(´・ω・`)やあ
落ち着いて聞いて欲しい。
村民(かぞく)が増えたんだ。
そして今、俺は部屋割りを決めるのに大忙しなんだ。
成人が27人、子供が33人の計60人。
そう、
村の男どもで大猪(ファンゴ)狩りに行った時の話だ。
初めて行くから森の浅いところ(なぜか深くだと外側より強い)に行って獲物を探していた。
するとだ、女子供の悲鳴が聞こえてきて駆け付けたら・・・・うん、何かいっぱいいたんだ。
しかも大猪(ファンゴ)二頭+若い首領猪(ドスファンゴ)に狙われて。
大猪・・・・もうファンゴでいいや、ファンゴ二頭を任せて突進準備のドスファンゴを後ろから零閃で、後ろ足を切り落として横に回って斬刀で胴体に対し縦に零閃、真っ二つ!!
と言いたいところだが・・・・残念ながら半分までしか切断できなかったが十分致命傷。
さらに後ろ足はないので近づかなければ危険もない。
残りのファンゴはどうなったのか見たら・・・
一頭はランスで頭をさっくり、突進してきたところをまず片手剣で側面から前足の付け根?を切りつけ、地面に向かい前のめりになったところをブスッ!!っとやったのかな?穂先が額に三割刺さっている。
すごいのはランス使いの彼が盾を受ける面を横にして地面にめり込まして自分も先に踏ん張れる準備をして、ランスを押し込まれないように固定していることだ。
もう一頭は・・・・こりゃひどい、突っ込んできたところをハンマーの横殴りフルスイングからの大剣振り下ろし(両方走りの勢い付き)で頭がパーン。
しかし、ハンマーの横殴りフルスイングの直撃はすごいな・・・少し跳ね上げられた痕跡がある。
この時点で死んでいたんじゃないか?
ダメ押し大剣で頭カチ割れてるよ。
アルェー?予想以上の強さをもう持っていたようだ。
中層ぐらいなら余裕なんじゃないのか?
武器が良いってのも有るんだろうけど・・・えらくアッサリ終わったな・・・・
まあ、あの猪をどうするかは・・・先にあの人たちをどうにかしてからだ・・・な。
ってな感じで拾ってきた。
しかし、こんなにたくさんの難民、一体何があったんだろう・・・
後で聞くか、今は女性陣に炊き出しをして貰っている。
家屋は・・・大丈夫、足りそうだ。ってかまだ余裕がある。
10家族に七人の成人、子供は半数が孤児。
幸い?子供は年齢もピンキリ、手のかかりそうな年齢は何処かの家族に預ければ問題無いな。
みんな教育して、外に出ても名をある程度残せるように育て上げてやる。
・・・よし、こんな感じでいいか。
まず家族でまとめるのは当たり前で、小さい子は・・・後で預かってもいい人を聞いてその人たちに預けるとして。
あとは独身は仕方がないから一部屋でも優先して子供を預かってしてもらうとしよう。
分別の付きそうな子供は男女に分けて四人一部屋にしておく。
さて、食事中の彼らのところへ行って鍵を渡して来るか。
「さてと、先に皆さんの関係を聞いておいて、部屋割りを決めさせていただきました。」
ついでにこの村の責任者だという事はあらかじめ告げてある。
・・・納得してもらうのに時間がかかったけどね・・・・
「部屋をもらえるのですか?」
まあ、今後のことを考えるので食事でもして待っていてください。って言っただけだからな。
「でもその前に、どうしてここに?巨大な猪が大量に出る危険な森だということは知られていないのでしょうか?」
先日のあの人たちは引き際がよくて被害も大したものではなかったから情報が出回っていてもおかしくないんだけど・・・
「いいえ、確かにここは危険な森だという噂が大分前から流れていました。だからこそここには賊も入ろうとしません。だから、危険を覚悟して入ったのですが・・・・」
ああ、なるほど、賊か・・・やっぱりそういう奴らもいるのか、しかし、それなら問題ないか。嘘言っている様子も無いからね。
「なるほど、しかし、一里も行かないうちにファンゴとドスファンゴ・・・ああ、あの大猪と巨大猪を私がそう呼んでいんです。・・・奴らに見つかって狙われ危機一髪という時に私たちが現れたということですか?」
「・・・‥‥‥いいえ、実は私たちの護衛をしてくれた人が一人いたのですが・・・・文字通り、刃も立たずやられてしまい、あの時は彼が惹きつけてくれている間に逃げたのですが追いつかれてしまって・・・」
ああ、一人犠牲が出たのか・・・だが、おかしい、なぜこんなに少ない?護衛が一人というのもおかしい
村の全員ではなく一部を逃がしたということか?
つまりはその村の壊滅は必死、だから逃した、未来のある若者を逃したと言ったところか?
「ちょっと聞き辛いのですが、逃げて来たのはこれだけですか?他の人は
だけど、目の前で全滅したと言うには精神状況が良いから後者だろう。
「・・・・・それは・・・「私から話します。」え!?」
ん?ほかの人が立候補?
「流石に、一人だけに全部を話させるなんてことはさせれません。今でさえ、涙を堪えながら話をしていたのだから。
実は、私たちの村には老人や私たちの親世代が残り、私たちが逃げたことを悟らせないように惹きつけると言いだし、私たちを逃しました。私たち以外の若いものは外に出稼ぎに出ていたので、ただもう仕送りはいらないとだけ伝令をだし。みんなは村に残って籠城みたいなみたいなことをすると行っていました。
県令にはもう救援要請を出したから時期に助けが来ると言って!!」
・・・・彼らにも分かっているんだな“全滅が避けられないのならせめて”そう考えていたということが。
「・・・・もういいですよ。分かりました。あなたたちをこの村に受け入れます。ついでに、この村の一員になったからには、皆さんにはこの村を守るための力をつけてもらいます。あと二年したら外に仕入れに行くことにもなるので、その時には少数精鋭かこの村の半分を連れて動くことになると思います。それまでには半数でこの村の防衛が可能になるよう鍛えますので、覚悟してください。
しかし、悪いことではありませんよ、その中の呼吸法には老化を遅れさせてさらに傷の治りが早くなる力もありますから。」
うおぅ!!女性陣がなんかすごい反応を見せた。
と、いうことで私を含めて72人の村になりました。
追記、なんか、いま、漢王朝らしいです。