減次行くよ、ずっと修行で飽きたから、次から修行光景は基本とばすから(キング・クリムゾン)

 しかし!!勘違いするなよ、決して書くのが・・・とかネタが切れそうで怖いとかそんなのじゃない!!

 分かったな!!ただでさえ戦闘描写がつらい・・・じゃなくてそういう作者の理由じゃ・・・・・・・・・・いや、ちょっとは在るけど・・・・

ない!!

だから妙な勘ぐりとかは・・・・

 

 

 

 

閑話休題(いい加減本題に入ろう)

 

 

 

 

 

《まあ、もうお前も総レベル300越えだそろそろ次行ってもいいんじゃないか?》

 

「いや、限界の500まで粘りたいんだが・・・」

 

《・・・ッチ・・・・分かったよ、今すぐ、戦士か侍に転生してもらう。それと後これだ経験値ポーションレベル20後半まで上げられるだろう。転生してこれを飲んだら神殿(こうぼう)に来い、分かったな?》

 

「あ、ああ分かった。」

有無を言わせぬ雰囲気でそう言う神に飲まれ文句を言えずにうなずく。

 

 

 

 

そして、戦士に転生して経験値ポーションを飲んで神(ヤツ)の神殿(こうぼう)に入ると・・・

 

《これだけを持って行け、総レベルが500になった所で強制呼び出しをするそれまでせいぜい暴れて来い》

 

そう言うと俺の持っていたP○Pとその他武器と、最低限の服を残して余分な防具が消え道具(四次元)袋のみが手元に残る。

 

「おい、防具無しじゃ流石に・・・《道具袋の中を見れば納得できるだろう。故に逝け》きつぃぃィィィ!!」

 

最後の一言の半分が聞えた時には足元に穴が開いていた。

 

「ちっくしょうがぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふっ」ズンッ

 

はぁ、経験のおかげで何とか着地できた。

身体(ハード)的なレベルは低いから少し脚が痺れたが・・・

 

さて此処は?

 

地形・・・洞窟っぽい

地面・・・全体が一色に薄く光っている―――ジオパネルだ。

ジオシンボル・・・二つ、10マス分は離れた離れ小島(洞窟なのに・・・どういう構想に成ってんだ?)に置いてある。能力は・・・経験値+50が二つ

特殊・・・赤いベースパネル×8、青いのは・・・ない、どうせいないけど仲間は呼べない。

気になる物・・・天井に映る長針と秒針しかない時計で、てっぺん三分前の映像

 

「あきらかに後三分で何かが起こるということだろう、後確認するのは道具袋、何か強い武器でも・・・・・・ゑ?」

 

信じられない物が中に入っていた。

それは初めて作った魔剣、神サマが持ってきた雷獣の牙(と言っていた)を細かく砕いて心鉄に練りこんで打った剣、しかしそれが大間違いだった。

 

その剣はしばらく置いて俺の入れた術式、その剣を基点に球形に(電磁)結界のようなものが広がり最後に中でとんでもない放電が行われるそんな魔剣だ。(某神喰の雷獣の技参照)

―――まあ、使い方によっては雷無効とかそういうものが必要だけど

牙でうまく強化出来るかな?

と思っていたら・・・

 

 

 

 

乗っ取られました。

 

 

 

 

あの牙、雷獣は雷獣でも本当に某荒神の雷獣(ヴァジュラ)の物だったッ!!

腕輪のない神機(旧型:ロング)は魔剣としか言いようがない。

見た目はちょっと帯電した普通の大剣何だけどさ・・・

強力な力を得る代わりに少ししたら世界を喰らう危険満載の化物に成ってしまうのだから。

でも、どうしてこうなったのかは解らない。

 

「ちょwwwこれは無いwww」

 

《安心しろ、時が来たらコアを潰してやる。》

 

急に離しかけてくる神(ゲドウ)

 

「安心できねえ・・・要するに死んだばっかでまた死ぬという事だろ?さっき九割こっそりしっかり持って行かれたばっかりだからかなり懐が寒いんだが・・・億単位のHLが二桁へって100万単位に成ってしまうのか?」

 

《どうせ通貨の違う世界に行くんだから問題ないだろ・・・・まあ、仕方が無いから今回は一分(1/100)にしておいてやろう、なお、この金はお前の新しい体造りに使われる。俺の趣味満載のな。だから出来れば修行場(ここ)では死にまくってほしいくらいだ。》

 

「・・・・はあ・・・・・・」

 

《おいおい、早く用意しなくていいのか?後一分切ったぞ?》

 

「仕方・・・・無い、か。」

 

