「そういえば・・・あの四人の実力はこの身を持って知ったんだが・・・
灰根、君はどれ程のものなんだ
アレだけの力を持つ者を纏めているのだからそれだけの実力が有るのだろ?
正直彼らを見た後だと恋・・・呂布がちょっと可愛く見えそうだよ」
「いや、俺は
実はモンスターハントでレベルが上がりすぎて人とでは勝負に成らないから戦わない・・・と言うのを省略しているのだが内緒だ。
「そうなのか・・・」
ああ、
だから、俺は嘘はついていない。
「しかし、やっぱり凄いよな猪車(これ)こんなスピードでこれだけの荷を引いていたら馬であればすぐに潰れてしまうぞ?」
「そりゃー規格外の大猪だからな力が桁違いだ、更に持久力が付くように訓練したからな・・・馬の数倍の働きは軽くしてくれると思うぞ?ただし結構野生だから自分より弱い物には基本、従わない」
「へぇ・・・てことは皆コイツに勝てるくらいの力は持っているんだ・・・」
「
「え?」
「ん?」
「何それ怖い・・・」
「いやいや、こいつ等も強くないから、せめて頭(ドス)じゃないと・・・」
「本当に怖いな・・・この大きさの猪だとマトモに剣が通らないだろうに・・・」
「え?一般的な武器で皆狩るけど?中には鈍で行く奴も居るくらいで」
「そんなんでどうやって斬るのさ!!」
「え・・・それは・・・・気合で?」
「その時点でビックリだよ!!」
「ビックリ?」
「え?あ、ええと・・・驚いたって事だよ」
「まあ分かってたけどな」
「だったら何だよさっきの反応!!」
「からかっただけ~」
「この野郎ッ!!」
「ところでこれ、何処に向かっているんだ?」
「洛陽」
「え?でも俺が来たのと全然違う・・・」
走っている最中の猪車に突然草が出現し・・・
「それは真っ当なルートから来たからでしょうね。実はこの森、隠し通路・・・と言うべき不思議な道が有りまして・・・今はその中の洛陽行きに向かっている所です。え~と・・・私達の街から二刻(四時間)ほどの場所なので後一刻ほどで洛陽近くの森に着きます」
「え?」
「深く考えるな。俺もそうしている」
「それでいいのか!?」
「そうするしかないんだ。もっと考えてはいけない存在は阿呑だ。未だに進化を続けている」
「え?」
「身長も人の二倍有る、体重に至っては人の五倍近くだ。更に最近、振脚からの攻撃を覚えてな、素手で!!
重要なことだから二回言ったが、もう人間やめてんだよ!!素手で自重の数倍は軽く超える生き物を殴り殺すんだぞ!?いけね、三回言っちゃった。
更に!!
体重が未だに増え続けている。この意味が分かるか!?」
「え?太ったとかは・・・・無いよなぁ~」
「そうだ、奴が太る事なんてありえない。筋肉の密度が上がっているんだ。現状、奴を斬りつけるには大業物と達人の腕が要る・・・・正真正銘の化物なんだ!!」
「なに!?何だその鉄人(そのままの意味)は!!」
「阿呑だとしか・・・」
「うん・・・そうだね・・・」
「そういえば・・・人が少ない気がするが如何言う事なんだ?」
「こっちの兵の数は約500、その中から400ほど連れて来た。将も俺、阿呑、草、朱麗の四人だ。正直、これだけ居れば七万相手にしても死者零で何とかなりそうな気がする」
「なるわけ無いでしょう!!相手はおそらく数十万ですよ!?囲まれたら終わりじゃないか!!」
「・・・・阿呑が居れば突破できる・・・と言うかうまくやれば阿呑だけで圧勝できそうな気がする。
岩の水平投げとかやっていれば一発で数十人、武器を振っても数十人、うん一日で数万人、十日で終わるね!!」
「終わる訳無いでしょうが!!」
「そうだな、それに援護射撃とか運良く抜けられた奴に対しての攻撃があるからもっと早く終わる・・・」
「だからその計算がおかしいって!!」
「いや、一番最初に連合の総大将暗殺すればもっと早く?」
「止めれ!!」
「唐突に 首が飛ぶ飛ぶ 総大将」
「原作崩壊どころか主な勢力の全滅!?」
「HAHAHAHAHAHAHA・・・・・冗談だって、そんな事した乱世が長引くじゃん」
「やれないと、言わない事が、恐ろしい!!!」
「だって・・・簡単だろ?草」
「はい、ただ首を刎ねるだけなら容易に」
「もうヤダこの集団!!常識を返して!!」
「・・・・おめでとう、君も守りでは我らのところへ片足を入れている」
「イヤダァァァァァ!!」
「ほら、取り乱さないで、おとなしくしろよ・・・外に出ようとするな!!草や阿呑ならともかくお前がやると轢かれて死ぬぞ!!」
この後、半刻で洛陽に辿り着き、其処には既に満身創痍の一真が在ったとさ(主に精神的なダメージが大きい)
そして彼は部屋に阿呑によって運ばれた・・・・俗にお姫様抱っこと呼ばれる運び方で・・・・