旧作・規格外の起源   作:獅狼

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第二十三話

 

一人暮らしが始まり一年がたちました。

誰も尋ねてくることはありません。

爺さんの日記を見つけました。

 

 

ほとんど白紙でした。

 

 

外に出たことは書いてありました。大体定期で外に行ってます。

同じ日付ばかりなので年に一回くらいのペースで外に何かを買いに行っているようです。

でも・・・・

 

 

 

 

今が何時なのかさっぱり分かりません。

暦もさっぱり分かりません。

でも、此処が地球ならおそらくどこかは分かりました。

きっと此処、中国です。日記が漢字だらけでした・・・ってか漢字しかありませんでした。

三国志の時代ですか?それとももっと前ですか?あの無双系のゲームの世界だったら絶望しかない気がする。軍師がビーム出したりしながら前線を駆け回り総大将が敵大将の所まで突っ込んで無双するとか・・・

フザケテルンデスカ?しかもそんなのが一国に数人もしくはダース居たりするんですね、分かります。

 

一般兵涙目・・・・

 

 

 

 

 

閑話休題(気を取り直して)

 

 

 

さて、現状外に出るのは問題だ。木の塀(じょうへき)はどうやら上に上れるくらい本格的な塀(じょうへき)のようなのだが・・・如何せん、梯子しかなく七歳児の身体では上れない。

上に何が在るのか木になる・・・もとい気になる。

それよりも外の様子が気になる。

小屋?の二階から見れば外は森だとわかるのだが・・・・あくまで木が沢山見えるからだ。

と言うよりもさー普通こういうのって敵が来た時上りやすいように階段とか在るもんじゃないの?

いや、なんだ、爺さんが一度この塀(じょうへき)を数秒で上りきっていたから不要なんだろうけど・・・

知っているか?梯子って上る時に使わないんだぜ・・・降りる時にも使ってなかったけど・・・

近くの建物の壁を使って三角跳びで登っていくんだ。

降りる時も順番に高い所から低い所を繰り返して降りるし・・・何に使ってたんだろうこの梯子・・・

 

 

 

え?何でそんなに元気な爺さんが死んだかって?

 

風邪だよ、なんか咳が問題だったみたいだ。咳が酷くなって来た時に言っていたな・・・えーっと確か、

 

〈ゴホッこ、呼吸がゲホゲホ・・・みだゲホ、れるゴホゴホッは、波紋が・・・ゴフゥゥゥゥ!!〉

だっけか?

何で風邪を引いたのかは分からない。何者なのかも分からない。絶対に分からない。

でも風邪を引いてから急激に老化して風邪が治って一月で老死した。

最後は百歳を越えていそうな老人だったな~。

 

 

 

閑話休題(絶対に気にしない。)

 

 

 

とりあえずこの一年は慣れの期間と、農具など此処に在るものに概念付加して使いやすくした。

直接打った訳じゃないからレベルは大分低いがまあまあの出来だった。

 

外に出ようとも思ったが・・・門がね、外に向かうあ~なんだ、その・・・物の怪姫のあの門、あんな感じだった。こういうのは開ける装置が在るはずなんだが・・・その装置、なかった。

素手で押し開けてたんだねきっと。

何t在るんだよこの門・・・他と半分同化して分かり難いし・・・初見だとじっくり見ない限り何処から出入りするか分からんぞ。

 

 

 

 

あと八年・・・長いな~




本日ここまで後三十話
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