道具袋から唯一の内容物、魔剣《荒神・雷獣》で、いいかな名前は、今決めた。

それを右手で握り取り出す。

その直後握った右手が異形の手と化した。

猫科の爪に毛むくじゃら、雷獣(ヴァジュラ)の牙を用いてその力を模範しようとしただけ在ってハンニバルとかでは無くてヴァジュラになるようだ。

 

どこかで偏食細胞を手に入れたいものだ。

 

侵食が肘まで来た所で天井の時計が0を指して、重たい鐘の音が鳴り響き、赤いベースパネルからそれぞれから魔人(ランク1)が剣を携えて現れる、レベルは・・・30、結構なスパルタだな、NOダメージでクリアしろってか?

 

「やってやろうじゃねえか!!」

 

そう叫び、オラクル細胞で強化された脚力で駆け出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふっ、これで十回目終了!!」

 

十回目、80体目の魔人を切り倒す、完全に異形と化した右腕、右手の爪で。

剣は左に持ち替えた。流石にこの手では持てない。

右腕が完全に獣の腕に成り何とか肩で侵食を押さえれているが、左腕ももう後三分と持たないだろう。

辛うじて剣が握れる程度で肘まで毛むくじゃら。

 

いや、正直今すぐにでも急速に進行してもおかしくない。

 

回数を重ねるたびに強くなる敵、魔力を薄くすると急速化する侵食、剣の能力は使う際に同時に侵食を抑える事が出来ないのでそれで右腕は完全に飲まれた。

そして、もう、その魔力すら餌にする細胞(ヤツラ)が出てきてさっきの言った三分は正直、左腕じゃなくて意識と言った方がいいのかもしれない。

 

 

 

「はぁ・・・休ませてくれよ・・・」

 

 

こっちの事情はお構い無しに現れる魔人、しかも今回の装備は銃、自己防衛か傷を受けた場所は真っ先に侵食され傷がふさがる、おかげで体中が中途半端に毛むくじゃらになっている。

 

「ハァ・・・・」

 

抗うのを諦めた。ゲームでの飲まれた後にあったであろう精神内での戦いを考えて鬱になるが仕方が無い、遅いか早いかの違いだ。早く成ってよく食った方が荒神(オレ)も多少は楽に(強く)なるだろう。

 

だらんと腕の力を抜く、と同時に全身を銃弾が貫く、魔力切れ―――オラクル細胞に食われ続け今ほぼ無く(カラに)なった。

 

それと受けたダメージによりもう意識も薄れてきた、いや飲まれ始めたのかな。

 

持っていた大剣も身体に吸収(同化)されもう身体はほとんど獣に成っている。

大きさは人より二・三回り大きい程度。サイズが急激に変わるわけも無いか・・・

 

 

この身体はもう、俺の制御を受け付けない。

 

 

しかし、最後に言いたい。

 

 

どいつだ、一人だけ頭に撃ちこんで来たのは!!

 

 

 

 

■■■―――――!!!!

 

獣が吼えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして俺は今、ウロボロスのよりは小さい大きさのヴァジュラと対峙している。

 

「はっ、コイツに勝って元に戻るか、目標にたどり着くまで生き残るかのデスマッチか・・・

でか過ぎるだろ・・・・そしてこいつと戦うには此処は狭すぎるだろ・・・」

 

用はビルのような虎を相手に戦うと言う事だ。

そして与えられた戦場(フィールド)はこの虎(ヴァジュラ)の5×5程度の大きさ・・・

いや、本当はかなり広いんだけどこいつがいると狭く見える。

まあ、どうせ広くても一足で移動する距離が違いすぎて笑い話にもならないけどな。

 

何だよコイツ、高さ20mは軽いんじゃねえのか?

 

 

「さて、と。

 

 

 

せいぜい生き残りますか・・・」

 

――■■■――■■■■■ッ

 

そして雄叫びを上げるヴァジュラの方に走り出す。

近い方が見失いやすいだろう、踏まれないように足元を逃げ回ってやるッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

後日談と言うよりその後の話、と先の話

 

 

両手両足を捥がれながら魔力放出で飛ぶ、と言うより跳びながら必死に惨めに情けなく逃げ回っていた

 

 

体感時間で数時間、実際は二十数分程度だっただろう。

 

マルカジリされる寸前で意識がまるでコンセントを抜かれたようにとんで、気が付いたら神殿に五体満足で横たわっていた。

 

 

そして見た光景は、空間投影ディスプレイ?で荒神(ヴァジュラ)化した俺の戦闘を見ている神・・・

 

最初は全長3m足らずだったヴァジュラ()は本来は荒神(どうぞく)を喰らい進化するのだがどうしてか魔人を喰らって大きくなっていた。

 

 

 

結構な上位種で強いから俺の能力で魂を喰らい、荒神として肉体を喰らってどんどん強く大きくなっていって、最後には平均的なヴァジュラとしての大きさでとまり、その後は雷撃を多用するようになっていた。

 

 

 

そしてその後少しした時だ、急にガラス玉の砕けるような音と何かが破裂するような音が同時に聞こえた。

 

するとまるで沼に沈むように自重に堪えれず崩れ落ちながら気化していく・・・

後には一本の大剣が残りその大剣は光に包まれて消えた。

 

《これがお前のその後の戦闘だ。しかしなんとも凶悪なヴァジュラだ。電撃飛ばしながら攻撃とか・・・器用で怖いな、電気玉避けて立て直したら既に突っ込んできているとか・・・初見殺し?二回目三回目でも避け切れ無さそうなんだけど・・・》

 

「俺もそれで腕持って行かれて大変だった。」

 

《お前も?・・・ああ、そうか。奪うか奪い返すかの戦闘してたのか・・・余計なお世話だったか?》

 

「いや、おかげで助かった。後数瞬遅れたらマルカジリされていた。」

 

《そうか、じゃあはじめの世界に転生と行こう・・・その前に立派な魔剣を作れたお前にお祝いとして名前をやろう・・・・・・・東西南北・・・・青赤白玄・・・白玄(はくげん)蒼朱(そうしゅ)で良いか?》

 

「適当だなおい!!後、青龍の青は今で言う緑だ!!」

 

《いや、別に其処はいいでしょ

他の候補には・・・

一(にのまえ)一(はじめ)とか十(つなし)九十九(つくも)とか在るけど・・・》

 

「更に雑になってる!?」

 

《ッチ・・・じゃあ白黒(シラクロ) 灰根(ハイネ)白(聖)・・・はまだだが、黒(魔)を両方持ちあわせながらその境界線に立ち、生み出す者、さらに根に・・・・っとこんなもんでいいか?》

 

「その理由、今考えたよね!?そして途中で切らないで!!」

《本名:白黒 灰根、鍛冶銘:白玄 蒼朱これで良いか、よし決定!!》

そう言って紙を取り出して判子を押す。

《フハハハハ、これで貴様はもう白黒灰根だ!!もう変更は効かない!!手続きが面倒だから。》

さっきの途中で切るなの発言は無かった事になったようだ。

「ちょ、おま、本当にステータスの名前の欄が埋まってる!?」

名前:白黒 灰根 (シラクロ ハイネ)って書いてある。

《ああ、一一 一に改名したいならしてあげるよ。今の称号、初級転生者、魔剣の鍛冶師に人逸初を追加してね。》

 

「遠慮しておきますまだこっちの方がギャグじゃない。え?称号?・・・称号と鍛冶師としての称号の二つが在るのか・・・そして例外も在ると。」

ほ兄も気になる所は在るが・・・

《そう、一定時期に変更可能な称号になら変える事も出来る。一種の装備品だな。

 まあ、確かに転生して、漢字で名前を書くとき恥ずかしいな。》

 

「そしてちょっといいか?何でLv0なんだ?」

 

《あ、そうそう今はもう転生を始めだした状態だから外に出ると体が無いよ~

 結構古代に言ってもらう予定だから。人が影も形も無い時代で寿命いっぱいまで大自然を感じて次の糧とするがいい!!そしてさっさと職業を選べ!!》

仕方ない・・・ファイターでいいか・・・って

「おい、待て何だ人が影も形も無いってどんな昔だ!!」

確か億単位で昔の話だよな。

《ん~確か、大型爬虫類が闊歩している時代かな?もしかしたらそれ以上前かも。》

《職も決まったようだし行ってらっしゃい。大丈夫、今みたいに栄養とかそういうのが難しい時代だし・・・いろいろあってせいぜい五十年だから。》

《次回からは物語ベースの世界だから楽しみにしていてね。》

《流石に弱肉強食の世界で親がいないのに赤子からは無茶だから15歳くらいからにしてあげよう。》

 

 

転生時の一時的な気絶?というより寝て(死んで)起きた(生まれた)というのが正しいのか?

まあ、その間の空白時は意識がないんだけどな。

それによって段々意識が遠のく時に聞こえてきた。

 

 

 

《あ、そうだ。この話はキングクリムゾン(飛ばす)から。》

 

 

 

ちょっとまてぇぇぇぇぇ!!

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